風邪のほうは、相変わらずです。
私の診立てでは、後4日ほどで全快します。

韓国人二人は朝早く移動したようです。

イポーには、いくつかの洞窟寺院があるので、今日はそこに行く予定です。
昨日の夜散歩していて、ツーリストインフォメーションの看板を見つけたので行ってみたところ工事中で、その間は仮店舗で営業中とのことでした。その場所がなんとゲストハウスの裏なので、まずは裏手にあるツーリストインフォメーションに行きました。

UTC　Perak　という建物にあります。Perakはペラ州のことで、漢字で霹靂と書き、イポーはその州都です。
建物の入り口には、蚤の市というか、ガラクタ市状態です。バイクや車ののサイドミラーや、ベルトのバックルだけとか、3年前の手帳とかを売っています。

建物の中は、果物屋さんとか色々入っていて、ミシンを置いて布を売っている店もあります。

立派なオフィスのあるところをぐるぐると探しても見つからなかったので、受付の人に聞いてみたら、隣だといいます。受付の隣に、机を一つ出して、椅子が2脚。仮店舗だからですね。

とりあえず洞窟寺院に行きたいというと、カラー地図をくれて、それにバスの行き先を書いてくれました。
このカラー地図見たことあると思ったら、私がゲストハウスで1.5RM（60円）で買ったコピー地図の元になるものでした。

どこからきたかと聞かれて日本からだと答えると、日本人向けに作られた日本語のガイドブックをもらいました。

ふむふむ、イポー市と福岡市は姉妹都市だったのか。

バスターミナルに行き、ペラトン（霹靂洞）行きのバスを待ちます。お菓子を売っているお兄さんにペラトン行きのバスを聞いたら、ここで待ってるように言われ、バスが来たら教えてくれました。35番のバスです。

バスには運転手さんも車掌さんもいないので、料金とか支払いはどうするのかと思っていたら、車掌さんがやって来て、行き先ごとに切符を切ってくれます。ペラトンまでは1.5RM（60円）です。

車掌さんもペラトンに着いたら教えてくれて、ちゃんと着くことが出来ました。

洞窟に入る前に線香を立てるところがあるのですが、そこに高さ2ｍはあると思われる巨大線香が何本も立っていました。

洞窟には千手観音像とか、沢山の像が置かれています。
洞窟の中は、白く塗られて、絵が描かれていたり、漢字の文字が彫られていました。

裏手に行くと、100ｍくらいの岩の上に出る急な階段があり、とりあえず登ってみました。
街の4分の1くらいを見渡すことが出来ました。

もう一度バスでバスターミナルに戻り、今度はサンポウトン（三寶洞）行きのバス（66番）に乗りました。今度は乗るときに運転手さんに行き先をいい、お金を払います。サンポウトンで通じます。

でも、今度はワンマンだったためか、運転手さんが私の降りるところに停まるのを忘れてしまい、2Km程先で降ろされました。そこから逆方向のバスに乗り、無事サンポウトンへ。

見物する前に、近くのカレー屋さんでお昼ご飯を取りました。ご飯にいろんなものを載せるのですが、私は大きなチキンと野菜とカレーを載せました。アイスティーをつけても8.5RM（340円）。

そういえば、昨日もお昼を食べたときに、私がどこの国から来たのかとお店の人に聞かれ、日本人だと答えると、マレーシア人に見えるといわれましたが、今日もまた同じことを言われました。
どうやら、マレーシア人にとっては、私はマレーシア人に見えるようです。

サンポウトンに行くまでにいくつかの洞窟寺院があり、彩り鮮やかの像があったり、またもや巨大線香があったりと。
せっかくなので、薬師如来のところで、私の健康を祈ってお灯明をあげました。これで健康回復間違いなし。

サンポウトンについた頃はかなり疲れていて、さっと見たらさっさと出てしまいました。
外ではサトウキビジュースを売っている屋台があったので、冷たいサトウキビジュースを頂きました。

本当はこの近くにあるゴウケックラクトン（極楽洞）に行く予定でしたが、あまりに暑いのでそのまま帰ってしまいました。

実は、チェンマイで買った布製のバッグの、肩紐とバッグをつないでいるところが切れてきて、先日完全に切れてしまいました。丸い金具でつないでいたのですが、どこかのミシンを回しているところで修理してくれるかもと、いつもミシンを置いているお店を捜していました。

今朝、ツーリストインフォメーションの入っていたビルで、ミシンを置いている店を見つけたので、これはチャンスと、バッグを持って出かけてきました。

しかし、何軒か回ってみたものの、どこも修理は出来ないとのことです。
でも、最後に聞いたお店で、こんな金具を専門に直すお店があると、大体の方角を教えてくれました。

そっちのほうに歩いていくと、生地や服の装飾品などを売っている通りに出ました。
最初のお店で聞いてみると、これを直してくれるお店はあるけど、今日はもう閉まっているから明日おいでと言われました。場所だけ確認して、明日また出直すつもりです。

夕食は、イポー名物もやしと、鶏肉です。塩釜で焼く塩味チキンも売っていますが、チキンを煮て柔らかくして出してくれるお店が何軒かあったので、そのうちの一つに入りました。メニューはと聞くとないとのことでしたので、他の人が食べているものを指差して、もやし料理と鶏肉料理を頂きました。鶏肉はとても柔らかくて美味しかったし、もやしの味付けも食べやすくて美味しかったです。

ゲストハウスに戻ると、マレーシア人が一人同じ部屋になっていました。
夜カラオケに出かけた隙に、エアコンを切っておきました。