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北朝鮮の「苛立ち(いらだち)」

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◆2011/12/20(火) 北朝鮮の「苛立ち(いらだち)」

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厳寒中でも軍事訓練を視察する故金正日労働党総書記。
視察日は不明。朝鮮中央通信が2011年12月13日報じた。

金正日。評価は様々だ。
日本では散々だが、中国はどうか?
中国政府の楊潔篪外交部長は記者会見して次のように述べた。


「朝鮮の党と国家の偉大な指導者である金正日同志は、朝鮮の社会主義革命と
建設偉業のために精力の限りを尽くし、不滅の功績を積み上げた。
金正日同志は、中国人民の親しい友人である。
中国の党と政府と人民は、金正日同志の逝去に深い哀悼の意を表す。
中国人民は、金正日同志を永遠に記憶するだろう。
われわれは、金正恩同志と朝鮮労働党の指導のもと、朝鮮人民が一心団結して
悲しみを力に変えて社会主義建設の諸般の事業で引き続き新しい成果を収め、
朝鮮半島の恒久的な平和と安定を実現する為に新たな寄与をするものと信じる。」

中国政府は“金正日同志”の逝去に深い哀悼の意を表している。
これは“同志”と“友好国”に対する当然の弔意である。
一方、日本と韓国は、深い哀悼の意を表わさず、全軍に警戒態勢を命じた。
これは“敵国“あるいは“仮想敵国”なので仕方がないといえば仕方がない。

仕方がないが…、
これは、北朝鮮を“敵国“あるいは“仮想敵国”としておきたい「軍産勢力」の
洗脳工作が功を奏している! ということだ。
ようするに「軍産勢力」は、北朝鮮と日本が仲良くされては困る! のだ。
だから北朝鮮と日本が常に不仲になるように、敵意と憎悪心を抱かせるため
の世論操作や洗脳工作がマスコミを使って執拗に続けられてきたのだ。

北朝鮮は、かつて日本の植民地だった。
つまり北朝鮮にとって、日本は“宗主国“である。
不思議なことに、植民地化されても、“宗主国“に対する思いは、深い。
この北朝鮮の“深い思い”は、“米国に対して日本が抱いてきた思い”と良く
似ている。ウリ二つといってもいい。
それは愛憎が複雑に入り交じっているが、「憧れ(あこがれ)」に近い感情だ。

まして…、
金正日には日本人の血が濃厚に混じっているのだ。
つまり、金正日の実父は金日成ではなく日本人(朝鮮名:金策)だ。
そういうことなので、金正日が日本料理が大好き! なのだ。
横田めぐみさんを「拉致」したのも日本の“天皇制”に対する思い入れだった。
そのようして金正日は、金正恩という“尊貴な後継者”を育ててきたのだ。
そしてまた金正日は、日本帝国の“残置諜者”を温存してきた…。

なにはともあれ…、
北朝鮮が国をあげて研究してきたテーマは、「主体思想」と「天皇制」だった。
韓国に亡命した黄長燁は、研究の第一人者だったので政府要人になれた。
そのようにして、北朝鮮は日本帝国時代の天皇制を見事に真似てきた…。

北朝鮮の“国体”(国家の基礎となる体制)は、だから、「天皇制」なのだ。
ようするに、北朝鮮は「天皇制」を模倣した王朝国家なのである。
つまり、「金王朝」!

結論を急ごう。
「金王朝」の日本に対する思いは、「憧れ」から「苛立ち」に変わっている。
金王朝の「苛立ち(いらだち)」とは…、
「あの強大で偉大な日本帝国は何処に行ったのだ?!」
「アメリカ帝国主義とあれほど雄々しく闘った日本が、今はアメリカのメカケ…」
「もう一度アメリカと闘え! とは言わない。せめて独立する気概をもて!」
…ということだ。
北朝鮮は、アメリカの属国・属領・メカケにされ、米国の言うがままの日本が
なさけなくも、じれったくてならない…。
という感情。これが宗主国・日本に対する北朝鮮の「苛立ち」の中身である。

長くなった。このへんでやめる。
北朝鮮の今が分かる下の動画は、きょうの“おまけ”ね。
>>動画  【平壌12月19日発 by朝鮮中央通信】

http://grnba.com/iiyama/index.html
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