原子力発電所
- カテゴリ:日記
- 2015/08/06 23:36:28
それがしが小学生だった頃、東京電力ではモーターの組み立て実験が
行われておりまして、その時原子力発電所の宣伝もされました。
その折に聞いた話ですが、各発電所の安全基準で
『過去の自然災害の5倍の防御能力を持たせている』
と、聞きました。
つまり5mの津波に襲われた記録があれば25mの防波堤
を作るということです。
でも、そんな施設があるでしょうか?
もしそれが本当であれば、福島原発の惨事は無かったと考えられます。
建物に対しても
『ジェット機が衝突してもかすり傷一つつかない設計にしている』
と言ってました。
ところが破壊した原発の建屋はまるで張りぼてです。
子どもをだますのもほどがあるのか、油断が生み出した結果なのか
どちらにせよ、国策で原子力発電所を作り続けている昨今
再検証に民間の監視を導入する必要はあるでしょうし、地震国日本で
断層の無い土地などない国土なのですから、あまり作ってほしくないと
思うのは正直それがしだけでしょうか?
もともとの設計ではあの津波では電源は壊れない設定ですが。
孫子曰く「彼を知り己を知らば、百戦して殆うからず」です。
しかし、東京電力は安全に運営できていると思い込んでメンテナンスをさぼって「己を知らず」になりました。
東海村JCO臨界事故という他山の石があったにもかかわらず。
東海村JCO臨界事故の犠牲者(犯人なんですが)の凄絶な死の様子は、技術に携わる者として忘れるべきものではないと思います。
そのうち、衛星で核融合をして電力を地球に電波で送るようになると思いますね。
福島の原発は地震で壊れたのではないという事は事実です。
地震国である日本でというより、地球規模で気候がおかしくなっている事もあり、今後も世界のどの地域であっても想定外の事が起きる可能性はないとは言えないですよね。
偏西風の影響で何かあった時に、日本に確実に影響が及ぶ何でも爆発する国や既に福島より放射線濃度が高い都市が首都の国の原発の方が心配です(==;