旅行 208日目 ドイツ・アウグスブルグ
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2015/08/16 05:37:57
昨日のノイシュバンシュタイン旅行に気をよくしたので、今日も近郊の街へ行ってみることにしました。
近場でいいところがないかと調べていたら、アウグスブルグという街がありました。
鉄道で1時間もかからないところなので、さっさと出掛けました。
今日も券売機で行き先と時間を指定して買ったのですが、どうも周遊券らしいものが発行されました。
鉄道に乗ったら、表に自分の名前を書くようになっています。
アウグスブルグの街は、ローマ時代から続く街で、アウグストゥスが納めていたことからこの街の名前がつけられたそうです。ちなみに街の紋章にパイナップルの実が描かれているのも、ローマ政権のシンボルをそのまま使い続けた結果で、この街でパイナップルが取れるわけでないとのこと。
駅に着いてからまずは腹ごしらえ。
アップルパイとアップルパイのダブルアップルパイを頂きました。
街の中心と思しきほうに歩いていくと、広場が見えました。
広場の近くのベンチに座っていたら、横に座っていたおじさんが話しかけてきますが、ドイツ語なのでよくわかりません。すると私の腕にしていた、ガラス玉で出来ているトルコのお守り(目玉)のブレスレットを見て欲しそうにしますのであげました。腕が大きくて、ガラス球同士が離れていますが愛嬌です。
広場にツーリストインフォメーションがあったので行ってみました。
すると、日本語のアウグスブルグの案内のほかに、ロマンチック街道の日本語の案内もありました。
それを見ると、昨日行ったフッセンという街が終点だったようです。
広場には市庁舎があります。
中に入るとチケットを売っていたので買ってみました。
黄金の間に入るためのチケットでした。
黄金の間に入ると、ガイドブックを貸してくれます。
日本から来たというと、日本語のガイドブックを貸してくれました。
天井と壁にいろんな絵が描かれていて、金箔がふんだんに使われています。
日本の長浜市と尼崎市と姉妹都市になっているそうで、着物などが展示されていました。
次に大聖堂に入りました。
世界最古の大きなステンドグラスがありました。
大聖堂を出ると、旅行者が入り口付近に座っていて話しかけてきました。
なんでも、フッガーライを見たほうがいいといってます。
その言葉を聴きながら、次はモーツァルトハウスに行きました。
が、修理中で9月までは閉館になっていました。
その近くにフッガーミュージアムというのがあったので行ってみました。
フッガーという人は、世界で初めて、貧困な人たちの入居できる住居を作った人で、今もそれがフーガライという名前で使われているそうです。
しかしながらミュージアムはインド貿易と地下の鉱石堀の解説が主でした。フッガーは貿易と銀行で莫大な利益をあげたそうです。
次にフッガーライに行き、入場券を買って中に入りました。
しかし、時間を見ると14時10分前です。
14時からウォーキングツアーがあるとガイドブックに書いていたので、見学もそこそこにインフォメーションに戻りました。
英語のツアーは、陽気なイタリア人、チェコ人、ラオス人、国籍不明の8人でした。
イタリア人の一団は犬を連れて旅行しています。
そういえば、ゲストハウスにも犬連れの旅行者が居ました。
ヨーロッパでは犬を連れて旅行するのが普通なのでしょうか。
ツアーは有料で6ユーロでした。
ツアーはまず市庁舎に入ります。
そして、入場料も払わないで黄金の間に入りました。
なんだか得したような損したような感じです。
次はフッガーライに、ここも入場料を払わないで入ります。
完全にダブってしまいました。
それでもガイドさんが色々と説明してくれるのでよく分かります。
ちなみにドイツ人のガイドさんらしく、話す英語も何故か聞き取りやすい英語でした。
説明の途中にイタリア人はかなり口を挟みますが、それがなんとも面白いやり取りでした。
さすが陽気なイタリア人です。
フッガーライに入居する人は、一日3回祈らなければなりませんが、その祈る対象にフッガー自身が含まれていたそうです。
家賃は今でも当時と同じ年間0.88ユーロです。
フッガー基金が費用をまかなっているそうです。
途中でラオス人に話しかけられたのでラオス語で「サバイディー」といったら、日本語で「こんにちは」と言い返されました。
2時間のウォーキングツアーを終え、アイスコーヒーを飲んでミュンヘンに戻りました。
ミュンヘンに着いたとき雨が降っていて、いつもの暑さはなく涼しくなっていました。
駅の近くで中華レストランがあったので、チキンカツと焼きそばをビールと一緒に食べました。
なんとなく中華は胃に優しい気がします。
同じところを2度回って
充実度2倍です。