雨の日の翁
- カテゴリ:日記
- 2013/11/15 22:41:32
小雨の降りしきる中、ハロワに出かけるために家を出た時足を引きずりながら
傘をさしているご老人がおりました。
その横を通り過ぎた途端『ドサッ』という音が
振り返ればその後老体が倒れているではないですか。
あわてて傘とカバンを放り出して抱き起そうとしました。
ご老体は『一人で何とか立ってみます』と言われるのでしばらく手を控えましたが
四つん這いにもなれない様子で苦しそうだったので我慢できず手を出しました。
『カバンが濡れます』と言って遠慮されてたんですが『防水しております』と
しかし、何とも軽い感じで痩せていて、亡父を思い起こしました。
『ありがとうございます』と1度2度となく繰り返し礼を言われましたが
当然のことをしたこちらとしては、帰って赤面した次第。
とにかくどこも打たず無事に帰られた様子に安堵しました。
さて、放り出した傘は、骨が折れておりました^^;;
物は大事にしなくてはなりませんなぁ。
でも・・よいことされたと思います。
傘の骨は結構すぐ折れちゃうんですよね。。
あなたは立派な人ですね。
「ありがとうございます」この一言が
最高の報酬です。