Wolfenstein:TNO
- カテゴリ：ゲーム
- 2016/07/03 22:15:39
タイトルの通り、クリアしました「Wolfenstein:The New Order」。
なので今回も、紹介&感想書きまっせ。
時は1946年…謎の超科学技術を手に入れたナチスへと、
ありったけの戦力を投入した最後の反攻を企てる連合軍。
主人公「ブラスコヴィッチ大尉」は反攻作戦に参加し、
総大将デスヘッドに引導を渡すべく本拠地へと乗り込む。
しかし、奮戦むなしく捉えられた主人公達を、科学者でもある
デスヘッドの拷問と実験が待ち受けていた。
仲間の命を失い、デスヘッドを殺す機会も失い…
それでも辛うじて命だけは拾ったブラスコヴィッチ大尉。
だが、洋上への脱出時に重症を負った彼は、波の中に姿を消したのだ。
それから14年...
世界の覇者となったナチスは数々の粛清を行っていた。
その対象は病院でさえも例外でなく、社会にとって不要な人間を
処分するという名目のもと、戦争は終われど虐殺は続いていた。
場所は変わって、ポーランドのとある精神病院。
家業の精神病院を手伝い、苦しんでいる人々の世話を請け負ってきた
看護師「アーニャ」。
その献身的なまでの慈愛は、漁船に救われたという身元不明の兵士にさえ
分け隔てなく注がれていた。
そのアーニャにまでナチスの魔の手が届き、銃口が向けられようとした時だ。
廃人であったはずの身元不明の兵士が再び立ち上がり、ナチス兵の喉元を
刃物で突き刺したのだ。
彼の名はジョセフ・ブラスコヴィッチ。
14年の歳月を経ても尚、決して衰えることのない怒りが、彼を呼び起こした。
戦友を 祖国を 時間を 人生をも奪われた男の復讐が始まったのだ。
…と、なかなかにシリアスな状況から始まる、このゲーム。
FPS黎明期からあるシリーズなだけあって、システム周りも昔ながら。
ダメージを受けた後のリカバリーが難しく、FPS初心者には勧めがたい代物です。
しかも、全編通してグロ＆ゴア表現がたんまり。
好き嫌いが極端に分かれるゲームなのは違いないでしょう。
しかし、デスヘッドとその配下達の残虐非道な行いがあるからこそ、
仲間たちを殺した敵にトドメを刺す瞬間に解放感はこのゲームならでは。
(戦友よ…敵は討ったぞ…)といった具合に。
そして、ヒロインの存在が…まさしく救い。
14年も主人公の世話をしてって辺りの年月で察せる通り、ヒロインのアーニャは
若くて可愛い美少女ってタイプではないんです。
ただ、ブラスコヴィッチの心の支えとして、彼が守るべき存在として…
時には側に居て、時にはレジスタンスの一員として後方から手助けしてくれます。
ブラスコヴィッチが復讐以外の道で生きる可能性を見せてくれる存在として、
アラフォーであるにも関わらず、文句抜きのヒロイン力を有します。
「まだ死ねない」「死ぬわけにはいかない」と胸中で呟きながら、
常人にとっては致命傷となる傷を負いながら敵と戦い続けた主人公。
しかし、その言葉の意味は、終盤になるにつれ変わってきているんです。
「(仲間たちの仇を討つまでは)まだ死ねない」
「(復讐を成し遂げるまで)死ぬわけにはいかない」
から
「(仲間たちを助けるまで)まだ死ねない」
「(アーニャと平和に暮らせる場所を見つけるまで)死ぬわけにはいかない」
といった具合に。
復讐に行き、愛に生きようとする彼が、幾多の死を乗り越えた先に辿り着く
結末は…各々実際にプレイするなり、調べるなり、個別に聞くなりして下さい。
今回はネタバレなしなんで(｀ω´)
↓PV
https://www.youtube.com/watch?v=-3wrucVhK-8
https://www.youtube.com/watch?v=bsi_SmZ6UkU
PVではグロさ20%って感じやしねぇ。
終盤に死んだと思っていた戦友との果たし合いがあり、
その後のムービーで出てくる、敵となる過程が…ｳﾍｧ_(:3｣∠)_
あと、あの歴史がある限り、ナチスは基本悪役なんやなぁ…
悪役じゃないナチス系のキャラなんて、ジョジョに出てきた
シュトロハイムぐらいしかパッとは思いつかんし(｀ω´)
後ろでプレイ画面を見ている分には、所々はっちゃけてるのに、
シリアスな場面が次々出てくるちょっと奇妙な映画な気分(´ω｀)…?
この手のゲームの主人公って、筋肉むきむきマッチョマンがジョークを
飛ばしまくったり、軍人で個性なく淡々と任務をこなすっていうキャラが多い中、
ブラスコヴィッチ大尉は独特なキャラなので、話も一風変わった印象なんですよね。
そいえば、ナチスとかって色んなゲームで悪役になるのねｗ
ペルソナ２やりたいなぁ～☆
映画にプロモーションを読んだ気分になったよ(｀･ω･´)
世界が涙する感じの(*´∇｀*)