旅行 12日目 西安・中国
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2015/11/08 21:33:27
成都から西安まで、普通の夜行列車に乗ると15時間くらいかかります。
でも、10元(200円)ほど余計に払うと、11時間で着きますので、そちらの夜行列車を利用しました。
お金を節約するために、椅子席にしました。
列車は18両編成です。私の乗った車両は120人ほど乗れますがほぼ満席です。
全席指定席ですが、子供は無料なので、何人乗っても構わないようです。
私の横の3人掛け向かい合わせの席には、大人子供合わせて9人いました。
さすがに全員座れないので、空いている席に子供を座らせていました。
今日は寒い日だったのですが、列車の中はぬくぬくです。
でも、出発したら冷房が入り、寒くなりました。
何故か出発してすぐに掃除の人が、床を掃いてモップできれいに掃除していきました。
向かい合わせの座席の間には小さなテーブルがついていて、そこにお盆を小さくしたような金属のお皿がおいています。
何に使うのだろうと思っていたら、早速隣の席でひまわりの種を食べ始めました。
最初はお皿に殻を入れていましたが、そのうち床の上が殻だらけになりました。
せっかく掃除したのにと思っていたら、また掃除の人がやってきて、お皿のごみを回収して、床をまたきれいにしていきました。
2時間くらいたって一駅目に止まったら、かなりの人が下りていきました。
隣の9人いた人たちも一人だけになりました。
すると、3人掛けの椅子の空いているところに、他のところから移動してきます。
どうやら、一人で3年掛けの椅子に寝るのが目的のようです。
私は2人掛けの椅子に座っていて、この戦いに乗り遅れてしまいましが。
1時間後の次の駅ではほとんどの人が下りて、1両に10人くらいしかいなくなったので、席は自由に使えるようになりました。
大きな荷物は網棚に、大事な荷物は枕にして横になっていました。
夜中の2時ころ、別の車両から男の人がやってきて、あちこちの座席に座りながら移動しています。
それも、人が寝ているところのすぐ近くに座ります。
私の席の近くにも来たのでじーっと見ていたら、二つ離れた席に座りなおしました。
その近くに寝ていた人もそれに気が付くと、別の車両に移っていきました。
翻訳アプリで「彼は泥棒か」と聞くと、そうだといいます。
もう一人の男性もそれに気が付いて、怪しい人を目で追いかけています。
隣の車両でややしばらく座っていたあと、こちらの車両に戻ってきたとき、その男性が怪しい人に何やらきつく文句を言っていました。
その30分後くらいに、別の怪しい人が同じような行動を...。
これではおちおち寝ることもできませんでした。
西安南駅に着いたのが午前9時くらい。
乗客について駅を出たら路線バスがあったので何も考えずに乗りました。
車掌さんが切符を売りに来たので、市内中心部と地図を見せたら、そこには行かないといいます。
隣に立っていたおばさんに地図を見せたり、翻訳アプリで地下鉄沿線に行きたいというと、そこまでは3元5角(70円)で、降りる所は教えてくれると言いました。(多分)
おばさんと一緒に降りて、地下鉄で今日の宿まで移動です。
宿は30階建てのマンションの一室が受付になっています。
マンションに入ろうとすると、警備らしき人が「どこにいくのか」と聞いてきます。
部屋番号と宿の名前を言うと、一緒に宿まで案内してくれました。
が、生憎誰もいません。警備らしき人が電話してオーナーさんを呼び出してくれました。
ややしばらくしてオーナーさんがやってきました。
この宿は中国語しかできない宿なのですが、オーナーさんはスマホアプリで中国語→英語と翻訳します。
私は日本語→中国語と翻訳して、それで会話しました。
なんでもお子さんが昨日の夜から熱を出したので病院に行っていたそうです。
その後オーナーさんが外出して戻ってきたら、豆のスープと肉まんをたくさん買ってきてくれました。
待たせたお詫びみたいです。
部屋の掃除がすむまで、オーナーさんが観光の見所や、そこまでの行き方などを親切に教えてくれました。
西安は雨が降っていて、気温も4度近くまで下がっていたので、今日の観光は近所の小雁塔にしました。
夕食は、手打ち麺でした。
中国では反日教育をしているらしいと聞いていたのですが、
本当にいい人たちばかりです。
こんなにあからさまなスリは初めてだったので、
じっくりと見学していました。
めっちゃいい人ばっかりやん。
前回いろんな場所旅してたやん?
こういうわかりやすいスリは他の国で出会った??