ドラゴン、西東
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/02/26 21:31:31
東洋世界と西洋世界で共通の架空生物と言えば
今年の干支である『龍』『ドラゴン』ですねぇ。
この架空生物、型にはまった定義があるわけでは決してなく
時には蛇のでかくなったものから、人間の頭を持ったものまで
その種類はさまざま。
共通している姿は空を飛んだり、人智を越えた知能と特殊能力などでしょう。
しかし、このドラゴンの姿は実は人類の古代社会を取り巻く自然の姿であり
それらに対して人類がどう付き合ったかをあらわしていると言われます。
では東洋と西洋で、どう異なっているかです。
まずはRPGなどで出てくる西洋ドラゴンです
その代表格が北欧神話の『ファーブニル』などで
トカゲを巨大化させ角などを持たせコウモリのような羽を持たせます。
その多くが火をはいたり、毒の息や体液を周囲に撒き散らし力の象徴
あるいは、自然の強大な破壊力を現しているといわれます。
いろいろな神話に登場しますがその多くは超人的な英雄によって
倒されるとされています。これは言い換えれば
『力で自然に対抗する人類の姿』
とされています。
また、そのドラゴンの心臓を食べたり体液を浴びることによって
不死身になったり、鳥やほかの動物の言葉がわかったり、人類の願望も
含まれています。
で、干支に出てくる東洋ドラゴンです。
おおむね蛇が巨大化した感じです。
時に湖の底に伏し一度天空に飛び上がると風を呼び雨雲を興させ
嵐を巻き起こしたりします。
よく天候に結び付けられますが、姿を見ると幸運の前触れであるとされ、
神獣の麒麟とともに信仰の対象でもありました。
これはある意味
『自然に対し畏敬の念を払い、共生関係を望む』
この姿の象徴とされています。
ドラゴンを殺すなどは東洋世界ではありえません。
とまぁ、こんな感じでしょうか。
西洋と東洋の自然観の違いがこれだけ表される架空生物もいないでしょう。
が一般的な解釈ですからねぇ。東洋と西洋の龍の間に大きな価値観のずれがある模様。
西洋では自然の驚異に対して恐れ、
東洋では畏敬の念を抱く…とも言えそうな気が。
世界史的な争いの多さとも関係しそうな予感も……
こうやって考えると興味深いですね。
神話が大好きですが、改めて色々調べたくなってきちゃいました^^
せいようでは むかし ドラゴンと くまの せかいが あったとする せつも
あるようですね。。。
とうようでは やまたのおろちも いましたね。。。
かくうだからこそ ゆめが ひろがるのかもしれません。。
でも どうして かくうの いきものが えとに なかまいりしたのでしょうね。。。
ほかの いきものは すべて じつざいするのに。。。
ファルコン、いわゆる隼のことですが
龍とのつながりがあるのかなぁ?ということで調べてみました。
どうやら、隼のすばやい動きや穀物を食べる小鳥やねずみを狩取る習性から
竜神の使いとされたようですね。
天気と辛味があるかとも思いましたが、これはわからなかったです。