Nicotto Town


マイペースにやってます♪


第120弾「雨の日も、コーヒーを飲みに 1」

雨の日も、コーヒーを飲みに 1

もらったステキコーデ♪:60

今回のコーデは、
私の中では、過去最高だと思います!

天気に関係なくコーヒーを飲みに行くのは、実話です。



*.+。+。+ Story +。+。+.*


少女は、コーヒーが大好きでした。

小学生のころから、
雨の日も、晴れの日も、くもりの日も、寒い日も、
カフェへ行って窓際の席にすわり、景色といっしょに
ブラックのコーヒーを味わうのが日課でした。



ザー…

雨は、静かに降り続いています。


――やがて、夕方になりましたが、
カーテンを開けたままの窓の暗さは、
朝と変わりませんでした。


「いってきます」

ペットたちとたわむれていた少女は、
ふいに床から立つと、犬の小太郎をつれて、
2階の部屋を出ました。

そして、ドアを閉めようとしたとき、

「ピィ!」

カナリアのモレビーが追いかけてきて、
少女の右手にとまりました。

「じゃあ、3人で行こうか♪」
「ワン!」
「ピィ、ピィ」


そんなわけで、いっしょに
カフェに向かうことになりました。


「エスプレッソを1つ、お願いします」

少女が、ふと窓の外を見ると、
見覚えのない、大きな葉が揺れています。


少女は、不思議な気持ちになって、
その立派な葉を、まじまじと見つめました。


その葉のそばで
姿勢を正して、おすわりしていた小太郎は、
うれしそうに少女を見つめたまま、
ガラスに鼻を押しつけました。

モレビーは、窓枠でうとうとしています。

――“ペット可”じゃなかった。ごめんね。

少女は、外で待っているペットたちに、
心の中で、確認をわすれていたことを謝りました。


ただ、よく見ると、小太郎とモレビーは、
カフェの屋根によって雨から守られていて、
大きな葉は、それより外側に出ているために、
雨粒を受けているのでした。


「楽器みたい」

と、少女は小さくつぶやきました。


空から飛び降りてきた雨粒と、
それを受け止める大きな葉が奏でるメロディ。

――どこかで聴いたような音です。


「もしかして、ハスの葉っぱ?」


――少女は、庭にまいた
ハスの種のことを思い出しました。

目が出て、肥料をあげたあと、どうなったでしょうか?


レジでコインを払い、紫陽花の傘をさして
小太郎とモレビーと3人で家に帰ると、
もう夜になっていました。


✿つづき (アルバム広場)
http://www.nicotto.jp/albumsquare/detail?user_id=454893&id=9416




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2014/05/23 07:08
>結友...♡゛さん、こめ大好きさん

ありがとうございます(*´▽`*)
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2014/05/19 22:16
あっという間に梅雨の時期に入るのかな!?。。。。

ステキ水&ステキコーデ。。。。
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2014/05/19 17:04
こんにちは*
コメントありがとうございます^^

ひかりのさんの今のコーデ、とっても素敵です+*。・
すてき凸凹ポチッ‼*




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