お花見
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2012/04/12 19:59:16
こち吹かばにほいおこせよ梅の花
あるじなしとて春を忘るな
皆さんご存知の天神様、菅原道真公の詩です。
さて、お花見の習慣はいつからあったのでしょうか?
確たる年代ははっきりしていませんが、奈良・平安期にはすでに貴族の行事として
定着していたようで、互いに和歌を交わしながら花をめでてていたそうです。
多少のお酒はあったでしょうが、カラオケはなかったでしょうねぇ^^;;
今のようなお花見の形になったのは江戸期です。
形式的にも弁当とお酒を持ち寄り、長屋単位で集まって騒いだと。
ところでサクラの花がなぜめでられるのでしょうか?
『パッと咲いて、パッと散る、潔い』
ということだそうですが、この感覚も江戸期の庶民文化に起因します。
そもそもサクラは、江戸期以前の戦乱の期間中は嫌われていました。
『パッと散る』=『家が断絶する・国は滅ぶ』
と、関連けられていたそうです。
ちなみにもう1つ嫌われていた花が『椿』です。
花が散るとき花びらなどが形をそのままに落ちることから
『首が刎ねられる』
とイメージされたためです。
それ以前のお花見は、主に梅でした。
香りがいいことや、色の種類が豊富であったり、開花期間が長いことなど
いろいろ言われております。
また、貴族の邸宅には必ず梅が植えられていたのもいかに好まれていたか
証明となるでしょう。
それがしもお花見は好きです。
みんなと騒ぐというのも好きですが、コップに花びらが舞い落ちる様子を眺めつつ
風に運ばれる若草のにおいに浸る、そんな感じがすきですねぇ。
デジカメにお花収めに行かなければ。もったいない。
なんて こうた?も ありましたね。。
にほんじんの おはなを めでる しゅうかん
とっても だいすきです。。。
おうちの ちかくのてんじんさまには ふじだなも あって
さくらが おわって はなみずきも さいたあと
きれいな むらさきの はなが たわわと なります。。。
おはなは いいですね。。。
どんな おはなも。。。
椿が縁起悪いとは良く聞きますが、桜もそうだったんですね。
確かに、余り良いイメージで書かれる事が少ないかも?
桜が綺麗だ好きだとは言いますが
私は、梅・桃・桜が見分けつかなかったりしますw