失神時、人は体勢を崩さないことがある②
- カテゴリ:その他
- 2015/06/20 03:27:54
救急車を呼んだ後、
改めてその人の状態を見ました。
呼吸は顔の近くに手を持っていくだけで、
意外とすぐにはっきりわかりました。
(ずっと前授業で座学でやった時は難しいイメージでした)
脈は、大雑把な感覚で測って、1秒間に1~2回くらい、若干はやめかなと感じました。
額に少し発汗があるのが、触って分かりました。
顔色は、青白かったですが、チアノーゼの様な唇の色ではありませんでした。
出血は、目で確認できる範囲ではありませんでした。
救急車到着まで、
建物の中に運ぼうか、という話がでましたが、
自分が、
「動かしていいのか分からないから、止めた方が良い」
「毛布みたいなものがもってきてほしい」
といいました。
急患の方は、ずっとしゃがんだままで、腕を動かすと、
だらんという、力が入っていない感じで、下に下がりました。
それをみて、
人は失神したときに、体勢を崩さないこともあるんだと思いました。
鞄を枕に横になってもらいました。
場所は歩道の脇、
車道側ではない、建物から数メートル離れた位置でした。
発見時からいた方々も見守って下さり、
この間に通りかかる人も何名か、
「大丈夫ですか?救急車を呼びましょうか?」
と言って下さいました。
急患の方の所持品がありましたが、
中身を開けずに見ることができたのはIC乗車券だけで
血液型などは分かりませんでした。
急変もなかったので、中身を開けることは
その場の雰囲気的にためらいがあり、そのまま置いておきました。
様子を見ながら、
「この人は何が原因で倒れたんだろう」
と考えていました。
救急車は本当に十数分できて、
その方は搬送されて行きました。
住所を教えて下さった方、
毛布を貸して下さった方、
身体を横にするのを手伝って下さった方、
声をかけて下さった方、
見守って下さった方、
すごく助かりました。
本当にありがとうございました。
この体験から
私が学んだことは数多くありますが、
自分が重要だと思った点を挙げると、
①失神時に身体を横にするときは、足の関節に注意し、
下から体重を支えながら頭からゆっくり横にする。
②今いる場所の特定が大事。
(わからなくても焦らず誰かに聞く)
です。
長い記事を最後まで読んで下さり、感謝します。
読んで下さってありがとうございます。
事故、大変でしたね…。加害者の方にも、もっと冷静でいてほしいですよね。
免許取得の際に、救急救命の講習があるはずなのに。
まわりに人がいて、助けてくれたので、あたふたせずに済みました。
感謝です。
読んでくださってありがとうございます。
自動販売機ですか!それは気付かなかったです。
リンクまで貼って下さり、ありがとうございます。
状況が違いますが私が前に事故に巻き込まれた時、加害側に警察を呼んでくださいと言ったものの、その人は場所を問われあたふたしていましたが、区間に設けられている電柱に住所が表記されているのにたまたま気付いた私は指示を出したのでした
近くにあるお店に頼むのもいいかもですね
こういうのって実際経験しないとなかなか冷静な行動は難しいです、対処法にしても専門知識学んでいるわけではないので確認出来ることと言えば呼吸しているかどうかくらいでしょうかね
今回の青さん!お見事であります!!勉強させてもらおう
お疲れさまでした。
今いる場所がわからないときの豆知識ですが、自動販売機を探してください。
そこには必ず住所が書いてあります。
救急車などを呼ぶときはそれを見て住所を言うといいかもしれませんね。
http://www.jvma.or.jp/hyouji/address.html