福音書
- カテゴリ:その他
- 2012/04/22 17:13:52
それがしがライフワークで歴史のあれこれを調べえいることはご存知かと。
先日知ったキリスト教の福音書の逸話を記載します。
今キリスト教が聖典としている福音書は
マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの福音書の4冊です。
そもそも福音書とはキリストの一生を教訓として記したものです。
しかし、常々疑問だったのは『キリストの弟子は13人いたのでは?』
『他の弟子の日記は無いの?』
ということです。
キリスト教は313年にときの皇帝コンスタンティヌスによって国の宗教とされ
本格的に世界的主教に拡大していきました。
で、その時点で福音書は50冊以上あったといわれています。
裏切り者とされているユダ。
娼婦から改心して伝道者になったというマグダラのマリア。
そもそも13人の弟子が世話をしていたのですから4冊では少ないですよね。
ローマ帝国がキリスト教を国教にする際に、選別が行われたのは
明らかな事実であります。
で、福音書がどの程度史実を書きとめているのかということにも疑問があります。
一番古いマタイの福音書でイエス・キリストの死後30年以上経過して
記されていると言われており、100年以上経過したものもあるそうです。
コンスタンティヌス帝が何らかの形で福音書の整理に加わったとか思われています。
なぜでしょう?
キリストの神秘性を持たせるためとされているとか、男性上位社会になじませるため
とか、いろいろ憶測が飛んでいます。
そもそもこれらの疑問が出てきたのは3種類の文書の発見です。
『死海文書』
『ユダの福音書』
『マグダラのマリアの福音書』
死海文書は異端とされた多くの福音書の断片が記載されていたため
物議をかもしました。
ユダの福音書では、裏切り者の代名詞であるユダが本当はイエスの
真の理解者として肉体から魂を解放させるために密告させたと記されております。
最大の事件はマグダラのマリアの福音書でしょう。
娼婦であったとされたり、何かとさげすまれていたこの人物の福音書には
他の福音書には無い『神の国への道のり』が記されていたとか。
イエスの死後、伝道者の一人として生涯を貫き通したことも問題視されました。
なぜなら、男性上位の社会で女性に説教されることは良しとされていませんでした。
にもかかわらず、多くの信者を集め迫害期にあったキリスト教の拡大に
大きく貢献したとも記されています。
2000年も昔の話ですから囲炉裏お手が加えられていても不思議ではなく
どの話が真実かということは確かめようがありません。
ただ、聖典選びにあたって少なからず取捨選択が行われていたのは
事実でしょう。
ちなみに世界3大宗教、仏教・キリスト教・イスラム教で教祖の存在が
一番不確実なのはキリスト教です。
戸籍が無いこと、両親の名前を含めて一般的に多いものであったことなど
いろいろあります。
イエス・キリストは存命中は『ナザレのイエス』といわれていたそうですが
名字がなかった時代ですからね。
末筆ですが、、ここに記載した文書はキリスト教を批判するものではありません。
あくまで疑問提示です。
キリストが だいくさんだったという はなしを
よんだことが あります。。
でも それも ほんとうか どうか わからないのかも しれませんね。。
はるか むかし。。。
2000ねんまえって はかりしれないです。。。
あまり考えたことなかったけど、言われてみれば人数的にあいませんね。
てか・・クリスチャンではないけどイエス関連の話しが大好きですb
世界の色んな事件、出来事は全て新約聖書にそって起こっているって知ってましたぁ?
といいますか・・
起こるべくして起きている・・んです;
これ話しだすとながーーくなっちゃいますからこの辺で^^
ああ興奮するわー