風邪のほうは、相変わらずです。
私の診立てでは、後5日ほどで全快します。

さて、緊急発行クレジットカードも受け取ったので、もうペナンにいる理由がなくなりました。
次は、キャメロンハイランドという高原に行きたいのですが、行く途中にイポーという街があるそうなので、そこ立ち寄ることにしました。

ゲストハウスは、街中に近いところを探すと、エアコン付きです。
でも、あまり旅行者が行かなそうなところなので、もしかしたら部屋を一人で占領できるかもしれません。

朝9時のピックアップなので、8時くらいからロビーにいたら、昨日の日本人の女の子藪さんがロビーに来ました。
昨日の夜11時に別れてから、近所のインドカレーのお店で、知り合いになったインド人と飲んでいたそうです。いつもいい人たちに出会うとは限らないので、その辺りをもう少しわきまえるようになって欲しいものです。
藪さんとFacebookのアドレス交換をして、バス移動です。

バスには、欧米人はやはり一人もいなく、中国人らしき家族が乗っていました。

12時過ぎに、郊外の立派なバスターミナルに到着しました。
でも、人はまばらです。
あまりに立派過ぎてどうすればいいか分らずうろうろしていたら、案内のような、車掌さんのような人が、街に行くならこれに乗ればいいと、ちょっと立派めのバスを教えてくれました。

運転手にタウンセンターというと、液晶画面を操作して、バスチケットを発行してくれました。2.9RM（120円）。
かなりモダンなシャトルバスで、今まで乗ってきたバスよりはるかにクーラーが効いていて、寒いくらいです。

街中のバスターミナルは、鉄道の駅の近くにあり、予約していたゲストハウスとも近いところにありました。なので、荷物を背負ってゲストハウスまで歩いていきましたが、思ったより暑くて、かなり汗だくになりました。

ゲストハウスで「Agodaで予約した」といっても、「プリントしたものか何かをもっているか？」と聞いて苦始末。コンピューターで管理していないのでしょうか。でもそのお陰で、4人部屋を予約していたのに、3人部屋に泊まることになりました。
しかも誰もいないし。

ゲストハウスには、湯沸かしポットがあり、その横には水道水を浄水する装置が付いています。

実は、今朝まで泊まっていたゲストハウスも湯沸しポットが合ったのですが、それには水道水を直接入れていました。タイとかでは、ミネラルウォーターを湯沸しポットに入れていたので、ちょっと違和感があったのですが、まあ、歯磨きとか水道水を使っているし、煮沸いているから大丈夫かと思っていたのでした。
でも、こうやって浄水器を設置しているところを見ると、やはり沸騰させるにしろ直接水道水を入れるのは良くないのかも。

お腹がすいたので、お昼ご飯を食べに近所を歩いてみました。
食堂がいくつかある通りで、雲呑麺を食べました。

ゲストハウスに戻ると、韓国人が一人着いていました。
そして、私の顔を見るなり、旅行記かガイドブックを書いている人ですか？と聞いてきます。
普通の旅行者はこんな街には来ないということなのでしょうか。

ゲストフスの人に、郊外の洞窟寺院に行きたいと聞いたら、街中にあるバスターミナルからバスが出ていると教えてくれました。明日行く予定ですが、事前にバス路線が分るかと、バスターミナルまで行って見ました。
夕方雨が降ったらしく、昼間あんなに暑かったのが嘘のように涼しくなっていました。

バスターミナルではバス路線図もなく、行き先を書いているのを見ても良く分らなかったので、明日聞くことにして、鉄道の駅に向かいました。

鉄道の駅は立派で、列車も速く走るのではないかと思われます。
駅前に噴水があり、夜はイルミネーションと噴水のいろんなパターンで楽しむことが出来ます。
家族連れや、恋人たちがあちらこちらに。

夕食は、「福建炒月光河」という、きしめんと鶏肉などを福建風に炒めた上に、卵の黄身が載っている料理で、このお店売れ行きNo２のメニューだそうです。

イポーには、名産品や有名料理が沢山あります。ここで採れるもやし料理、チキンライス、岩塩の鍋で焼いた塩味チキン、ポメロという、ザボンかグレープフルーツに似た果物、そしてホワイトコーヒー。

ホワイトコーヒーと言うのは、パーム油を使って豆を煎り、飲むときにコンデンスミルクを入れるというもので、マレーシアのどこに行っても飲めるそうですが、発祥の地がイポーだそうです。

そこで、「Old　Town　White　Coffee」というお店に入って、ホワイトコーヒーを頼んでみました。

お味のほうは、少しねっとりしていて、かなり甘めでした。

23時頃にゲストハウスに戻ってきたら、もう一人韓国人が増えていました。
こっそり、エアコンの温度設定を27度にしておいたので、丁度良い室温でした。