スーホの白い馬☆
- カテゴリ:20代
- 2013/07/08 20:02:28
皆さん、絵本「スーホの白い馬」知ってますか?
昔、モンゴルにスーホと言う貧しい羊飼いの少年がいました
ある日、スーホは産まれたばかりの白い馬を拾いました
スーホはその白い馬を大切に大切に育てました
年月が経ったある日、競馬大会が行われ、スーホは白い馬と
一緒に出場しました
スーホは1等を獲りました。殿様は「その白い馬をよこせ」と
命令しました
スーホは白い馬を持って帰ろうとしました。すると、
殿様の家来達に暴力を振るわれ、ぼろぼろになって、
白い馬を奪われ、家に帰っていきました。
スーホは、来る日も来る日も馬の事を考えていました
その頃、白い馬は、殿様の元から逃げ出してました。
「その白い馬を捕らえろ」という殿様の命令により、
家来達は、馬に向かって、沢山の矢を放ちました
そのたくさんの矢が馬に刺さりました
それでも馬は、スーホの家に向かい、
やっと辿り着いた時、馬は息を引き取りました
ある日、スーホの夢に白い馬が出てきて
「私の骨や皮を楽器にしてください。
そしたら、私はずっとあなたと一緒にいられます」
と、馬はスーホに言いました
スーホは言われた通り、馬の骨や皮で楽器を作りました
それが馬頭琴と呼ばれ、モンゴルに広まったそうです
とっても好きなお話です☆
が、その「スーホの白い馬」、最近本屋さんで見たら
「スーフの白い馬」というタイトルで新しいタイプの
絵本が出てました。、、、「スーフ」??
元の「スーホの〜」とは違い、やわらかいイラストに
もとのお話より残酷な場面が少なくなってました
ん〜〜〜、小さい子供に少しショックが大きいから
親しみやすくしたのかと思いますが、あの力強い元のイラストや
モンゴルの雰囲気や理不尽さが薄れてしまったのが残念な
気がしてならない今日この頃です><
童話なども、新しくなっていってる中、元々の物語って、
とても力があり、魅力が詰まっているのだと改めて実感しました☆
「スーホの白い馬」小学校の時、国語の教科書に載って
いたのでよく覚えています。
残酷かもしれませんが、それだけラストのスーホと白い馬の
絆が心に染みるお話なんですけどね…「残酷だから」というのは
表面的なとらえ方しかされていないんだろうと思います。
日本の昔話も、ずいぶんアレンジされている物は多いです^^;
手前味噌ではありますが、つい最近「七夕物語」というマイブログで
中国の七夕起源のお話を載せてみましたので、良かったらどうぞ(*´∇`*)
私たちが知っているお話とずいぶん違うんだな~と思いますよ。
とっても、可哀想なお話ですね・・・><