最先端桃太郎（※色々ズボラ注意）
- カテゴリ：日記
- 2015/07/10 22:54:27
衝撃的なズボラ描写を含みます。
苦手な方は申し訳ありませんが、
ご遠慮ください。
Ａさんは、これをケーキに入れて食べようと思いました。
が、その日は疲れたのでさぼって寝ました。
数日後
雨宿りがてら寄ったスーパーで、
Ａさんはやっと、ケーキの材料を買い足しました。
Ａさんは、桃をつける製菓用酒を捜しましたが、
使用頻度が少ない割に値段が高かったので、思い切り怯み、
店内をさまよった挙句、
「紅茶に漬けときゃいいか」
と、神様もびっくりな素人判断をくだして
店を去りました。
買い物で疲れたので
Ａさんはその日も、冷蔵庫に材料を放置して就寝しました。
翌日。
家の食料がほぼ尽きたので、
ようやくＡさんは製菓にとりかかりました。
お菓子作りの経験値が１しかないＡさんは、
家にオーブンレンジがなかったため、
炊飯器で代用しました。
桃をあらい皮をむき、小さく切ってお釜に入れました。
素人判断による紅茶も入れました。
紅茶フレーバーの豆乳を投入、卵を入れて混ぜました。
そこにホットケーキミックスとバニラオイルを入れ、
適当に混ぜました。
そしてお釜をセットし、「炊飯」のボタンを押しました。
しかし。
その様子を見ていたお釜の神様は、
「わしで米以外のものを炊くとは、何たるばかもの…」
と、盛大にへそを曲げてしまったのです。
そのことを知る由もない哀れなＡさんは、
１時間後ふたを開け
「まだ炊けないな」
そのまた数十分後ふたを開け
「まだ柔らかいな」
そのまた十数分後
「まだだな・・・」
都合3回も炊きなおす羽目になりました。
こうしてようやくケーキが炊きあがりました。
試食したＡさんは
「・・・・」
「・・・・」
「…甘くないな」
とつぶやきました。
なんということでしょう。
Ａさんの見通しの甘さに、糖分の甘さが吸収され、
現実世界と同じくらい甘みのないケーキが出来上がってしまいました。
「桃の味がしないな。やっぱシロップとかにつけないと駄目だったか」
懲りないＡさんでした。
ちなみに、桃から桃太郎は生まれませんでした。
長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
そのお友達、夢かなって来日できるといいですね。
日本の人口が減る未来、日本を好きと言ってくれる方は貴重だと思います。
コメント遅くなってごめんなさい。
釜太郎ｗｗｗｗ素晴らしいネーミングセンスです。
それにすれば良かった！
お察しの通り、Ａさんは自分です…orz
Aさん・・・まさか青さん！？
仮に何かが生まれた場合、桃から生まれたと思えば桃太郎ですが、桃の入ったお釜から生まれたと思えば釜太郎になるのでは？と小一時間・・・
パリに住むフランス人でブロンドのねこさん（1089310島)は、炊飯器無しでおコメを炊こうとして真っ黒になったとのことですが、全然意に介さず、チャレンジを続けるみたいです。
因みに彼女は日本大好きで日本語勉強中、来日を夢見ています。パリでラーメンと焼き鳥、アサヒビールがお気に入りだそうです。
「けいご つかえない ともだちおいて よろしく」状態です。
やけにリアリティがあったもんで(^^;
そのまさかのノンフィクションです。
これには匠も降参ですなあｗ
お釜でケーキ・・・。
まさかノンフィクション？ ｗ