Nicotto Town



○さん(一部・・・追加)

ネットでブログを書き始めたばかりの頃、勝手にこの人と妄想競演した。

ちょうど今位の季節でまだ・・・が・・・・・・・・・・・で文中に改行を入れ始めた
ばかりで、時々よくわからないうさんくさい短歌っぽいのが冒頭にあった。


「霧の夜 車灯が傍ら 過ぎて行く

 見上げる空は 星影も無し」
..........................................................

 僕が住んでいる所はこの季節になると、

 時々、霧がでる。

 最近、職場の人間と酒を飲み、結構酔っ払って、

 終電に乗って帰って来た。

 駅を降りると濃い霧が出ている。

 僕は改札を出て右に歩き、通りを渡って

 路地に入った。

 それにしても霧の夜に道を一人で歩いていると

 言うのは、何と無く不思議な世界の入り口に

 向かって歩いている様な気がして来る。

 その内に僕は夜中の坂道を

 「世にも不思議な物語」のメロディーを

 小さく口ずさみながら歩いていた。

 坂道の途中にあるアパートを通り過ぎる時、

 道のすぐ側に人の気配があるのに、気付いた。

 見ると若い女の子が「世にも不思議な男」を見る

 様な目でこちらにずっと、視線を送っていた。

 僕はばつの悪い思いでギクシャクとして、

 そこを通り過ぎた。
................................................................. 

・・・

・・・

・・・

・・・


  
 僕がその話をすると、その人は、日本酒の

 入ったグラスを手に持ったまま、小さく頷き、

 やがて静かな口調で語り始めた。

 「そうですか…でも気にする事は無いと思います。

 自分は、失敗と言うのは誰にだって

 あるものだと思ってます。」
 
 その人はそう言って手に持ったグラス

 をテーブルに置いた。 
 .....................
 .....................
 .....................
 .....................

○さん・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

ご冥福をお祈りします。
 
 

アバター
2014/11/20 18:39
ヤクザ映画のイメージがありましたので
ふつうの役をみたのは「鉄道員」だけです
アバター
2014/11/20 01:53
ケンサン 安らかに。
間違いは、分かったら正せば良いでしょうね☆
アバター
2014/11/19 20:49
いきなりの訃報でびっくりいたしました。
私もご冥福をお祈りします。



月別アーカイブ

2022

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.