先日のコメントから
- カテゴリ:日記
- 2015/08/30 23:30:53
『節電ブームはどこ行ったんでしょうねぇ』
と頂きました。
確かに電車の本数も元に戻っちゃいましたし昼間の消灯もなくなりましたし
エアコンも寒いくらい。
原子力発電所も全部再稼働しているわけでもなく火力発電と水力発電で
これだけ賄うということは相当無理させているんじゃないですかねぇ。
とは言え『火力発電は金がかかる』と言って利用者に負担させるのは
卑怯に思います。
だって、原子力発電は国策での建築運営ですし発電所を立地した自治体には
特別交付金が配られてます。
確か1基当たり300億。
これは国民の血税です。
この他に発電所を運営している電力会社からもお金が回ってきます。
だから、地域産業の乏しい自治体は盛んに原子力発電所を建てたがって
いるわけです。
こんな金の流れを知っている人はどのくらいいるんでしょう?
また知った場合どんな気持ちになりますでしょう?
確かに原子力発電は火力発電の350倍以上の発電効力があって
燃料補給の回数も少なくて済みます。
しかし、燃料棒がまだ有効なうちに3回から5回は稼働を停止して
原子炉や蓄熱器、発電タービンにこびりついた水垢を落とします。
その際に防護服を着るんですが作業時間はせいぜい30分。
作業規定では1度発電所の掃除をした人は5年は関われないのですが
世に言う『原発渡り鳥』という人が多く1年間に何か所もまわる人が
多々います。
お金になるからです。
そういった人たちに障害が出ないわけもなく、だいたい50歳を
迎えられないそうです。
そんな犠牲者の上で胡坐をかいて電気を使うのも悲しい気がします。
また、原子力発電所の周辺に住む人には『発電所手当』なるものが
給付され、それがしも茨城に住んでいた頃貰いました。
そんなこんなで原子力発電所が建設・運営の費用をペイして
利益を出すころには寿命をむかえます。
使えなくなった燃料棒もそうですが廃炉になった原発の後しますは
まだ確立されていません。
昭和43年に作られた小型実験原発の東海村の発電所も
結局小型だった故に発電機ごと金属ガラスで5重にコーティングして
敷地内に埋め立てられました。
しかし、今の商用発電所はそうはいかないでしょう。
何しろでかいですからねぇ。
後先考えずにお金の感情だけで動くのがいかに危険かいい例です。
それがしは代案として、静止衛星軌道上に太陽光発電衛星を作って
マイクロ波で地上に伝送したり、核融合発電所特にトカマク型と
タンデムミラー型の開発を提言します。
トカマク型は地上発電と大型戦艦用でタンデムミラー型は宇宙戦艦用に。
で、既に出てしまっている核廃棄物は自由電子を磁力線で囲った
電磁気容器に投入してβ線は陽子と電子を結び付けて中性子にして
α線は反発させてβ線と融合させγ線は電磁波なので閉じ込めておき
輸入貨物の消毒に使用したりするしかないでしょうね。
とにかく大規模な施設建設が必要になります。
ましてや資金的に海外の原発廃棄物を引き受けて手数料を
受け取らなければ運営できないでしょうね。
とにかく原発を建設する前に廃棄物処理の施設を建設が
急務でしょうね。