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風疹大流行と「赤ちゃんを守れキャンペーン」


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[GEN 868] 風疹大流行と「赤ちゃんを守れキャンペーン」


風疹大流行と「赤ちゃんを守れキャンペーン」       原田 和明

風疹が近年になく大流行しているとのことです。妊娠初期の女性が風疹にかかると
赤ちゃんに重大な影響が出る可能性が高いから、皆さんワクチンを打ちましょう!
とマスコミが盛んに宣伝しています。大流行しているからワクチンを打つのか?
それとも、ワクチンを打つ人が増えたからその副反応として風疹が大流行して
いるのか? ワクチンは風疹の対策なのかそれとも大流行の原因なのか?
それが問題だ。

産経ニュース2013年4月9日22:45より

(以下引用)
風疹、大流行おさまらず
風疹の流行が止まらない。国立感染症研究所(東京都新宿区)は9日、年始
から今月3日までの全国の患者数が2903人に上り、2月後半からは毎週300人を
超えるペースで増え続けていると発表。患者数は昨年同時期に比べ25倍にも
達しており、田村憲久厚生労働相は同日、妊娠を希望する女性や家族は予防
接種を受けるよう呼びかけた。

患者の多くは子供のころに予防接種を受けた人が少ない20~40代の男性で、
都市部での流行が目立つ。流行のピークは春から夏にかけてで、今後も増え
続ける恐れがある。風疹は発熱や発疹などの症状が出るウイルス性感染症。
重症化や合併症の危険は低いが、妊婦が感染すると、胎児が難聴や心疾患、
白内障、発達の遅れなどの先天性風疹症候群になる可能性がある。田村
厚労相は「妊娠すると予防接種が受けられないので、妊娠を希望する女性や
家族は、予防接種を受けてもらいたい」と呼びかけた。
(引用終わり)

流行の主役は、「子供のころに予防接種を受けた人が少ない20~40代の男性」
とのことです。なぜその世代の男性が予防接種を受けていないかというと、
日本で風疹の予防接種が始まったのが1977年で、しかも、対象は女子中学生だけ
だったからです。そして、1994年に生後12~90月未満の男女に接種と改められ
ましたから、10代の男子は大丈夫だということのようです。

NHK5月9日のクローズアップ現代でも「風疹大流行~遅れる日本の感染症
対策」の中で、風疹大流行の原因は国がワクチン接種を義務付けず、個人の
判断に任せたため接種率が大幅に低下したからだ」と断定的に結論付けて
いました。

一応、スジは通っているようにも見えます。しかし、「20~40代の男性」と
いえば、「予防接種を受けてもらいたい」との圧力を受けた「ターゲット」
でもあります。厚労省の呼びかけに従ってワクチン接種を受けた結果、風疹に
感染して大流行の主役となっているという可能性も否定できません。

ところで、「20~40代の男性」にワクチン接種を勧める厚労省の呼びかけは
ヘンです。そもそも、妻が罹患した経験があれば、その後感染することがない
ので、その夫が胎児の先天性風疹症候群を心配してワクチン接種を受ける必要は
ありません。ワクチン接種を受けたことがあれば、「接種後、五年ほどは抗体価
が下がるが、それ以降はほとんど下がらず、生涯にわたって免疫が持続する」
(東京新聞3月12日)ということですから、この場合もその夫がわざわざワクチン
接種を受ける必要がありません。

厚労省が胎児の先天性風疹症候群を心配するなら、夫にワクチン接種を勧める
前に、まず妊婦に抗体検査を受けるよう勧めるべきでしょう。

ところが、「風疹Web」(http://hushin.web.fc2.com/kensa.html)によると、
妊娠初期には必ず風疹検査が行なわれているというのです。

(以下引用)
まず妊娠初期には様々な検査をするかと思います。その中でも、風疹検査
(風疹抗体価検査)は、風疹の免疫があるかどうか、産婦人科では必ず行われ
る検査です。母子健康手帳には、検査名として、風疹抗体検査、風疹抗体価
検査、風疹HI検査などと記載されます。
(引用終わり)

