ウォーレン委員会の怪文書
- カテゴリ:日記
- 2015/10/29 20:56:47
ウォーレン委員会と言うのは『ジョン・F・ケネディー暗殺事件』を
調査するために設けられた委員会です。
今でも多くの人が『オズワルド』なる人物が暗殺犯と思っているようですが
現実はどうでしょう?
ウォーレン氏と言う方はケネディー政権下で最高裁判所の裁判長でした。
任期が2か月で終了するので『面倒なことはごめんだ』と公言していました。
ところがFBIをはじめ司法当局がこぞって事件真相の解明に
この人物を押し出しました。
元々やる気のなかったので、犯人とされた『オズワルド』が暗殺されたのを
いいことに、いかにも滅茶苦茶な報告書をまとめました。
内容的には
『後頭部を撃った銃弾があごの骨に当たり腹部に達し腰骨で
太腿を貫通した』
でした。
いったいどんな銃弾がこんな軌道を描くのでしょう?
どんなライフル弾でも弾道テストであごと同じ強度の焼き物で
はじけ飛びます。
これはM2スナイパーライフルを50cmの近距離で売った結果です。
ちなみに50口径です。象でも殺せます。
暗殺事件のビデオ映像を見る限り、この報告書がいかに出鱈目か
誰にでもわかるでしょう。
音声も同時録音された映像で第1弾が太腿か下腹部に当たり
第2弾目が後頭部を直撃してのけぞり、3発目が右頭部を直撃した
これが一連の映像証拠です。
では『オズワルド』なる人物はどうかかわっていたのでしょう?
この人物は海兵隊の狙撃連隊に在籍していた経歴がありますが
狙撃の成績が『B+』
つまり『100㎡なら的に当てられる』
その程度です。しかも静止標的にです。
動く標的を撃つのは水平線上でも困難ですし、ましてや上から狙うなら
更に練度が要求されます。
それと、狙撃したとされたビルの窓にあった銃は冷たく薬莢もなく
銃弾もなかったそうです。
それに、同じビルからの発砲は確認されていますが別の階で
他の2発は道路わきの土手から撃たれたものと確認されています。
硝煙と発砲音と目撃者が多数いたことが証明の証です。
しかし、暗殺事件の有無以前に問題が2つあります。
1つはシークレットサービスが前の晩に酒をあおり二日酔いだったこと。
2つ目は行進ルートの選定で周囲に何もない平坦で広い道を避け
ビルと土手に囲まれた狭い脇道に入ったことです。
どちらも陰謀を感じざるを得ません。
ちょうど弟のロバート・ケネディー氏が司法長官としてマフィア潰しに
辣腕を振るっていましたし、大統領もマフィアの賄賂に踊らされていた
FBIの改革にかなり力を入れていた時期でもあります。
マフィアとFBIがこぞって自分たちの利権を守ろうとして行進ルートを
変更したり、でっち上げの犯人を仕立てあげ、その人物も暗殺し
真相を闇に葬ったのでしょう。
今年はちょうど『ケネディー大統領暗殺』の調査文書が一般公開される
年でもありますが、ウォーレン委員会の調査文書には誰も目を向けない
と言うことです。
銃器を扱うことが許されている国ですから、この文章に矛盾を抱くのは
当たり前かもしれませんね。
しかし残念なことは、核戦争を招きかねなかったキューバ危機を
無事に乗り切り、大国同士にホットラインを開設し関係改善に
力を注いでいた大統領でしたから、もしかしたらベルリンの壁の崩壊が
もっと早く行われていたかもしれないかと思えます。
おまけに、連行中に殺害されましたよね。
これは、死人に口なし。
生きていられては、困ると言うので、殺されたのだとww
どんな筋書きが書かれたのか分かりませんが、彼は犯人ではない。
絶対に。
ケネディ大統領はアメリカの良き代表、シンボルにも近いですね。
もし、存命だったら、ええ、歴史に「もし」はないのだけれど、提督の
おっしゃるように、ベルリンの壁の崩壊は、もっと早くに行われていたと
思います。