朝8時15分頃に電話がありました。

ベトナムホーチミンにいる知り合いのタオさんからです。

タオ「今どこに居るの」
こはる「ホテルだけど」
タオ「私待ち合わせ場所に着いたんだけど」
こはる「えっ、分った。2分待ってくれ」

実は昨日、タオさんが、私にプレゼントがあるので、7時半に待ち合わせしようと言ってたのですが、その後、来れなくなったような事を言ってたので、ゆっくり朝ごはんを食べていたのでした。

と言うわけで、電話を受けて、慌てて待ち合わせ場所に向かいました。
が、居ません。
電話をすると、10分待ってと言います。
うーん、どうなっているのやら。

で、現れたタオさん曰く、バスが遅れて...。
えーと、待ち合わせ時間は7時30分で、現れたのが8時30分って、ずいぶんなベトナム時間です。

でも、大きな包みをもらいました。

タオさんは、これから大学に向かいます。もっとも話では大学は朝の7時から11時までが午前の講義だそうです。すでに遅刻かも。

ルンルンしながらホテルに戻り、包みを開けてみると、首の周りに巻く携帯用の枕でした。
よく旅行者で、荷物の他にこの枕を持っている人を見て、なんでそんな物を持って歩くのかと思っていたのですが、私もその仲間になってしまいました。

今日は朝9時のバスでカンボジアのプノンペンに向かいます。
予定では6時間で到着だそうです。

もちろん早速頂いた枕を使いました。

バスは、12時頃に国境に着きました。
普段なら、出国手続き、入国手続きは一人ひとり行なうのですが、今回はバスの添乗員の人たちがパスポートを集めて、まとめてやってくれました。
でも、一度バスから降りて歩いていきます。
途中、荷物検査と、一人一人チェックを受けるところがありますが、その横に通り抜けられるスペースもあり、律儀に荷物検査に出す人もいれば、横をすり抜ける人もいます。係員は特に何も言ってませんでした。

ベトナムは出入国カードがないので簡単だと思ったら、結構時間がかかっています。
同じようにバスでカンボジアに向かう人が多かったからだと思います。
カンボジアは、出入国カードが必要な割にはスムーズに通り抜けました。

出国に手間取ったのと、プノンペン市内に入ってからの渋滞で、到着は18時でした。

今回のゲストハウスは、なにやらいい加減で、予約していると言ったら、ダブルルームを取ったのか、ドミトリーを取ったのかと聞いてきます。ドミトリーだと言うと、空いている部屋を探してくるといって、順番に部屋に入り、ベッドが空いてないか泊り客に聞いています。
結局誰も使っていないドミトリーをあてがってくれました。一人で独占です。

さて、カンボジアのお金を持っていないので、ATMにお金を下ろしに行きます。
昔はトラベラーズチェックを持って旅行に出たものですが、昨年の3月でトラベラーズチェックの発行は終了してしまいました。なので、円を持ち歩いて両替するか、クレジットカードを使ってATMからお金を引き出すかです。
そんなに円を持ってきていないので、チョコチョコATMから引き出すようにしています。
ATMを使うと、ドルで受け取るか、カンボジア通貨のレアルで受け取るかと聞いてきます。
普通の国ではその国の通貨でしか受け取れないのに、珍しいな～と思いながらカンボジア・レアルで受け取りました。

お金も手にしたので、夕食です。
ホテルの近くの路上の店でチキン載せご飯を頂きました。
幾らと聞くと、1ドル半だといいます。え、ドル建て？とか思いましたが、リアルだと6000リアルと言われて、リアルで支払いました。
街のあちこちで、ほとんどの値段がドルで書かれていて、どうやらドルもリアルも両方使えるようです。
むしろ先にドルでいくらかを言ってくるみたいです。

ちなみに10000リアルが250円です。
1ドルが4000リアル。