今日はデートの日です。

お相手はタオさん20歳、大学生です。

彼女とは、私が前回10月にベトナムに来たときに出会い、その時は、ホーチミンで一番高いビルに一緒に行った中です。
ちなみにそのビル、スカイラウンジに上るのに20万ドン（約1000円）、そこでマンゴジュースを頼むと20万ドンと、ホーチミンで一番高いマンゴジュースを置いている店だと思います。

で、昨日駱くんと分かれた後、タオさんを見つけ出し、今日のデートにこぎつけたわけです。

さて、どこに食べに行くかを決めるため、Webでよさそうな店を探します。
3ヵ所くらいに絞ったので、下見に出かけました。

最高気温34度のホーチミンは暑くて歩くと汗をかきます。
最初の候補であるクアンブイに向かいました。

ゲストハウスのレセプションのお姉さんに、行き方を教わりました。
丁寧に地図に道順まで書いてくれます。
でも、町の中心部でかなり広範囲で建設工事が行われていて、途中で大きく迂回しなければなりません。500ｍくらいも歩くのか～と思っていたら、みんな工事現場に入っていってます。近道をしているようなので、私も近道させてもらいました。

お店の近くは、矢鱈と日本料理の店が立ち並んでいて、「沖縄」から「北海道」までとりそろっていました。それに、ベトナム在住と思われる子供づれのお母さんとかが、お友達と日本語で話していたり、日本食専門店に入っていく日本人など、かなり日本人を見かけました。

クアンブイは、ベトナム料理店ですが、夜の部は17時からになっていました。
デートの時間は16時から18時までなので、ここはあきらめます。

次の候補のギースアンは近くにあります。
ここは、フエの王宮料理を食べさせてくれるところです。
お店の前にメニューを置いていたので、それを見たところ、セットメニューがあります。
これなら注文に苦労することはなさそうです。

最後の候補のニューハンゴンは少し離れていて、着いたときはのどが渇いていました。
なので、ストロベリースムージーを頼むことに。
でも、ウエイトレスのお姉さんたちは、なにやら話に夢中になってなかなか注文を取りに来てくれません。
また、食事メニューも単品から選ばなければならないので、このお店はやめることにしました。

さて、待ち合わせは16時で、それまでに時間があったので、Webでギースアンの評判と、何を食べるのがお勧めかを調べ、メモしておきました。

待ち合わせ約束の16時に待ち合わせ場所に行きましたがまだ来ていません。電話をかけてみると、20分くらい遅れるとのこと。
結局30分遅れでしたが、ベトナムではこれが普通とのこと。

タクシーでギースアンに行き、2階に案内されました。
先客が一組おり、日本人の年配の女性二人でした。

メニューは英語とベトナム語と日本語が併記されていました。日本のガイドブックにも取り上げられるほど有名なので、日本人に便利なようにそうしているのか、日本語のメニューがあるのでガイドブックに取り上げられたのかは定かではありません。

とはいえ、料理の種類が多く、10ページ以上のメニューから選ぶのは大変です、単品で選んだほうがセットメニューより安いらしいので、メモしてきたお勧めを頼んでみることにしました。

飲み物はグレープフルーツジュース。ベトナムで飲んだのは初めてです。
まずはバイン・ベオという米粉をつかった料理。トッピングは、海老のそぼろや、豚の皮だそうで、プルプルっとしています。でも、二人なのに6皿もでてきて、これだけでお腹が膨れそうです。
次ぎは干し海老とマンゴのサラダ。油で揚げたぱりっとしたおせんべいみたいなのがついてきます。これも量が多い。
それから、ベトナム風パンケーキ。レタスに巻いて、たれをつけて食べます。たれをつけないとまったく味がなかったのですが、たれをつけるとすごくおいしくいただけました。
それからベトナム定番の春巻き。春巻きの皮は、ライスペーパーで、生でもパリパリなので、少し湿らせてから巻くそうです。また、ベトナムの旧正月（テト）では、タオさんのお母さんがこれを作ってくれると言ってました。
最後にポークリブ。

かなり残しながらもおいしく頂ましたが、もう時間は18時少し前。

タオさんは18時からアルバイトがあるので、時間大丈夫かと聞くと、大丈夫とのこと。ベトナムだからでしょうか。

そんなわけで、有意義なベトナム最後の夜を過ごすことができました。