先日、突如従姉妹からメールにて問われた
「お兄、エロゲ持っとる？」
の件を「最新のつぶやき」に残したところ、
あちこちから事の真偽について聞かれました。
PCゲーム＝エロゲ というイメージをお持ちの方も
多いことでしょう。
実際、国産PCゲームといえばエロゲですしね。

好奇の眼差し?を向けられる中、私の回答は無慈悲にも「No」
なので今回は、私がエロゲに手を出さない理由の一部を
紹介しようかと思います。

まず、エロゲと呼んでいるアダルトゲームのメーカーについて。
任○堂やCA○COM、S○GA等など、ゲームメーカーは多々
ありますが、アダルトゲームのメーカーはこれら大企業とは
比較にならないほど小さいメーカーが殆どです。
当然、規模が小さい企業が殆どとなると、自転車操業な企業も
多くなります。
開発陣も少人数という場合が多く、組まれた絶望的スケジュールを
前にして、夜逃げする制作スタッフの話もしばしば出てくる程です。
しかし、期日通りにソフトを発売しないと会社が潰れる…
そこで聞こえるは悪魔の声。

「進行不可能なバグということにして未完成品を売ろう」

…そう、未完成品であることを隠して売りつけ、発売後にバグ修正パッチ
と称して、残りのデータを配信という手口が稀によくあるんです。
中には、それさえ配信せず売り逃げを敢行した猛者も居ましたが。

さて、ここで想像して下さい。
ユーザーに喧嘩腰でう○こを投げつけてきたメーカーへの怒りを鎮める為、
貴方は消費者センターに電話したくなる衝動に駆られることでしょう。
しかし、購入したのは口にするのも憚られる内容の負の逸品。
電話出来ますか？ 惜しげも無くタイトルや内容を説明出来ますか？
先に言っておきますが、私は嫌ですよ。
もう、こうなったら泣き寝入りです。
発売日にホクホク顔で前かがみになりながらフルプライスで買った
1万円もの品は、フリスビー代わりのDVDにしかなりません。

しかし、メーカーも馬鹿ではありません。
地雷原を掻き分けお宝を見つけるエロゲハンターの目を、華麗に欺く業を
日々鍛えているのです。
如何にも丁寧に作りこまれたパッケージ…それを信用してはいけません。
蓋を開けて内容を確認するまでは、お宝か地雷か…はたまた核地雷かは
わからないのです。

勿論、良いゲームもあります。
それは否定出来ません。
しかし、エロゲは生半可な覚悟で手を出すには余りにも危険な代物なのです。
もしかしたら、諭吉をドブに捨てた方が時間を無駄にしないだけ建設的だと…
そう思えるダークマターを手にすることさえあるかも知れません。
コンシューマゲーム機で発売されるク○ゲーすら凌駕するク○ゲーが
あちこちに蔓延る様から、ク○ゲーハンター達からは、北斗の拳に登場する

「修羅の国(その辺の雑魚キャラさえ、これまでのボスキャラレベルの強さ)」

と呼ばれています。
私は、修羅の国で生きるには、弱すぎるのです。