Nicotto Town


メルカッツ提督苺


対テロ戦争

先日パリで同時多発爆破事件がありましたね。
翌日犯行はテロリスト集団『イスラム国』の犯行と断定。
翌々日にはアジトに対して航空攻撃を加えました。

何もしないよりはと思いますが、それがしは失笑してしまいました。
いったい朝鮮戦争とベトナム戦争で何を学んだんでしょうか?

戦術的には有効かもしれませんが戦略的には無意味です。

戦略の基本は『敵の補給と指揮命令系統を混乱させ孤立させる』ことです。
これすなわち戦わずして勝つということなのですが、相手次第で無理があります。

ではどうするか?

朝鮮戦争時では中国国内の大連・北京と言った補給拠点に
核攻撃を加えて進駐してきた中国軍を孤立させ各個撃破すればよく
ベトナム戦争ではハノイとその周辺に核攻撃を加えつつ、
中国からの軍需物資の補給遮断と宝石類のベトナムからの
輸出を妨げるべきでした。

で、現代の対テロ戦争ではどうかですが
軍を維持するには
     金が要る。

このことが肝心です。
例えばアルカイダなどはアラブ諸国の石油基金を武器の購入に
使っていました。
つまり、車を運転するたびにアルカイダに金が入っていたわけです。
元々オサマ・ビンラビンはサウジアラビアの裕福層の出身でしたから
これらの資金援助が容易だったわけです。
幸いにも当の本人は殺されて万々歳なわけですが
イスラム国なる団体の資金源は多岐にわたり広く薄くかき集めてます。
ですが、戦略の基本に立ち返りこれらの資金源を根絶やしにして
武器・食料・インターネットなどから締め出し渇望させるに限ります。
彼らは『死』を恐れていません。むしろ神々の国に行けると考えています。
だから自爆テロなどをやらかすのです。

今はハードウェアに頼りすぎです。
軍を有効に、且つ敵を確実に倒すには情報収集力が重要です。
ケネディー政権下で『CIAは機密費用が多い』と言うことで
予算が大幅に削られ、日本でも近年外務省公安部の首都不明金が多い
と言うことで予算がカットされています。
しかし、情報収集には被疑者を拉致するだけではなく被疑者を酒場などで
安心させ情報を聞き出すという地道な行動が不可欠でこれらに
領収書など取ったらそれだけでも疑われます。
だから機密費用がが多いのです。

これらのことにかこつけて、遊びの金にも利用する者もいるでしょうが
下手にカットしたがために情報収集能力は格段に衰えました。
正直、第二次世界大戦並みじゃないでしょうか?

とにもかくにもテロリストなどは一般市民の中に紛れて区別はつきません。
実際今回のパリの事件でも実行犯はフランス国籍を取得したアラブ人です。
かと言って『アラブ人を抹殺する』など本末転倒です。
誰がテロリストかそうでないかは中に入らなければわかりません。
また、わかってしまってアジトや資金源を突き止めれば何千万ドルもする
航空機を使って何千ドルもする爆弾を使う必要もありません。
ぶっちゃけ、次元大介10人で方が付く話になりえます。

今は情報社会と言いつつ
テロリストも
  反抗する国も
    人命を軽視している

と言うのが現実です。
軍用機1機分の資金で情報収集は可能です。
派手な爆撃やら戦車の投入は国家財政の無駄遣いです。

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2015/11/18 10:01
目には目を。。。
でも その繰り返しでは エンドレスになっちゃいますよね。
自分の命も いとまない集団~
やはり 資金源を断つのが イイんでしょうが
裏で 資金援助をしてる者も いるのでしょう。
何でもそうですが やはり 根本の大元を なんとかせねば
物事は 解決せず
その場 しのぎに なってしまいますね。

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2015/11/17 23:25
前半は同感です。工業化していない敵、地上戦じゃなきゃ決着を得られないですよねw
アバター
2015/11/17 23:10
メルさんこんばんは

テロ行為は無差別で一般人を巻き込むので恐ろしいですね><
フランスに親戚が多くいます。
パリで働いている家族もいます。
事態が一分でも早く収束しかの地で暮らす方々の心に安寧がもどることを願っています。。。




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