今回のカテゴリは（友人）
- カテゴリ：友人
- 2016/05/01 22:48:49
「誰か一人だけ会いたい人物に会わせてあげましょう」
友人と少しだけ飲んだ後、家に帰り飲み足りないので
一人で部屋で飲んでいる時、突然前方2メートルに
ぼんやりあらわれた男がいきなり言った。
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「何なら、わりゃ？神様か何かけ？」
僕は驚いて言った。
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「お察しの通り、ワタクシは汝らに神と崇められている
ものです」
下手なのか尊大なのかよくわからん口調で（神様）は
言った。
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「さよけ。わしゃあ、オドレにいっぺん会いたかったんじゃ。
ほいじゃけ、まあちいとそこへ座れえや」
僕はその時、少々酒を召し上がり過ぎていたので
ワタクシは神様にぞんざいな口調でそう申し上げました。
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「イヤ、ホント私の様に君らみたいな下界のモンより
能力に秀でた存在でも苦労は絶えんのですよ！」
酒が廻って来るにつれ、（彼）の口が滑らかになって来た。
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「ほいじゃけど、今日の（天皇賞）は結構荒れた結果
で御座いましたね」
ネタが無いので僕はそう振ってみた。
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「ワイは神様やで！長距離に実績の無い1番人気より
2番人気のキタサンブラックから行くやろ！
ワイは1から８、１５、１７と流しとったんや！
せやけど13番人気のカレンミロッテックがあわや1着の
展開なんかなんぼ神様かて読めんがな＞＜」
僕は神様と予想がほぼ同じな事を、見事に外している
だけに微妙な思いを抱いた。
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「ひょっとして神様でも未来の事は予測出来んのだっか？」
「アホンダラ、そげな事までわかるんなら、オドレ等も
もうちィと、不幸から救ったるわい」
天上のお方はそうの給まれた。
（おわり）
あとがき
言うまでもなくシラフでは書いてないｗｗ
こどもをつくってもいい子になるかどうかは
別のはなしだし……
どの馬が勝かは統計の世界ですにゃあ
アダムもイブも、いまだに楽園にいたかもしんない・ω・
ていうか、世界自体つくんなかったかもしんない・ω・
脳内シミュレートで、「あ。あかん」で終わりｗ
下々の者は拝んでも解決せずに変な方へ突っ走るこのごろ
競馬や宝くじの当りを教えてくれたらそりゃあ信者になりますよ
人に会わせるのは出来んのか。で、最悪になったら？
結局、自分で何とかするしかないのね。(笑)