Nicotto Town


マイペースにやってます♪


【6】 キュウリ を 3本 手に入れた✧

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カッパの家族とフー太郎

http://www.nicotto.jp/town/monthlyevent/howto?event=cucumber


その6 自然広場で、さがしてみた。
普通のキュウリ を 手に入れた✧
白いキュウリ を 手に入れた✧
曲がったキュウリ を 手に入れた✧


✿。+ Story(今回は、微妙に、二次創作) +.゜*


少女は、お風呂のカーテンのそばで
目を覚ましました。

「え? もう、こんな時間!?
 学校が、創立記念日でよかったー…」

――今日は、もともと学校がない日でした。

見ると、フランカも、サラちゃんも、
青い鳥のコバルトも、ベッドで寝ています。

カナリアのモレビーは、本棚の上で寝ています。


「キュウリ疲れですね」
「そうだね」

くまの駅長と、仔うさぎのペール・ブルータスが、
ひそひそ声で言いました。


少女は、みんなに先に寝るように言って、
ベッドを貸したところまでは、はっきりと覚えていました。

「ええと、それから、何だっけ?
 お風呂で、何かを洗おうとしてて……」

ぷかり。

ふいに、湯船のお湯から顔を出した
大きな真っ白いアザラシと、目が合いました。

「そうだ。たしか、マロを洗ってたら、急に眠くなって…」


マシュマロのように真っ白くて、抱き心地もいいので、
少女は、このアザラシを、マロと名づけました。

マロは、少女の手を、くんくんしています。


「そういえば、アスカは?」
「3本、見つけたわよー♪」

「すごい!

少女は、驚いて、そう言ってから、
しまった、みんな寝てるんだった! と思って、
急に、ひそひそ声になって言いました。


「雨、大丈夫だった?」
「晴れてたわよ?」

「どこに探しに行った?」
「自然広場よ」

「じゃあ、別のとこを探そうかな…」


少女が白い袋の中を見せてもらうと、
瑞々しいキュウリが、輝いていて――

「しかも、すごい! 全種類コンプ?
 私は、1本見つけるのが、やっとだったのに」

もう一度、よく見ると、
あのハスの葉もいっしょに入っています。

少女は、小さなハスの葉だけ
返してもらい、今度は自分が探しに行くことにしました。

「じゃあ、行ってきま~す」


少女が、ひそひそ声で手を振ると、
起きている一同が、手を振り返して見送ります。

パ…タン…

いつもより、もの静かに部屋のドアが閉まると、
一同は、考え込んだ顔に変わりました。

マロもいっしょに部屋を出たからです。


――いったい、なぜ?





✿。+ つづく? +.゜*



関連リンク

【5】 ならんだ 5つのキュウリ
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=454893&aid=55716048

【7-1】 白いキュウリ を 手に入れた✧
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=454893&aid=55719127





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