Nicotto Town



昔、むか~しのお話

レンタカーを借りて、一人で北海道を一周したことがある。
ガイドブックを頼りに走りながら、
その日の宿はその日に決めるという行き当たりばったりの旅。

稚内から南へ下ったところに、豊富温泉というところがある。
天然温泉なのに、何だか石油臭いのはガイドブックのお告げの通り。
その日もさびれたような民宿に泊まった。食堂という名の掘りごたつには
先客の男女が一組。着くずした制服姿から観光バスの運転手とガイドと分かる。

「兄ちゃん、一緒に呑もうや。」
運転手に話しかけられ、暫し歓談。
何でも、観光バスのお客はもっとグレードの高い宿に泊まり、運転手とガイドは安宿で我慢だそうな。

「明日札幌へ向かうなら一緒に走ろうや。」
と、妙に人懐こい運転手の誘いを丁重に断る。折角のサロベツ原野の大自然を、
観光バスのケツに付いて走って台無しにしたくはない。

ともあれ、あれ以来ずっと気になっていたのは、
たまたま素浪人が来なかったら、あの日のあの宿は、あの運転手とガイドだけだった筈。
二人っきりで呑んで食べて泊まって。。。ヘンな事にはならないのかねぇ。

その後何年かして、チャットでたまたま観光バスの運転手をしているという人に出会った。
ふと、北海道の一件を思い出し、好奇心旺盛な素浪人の事とて、訊いてみましたとも。
そしたら何と、

「あ~、普通にあるよ。」だとさ。

さ、寝よ。。。


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2013/09/15 06:08
ヾ(ーー)σ アレじゃろ!ナニじゃろ?な!
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2013/09/13 23:34
なにがあったんでしょう(ღ◜◡‾)(‾◡◝ღ)ネ~♪
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2013/09/13 13:54
なんとなく…
座敷童も一緒だとか…
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2013/09/12 20:32
朝までふたりで部屋の隅でしゃがんでいたりとか…ヾ(。。ヾ)☆パキッヽ(ーー#)



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