頑張らなきゃ・・・
- カテゴリ:日記
- 2014/05/13 09:34:10
怒涛のごとく忙しかったGWも終わり、やっと今日から通常の生活に戻りました。
4日が母の一周忌法要で(9日命日ですが)
5日早朝に義祖母が亡くなり、7日通夜・8日告別式。
7日に友人の旦那さんが亡くなり9日通夜・10日告別式。
弔事ばかりのGWでした。
中でも友人のご主人の葬儀は参列者も号泣でした。
若かったせいか葬儀も斬新。
大好きだった矢沢永吉の音楽をガンガン流し
棺の中には、YAZAWAのタオルが肩にかけられ
猫のぬいぐるみに囲まれたご主人が静かに眠っておりました。
結婚式さながら、生い立ちから最近までの姿を上映し
妻から夫への最後の手紙をナレーターが読みます。
幼い頃の写真を見て、ご両親が泣き崩れました。
その姿があまりに悲痛で参列者も号泣。
一人息子さんでしたからね…
友人(喪主)は夫を名前ではなく、いつも呼んでいた「せいちゃん」と
葬儀でも呼び、挨拶文なども全て「せいちゃん」になっていました。
子供ができず、愛猫を我が子の様に可愛がっていたので
シャムネコのぬいぐるみをたくさん棺に入れたようです。
体が大きいご主人の周りには、沢山の遺品が詰め込まれておりました。
心臓の大動脈瘤が破裂し、即死状態だったようです。
お母さんが地元(私の家の近所)で居酒屋を経営していて
お店のお客さんとマージャン中だったとか。
言葉も言わずバタッと倒れてそのまま…
本当に急過ぎて、若過ぎて、ビックリしたとしか言いようが無いです。
友人は気丈に振る舞い、いつも通り笑顔で冗談を言っておりました。
何て声をかけようか悩んでいたけど、拍子抜け。
田舎の元ヤンキーだから、言葉も気も強い女性です。
でも焼香の際、祭壇を背に向け参列者に深々と頭を下げたまま動かない。
やっと上げた友人の顔は真赤で涙でぐちゃぐちゃ。
その後もすぐに焼香が出来ず、下を向いて暫く立っていました。
気の強い女性だけれど、子供がいなくてよかったと思ったけれど
違っていたのかもしれません。
最後に友人が
「せいちゃん、もう一度サチって呼んで」と、ご主人に抱きついた時
胸が張り裂けそうでした。「サチ」は友人の名前です。
約40年生きてきて、沢山の葬儀に出たけれど
若い方の早過ぎる葬儀は増して辛いですね。
その後、友人はいつも通り明るくまた冗談を言い
月曜から仕事をしております。
私も気持ちを切り替えて、今日からまた頑張らなきゃ…