第三十九話マコンデって靴墨なの(世界半周旅行記)
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2009/07/12 14:53:36
冒険を夢見るすべての人にささげる世界半周旅行記
第三十九話 マコンデって靴墨なの
(前回までのあらすじ)
バスは満員で、屋根の上に乗って移動しました。
椰子の葉っぱが攻撃してくるのを避けながら...
途中バスが故障し、12時間ほど修理待ちでした。
修理が住んだら、修理代を乗客から集めていました。
お祭りをみて、イカ焼きを食べて満足。
ダウ船に乗って、タンザニアに戻ってきました。
(7月5日)
朝から、ブルンジ大使館に行って、ビザの申請をしてきました。
今日は、サバサバというお祭りの日で、農業を祝う日のようです。
サバサバ会場に行くと、各国の見本市みたいな展示があり、それを見て回りました。
家具などは、かなり良くできているものを展示していました。
夕食は豪華に4000シル(3000円)のお食事でした。おごってもらいましたが。
(7月6日)
朝から、ブルンジ大使館に行って、申請してたビザをもらってきました。
その足で、ルワンダ大使館に行ってビザを申請すると、ビザは丸一日かかると言われました。
でも、今晩出発の予定だったので、そこを何とかと頼むと、すんなり発行してくれました。
なぜか、そこで、英語がうまいと褒められてしまいました。
午後から、マコンデ村に行きました。マコンデというのは、黒檀の木から作られる人形ですが、
黒くするために、靴墨を塗っているという噂です。はい、どこでも、靴墨を使っていました。
でも、安かったので、お土産用に3個ほど買っていきました。
GPOに戻り、船便で、荷物を送ってほしいというと、4時5分前だからだめだと言われました。(※1)
明日来いと言われましたが、今日キゴマに向けて出発するんだとチケットを見せると、
なんで朝に来なかったんだといわれ、あれこれと説明する羽目になってしまいました。
英語とスワヒリ語混じりで説明しました。スワヒリ語の単語の方が先に思いつくので、
へんてこりんな文章というか、会話になってしまいました。
すぐに書類書くし、tayarishaだからというと、いやいやOKしてくれたので、大急ぎで出しました。(※2)
今日乗る汽車は、18時10分発です。1時間くらい前には駅に着きたいと思っていました。
なので、早めに宿を出ました。が、駅のそばの食堂で、注文をして待っていると、ややしばらくして、
それは、今できないといわれるのを2回も繰り返してしまったために、駅に着いたのは出発の
15分前でした。
(7月7日)
今日は一日中汽車の中でした。出発したダルエスサラームは、タンザニアの東端、目的地の
キゴマは、タンザニアの西の端。つまり、国を横切る大横断です。
昨日の夜出発して、到着するのは、明日の朝になります。
2等の寝台をとったので、ずーと横になっていられるので楽でした。
でも、南京虫がいるらしく、昨日は、100円ライターで南京虫と戦いました。
駅に着くと、いろんなものを売りにやってきます。駅と行っても、ちゃんとしたホームが
ないところもあり、広々としたところに停まったりという感じです。窓から、コーラを買おうと、
500シル(400円)出すと、両替に行ったまましばらく帰ってこなかったので、
心配してしまいました。ゆで卵と、ジュース、ブドウなどを買いました。
昼は、ムシカキを食べました。ピラウなども売っていました。(※3)
夜10時頃どこかの駅に着いたので、隣の人に、Ninataka kula chakula.(何か食べたい)と言ったら、
じゃあ、連れて行ってやると、駅から500mくらい離れた食堂に連れて行ってくれました。
食事中に列車が出てしまうんじゃないかと、少し不安になりながらも、30分くらいその
食堂にいました。駅に戻ると、そこにいた列車は、ムワンザ行きで、私が乗っていたキゴマ行きの
列車ではありませんでした。まさか、と思いましたが、キゴマ行きの列車は、その横のレールにいました。
ふ~。
(第四十話につづく)
※1 GPOは、中央郵便局。必ずここには顔を出すようにしています。
※2 tayarishaは、準備ができているという意味のスワヒリ語。
※3 ムシカキは串焼き肉、ピラウは炊き込みご飯。よく食べられています。
サバサバというお祭りを見に行きました。
見本市みたいな所でしたが。
マコンデ村で、靴墨できれいに黒くなったマコンデを買いました。
夜、キゴマに向けて、長距離列車に乗って移動しています。
駅でいろんなものを売っているので、不便のない旅行です。
明日は、タンガニーカ湖を渡ります。
次回、「第四十話 ブルンジは親日国」をお送りします。
乞うご期待。
うーんと、多分黒檀使ってるんでしょうけど
すこし黒っぽくない部分とか在るので、仕上げに靴墨を塗っていると思われます。
tottocoさん
いや、普通の人形だと思いますよ。人間がおおいですけどね。
アフリカでどうして具合が悪くならないかと言えば、
さすがにアフリカでは生水は飲まないからです。
きつく飲むなと言われてますから~
ジュネさん
なら、南京虫の痒みを体験させてあげたい。
亀吉さん
肉は、マトンか牛肉みたいです。
こちらでは、肉はたくさん食べますよ。
☆★PAPI★☆さん
はい、体験記です。
もう、ずいぶんと昔の話ですけどね。
これから行くブルンジとか、ルワンダは
いまでは、首都くらいしか行けないそうですが、
昔はあっちこっち行けましたから。
南の島のヒロさん
そうそう、スワヒリ語を話す人は、しりとりが終わりません。
ンゴンベとか、ンディヨとかと、ンから始まる言葉が
たくさんあるので。
大昔にケニア国立大学のメンバーと少しだけ、付き合ったけど・・・・・ンとか、ムから始まる名前に苦労したわ。
おもしろくて、情景が浮かびます^^
文才があるのが羨ましいです。
ムカシキは、何のお肉だったのでしょう?牛肉かしら?
病気に気をつけて旅を続けて下さいネ⌒☆
ビザ発給ばかりで、面倒ね。
赤いパスポートの威力はないの?
どこの国でも、援助してるんじゃないかい。
とても面白い
あれってなんだかちょっとえっちなのばっかでしょ?┐(^-^;)┌
そういえばアフリカでは具合悪くなんないね・・・インドって(´・ω・`)
本場の人形でも本物の木はつかってないんですね~。
いや、逆に本場だからかな??