狙いすましたようなタイミング。
- カテゴリ:日記
- 2015/01/21 07:55:14
年末頃から既に拘束されていた疑いのある彼らを人質に動画を配信したタイミングが、ちょうど安倍氏が「イスラエル」を訪問した時だった。
――この狙いすましたみたいなタイミングが、やっぱりイスラム国が他のテロ組織と一線を画す存在だって思わされます。
これまでも、中東圏の危ない地域に行って、地元の武装集団に捕まって身代金や地元の政府や治安維持組織に捕まってる誰それを解放しろ、なんて要求するための人質になった方々がおりましたが。
そんな彼らとは頭の使い方が違う。
そんな相手に、安倍氏の考えのなさが浮き彫りになる会見。
……今回の事件。安倍氏が積極的な集団自衛権、使い方を間違えると今後こういう事件が増えるよ、っていうあまりにわかりやすい例だと思う。
確かに中韓相手に無抵抗主義を貫き通すのは難しいし、中東問題も日本だけ見て見ぬふりをするのが難しいのも分かる。
でもだからって、安易に戦力を投入するだけじゃ何の解決にもならないどころか、かえって余計な火種を産むことになる。
それはもう、あのアメリカの同時多発テロからのイラク・アフガニスタン戦争の結果を見れば火を見るより明らかだというのに。
それでも、アメリカに右へ倣えするばかりの安倍さんにはその「火」が見えないんですかね。
その割には火を煽って大きくするのは得意なよう。
今回捕まった人たちにも非はあり、でも圧倒的に悪いのはもちろんイスラム国。
だけど、日本の姿勢や情報発信にも全く非がないわけじゃないと思うんだよね。
ただでさえ「シャルリー」問題でピリピリしてるイスラム教徒に対して、平気で『キリスト』国家が支援する、イスラム教徒を虐げる『ユダヤ』国家の旗掲げた前で「人質解放しろ」なんて言っちゃうような人を首相にしてるんだから。