妊婦に「適度な免疫がある」とわかれば、夫を含む周囲の男性はワクチンを打つ
必要はありません。それなのに、最近の報道は、夫だけでなく、職場に妊婦と
なる可能性がある女性がいれば全員ワクチンを接種するよう強要しているかの
ようです。東京新聞(3月12日)でも、「(抗体)検査は必ずしも必要ない。抗体
がある人がワクチンを打っても問題ない。さらに免疫が高まる」という医師の
発言を紹介して、とにかくワクチン接種を受けるよう勧めています。

何かヘンだなと思って調べていたら、「ストップ風疹プロジェクト」という、風疹
ワクチンキャンペーンが展開されていることがわかりました。NHKのサイトに
あります。http://www3.nhk.or.jp/news/stopfushin/

ところが、このキャンペーン、国立感染研究所が5年もかけて取り組んだワクチン
接種率向上大作戦が空振りに終わったため、新たにマスコミの力を借りて
リベンジに乗り出したというのが実態のようです。

風疹そのものは重症化する可能性が低く、また「3日はしか」と呼ばれている
ように治癒までの期間も短いし、多くの場合、一度感染すれば抗体もできて
二度かかることはほとんどないということですから、そもそも、「風疹が大流行」
と云ったところで、パンデミックに発展する可能性は低いと考えられます。
だから、必要性の低いワクチンの接種率向上大作戦が空振りに終わるのは必然
だったのです。

厚労省が勧める風疹ワクチンは、麻疹ワクチンとの混合(MRワクチン)ですが、
そもそも、麻疹ワクチンにはトラブル続きの歴史があります。国立感染研究所・
感染症情報センターの「麻疹の現状と今後の麻疹対策について」の会合資料より
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/12/s1213-5d.html

(以下抜粋して引用)
1966(昭和41)年に日本で最初の麻疹ワクチンの接種が始まったのですが、
生ワクチンの副反応(麻疹にかかってしまう)が強く、1969年からは高度
弱毒性ワクチンに切り替えられました。そして1978年10月から念願の定期予防
接種に組み込まれたものの、安定剤がアナフィラキシーショックを含む重篤な
アレルギー反応の原因となることが判明した。1989年には麻疹、流行性耳下腺
炎(おたふく風邪)、風疹の三種の生ワクチンが混合されたワクチンMMRワクチン
が開発されたが、無菌性髄膜炎多発の問題が解決せず、MMRワクチンは1993
(平成5)年4月、接種が中止となった。
(引用終わり)

これをみると、「ワクチンの副作用はほとんどない」(東京新聞3月12日)という
医師の言葉は信じてよいのか疑問です。これでは、国民のワクチン離れは当たり前です。

そこで、装いも新たに始まった「ストップ風疹プロジェクト」では、脅し文句を
「赤ちゃんを守れ」とリニューアルし、ターゲットを「妊婦のまわりにいる男
たち」にするというアイデアが斬新です。ワクチン接種を拒む男たちはまるで
赤ちゃんにとって生存を脅かす存在のように仕向けて、無関心層の顧客化
に成功しつつあるといったところでしょう。

この手法は、違法な震災がれきの広域処理を、大手広告代理店の力を借りて
(30億円払って)国民の情緒に訴える作戦で成功した環境省の経験を踏まえ、
二匹目のドジョウを狙っているかのようです。



2013/05/25 21:10
http://archive.mag2.com/0000083496/20130525211000000.html

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2013/05/29 21:29




予防接種の害…『キッズ・トラウマ』第3章抜粋

カテゴリ:美容/健康
2013/02/07 16:51:36
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=689818&aid=47817650



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2013/05/29 21:14





米国の子どもの自閉症、10年間で78%増加

カテゴリ:美容/健康
2012/04/01 23:46:03
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=689818&aid=38870231




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2013/05/29 21:10




ワクチンと自閉症の切っても切れない関係

カテゴリ:美容/健康
2012/04/01 23:58:02
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=689818&aid=38870664




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2013/05/29 21:09








MMRワクチンで自閉症…データは捏造

カテゴリ:美容/健康
2011/12/05 23:42:18

http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=689818&aid=34898143









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