Nicotto Town



詩集「落ちこぼれ」★



 読書の秋、作者の名前であいうえお順から読んでみようと思い、
 実践中★

 ア行の「あ」は浅倉三文さんの「嘘猫」。
 「う」は宇江佐真理さんの「深川にゃんにゃん横町」。
 猫づくしの時間を過ごしました★
 が、
 猫ばかりだと、視野が猫ばかりになってしまったり?
 だって好きなんだも〜ん♥いいんだも〜ん♥とは思いつつ、
 図書館で詩集のコーナーも覗いてみました★


 詩なら、金子みすゞさんも好きです^^
 

 すると、いの列に、「茨木のり子」さんの名前が目に入りました。
 昔、母の本棚にあった人の詩集です。タイトルは「落ちこぼれ」
  さっそく借りて読んでみました。

  化学や医療を学んでいたそうです。そして、戦争や敗戦、
  日本の転換期や、それから日本で起きた闇の部分を見てきた時代を生きて
 きた茨木さん。大阪で生まれ、学生時代は愛知、それから埼玉等に
 移り住んでいたとの事。埼玉は所沢、、、というところに親近感★
  とてもストレートで、深い詩ばかりでした。そこには、隠された思いが
 のせられていると思いますが、じ〜っと、静かに見つめる作者の瞳を
 感じる作品ばかりでした。


  そんな茨木さんの詩集から




  落ちこぼれ

  和菓子の名につけたいような優しさ
  魅力も風合いも香るのに
  落ちこぼれ
  華々しい意志であれ


  短い詩から印象に残った部分を抜粋してみました★
  皆さんの心が輝いていきますように★

  

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2013/10/26 12:33
秋の夜長

そんな時間もイイねw



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