Nicotto Town


メモ書きめいた日記帳


Tomb Raider(2013) 紹介と感想

あれこれとセールが来る度に積みゲーが増えていく中、

とうとうTomb Raiderをクリアしました。

Tomb Raiderとは「墓荒らし」という意味で、考古学者にして
探検家でもあるララ・クロフトが、古代遺跡を探索するシリーズもの。
ララ・クロフトが、探検家として目覚める物語である今作を
主観ありありで紹介しようと思います。



人生初の冒険へと旅立ったララには偉大なる父が居た。
勇敢で聡明な冒険家だった父は、既にこの世を去っている。
ララは、父の旧友でもあり、エンデュランス号の船長でもあり、
育ての父であるコンラッド・ロス達と、ドラゴントライアングルと
呼ばれる海域を目指していた。

ドラゴントライアングル…太平洋沖にある嵐の止まない海域。
そこに真の邪馬台国があるというララの仮説に半信半疑ながらも
航海を続けるが、その海域に近付いた時、突然の嵐に襲われ
船は難破してしまうのであった。
轟音と濁流に飲まれたララが目覚めた時には、仲間とはぐれ
見たこともない孤島へと漂着していたのだった。


…と、こんな感じで始まったこのゲームですが、
過去作のララと違い、今作のララは大学卒業したての
21歳の頼りない少女なんです。
そんな彼女はまだまだ未熟ですが、この孤島には先に漂着した
人々が居て…しかも、決して友好的ではなかったのです。

漂着した人々はソラリと呼ばれる集団を結成しており、その頂点に
君臨するマサイラスは、女王の復活を目論んでいます。
女王の復活に必要なのは、若い女と、その生命を使う炎の儀式。
彼らは、炎の儀式を執り行うべく、エンデュランス号の乗員を捕まえ、
若い女を生け捕りにしようと襲い掛かってきます。

そして、仲間の行方を追いながら、ソラリと戦いつつも、この島の
秘密へと迫っていくのが今作の大まかな流れ。
その道中では、人を殺した事に怯え、危険な旅へと仲間たちを
連れてきてしまった後悔、仲間が死なせてしまった己の未熟さを悔やむ
彼女の苦悩が描かれています。

数々の苦境を乗り越えた先に映し出されるのは、かつてプレイヤーが
ゲームや映画で見た美人冒険家「ララ・クロフト」の姿。
本作の主題である「Survivor is Born」の通り、ララ・クロフト誕生の物語です。

↓日本語版PV
https://www.youtube.com/watch?v=W-fpP8dIOxY



…と、紹介は終わり感想に移るんやが、プレイヤーは初心者とは
限らんのやな、悲劇なんやな。
初めて人を殺すシーンでは、敵からハンドガンを奪い取り、
命からがら襲撃者の攻撃を凌ぎ切るというものです。
しかし、ある程度慣れた人なら、淡々と敵の頭に銃弾を叩き込んで、
難なく敵を片付けてしまうという。

たった一発の銃弾…引き金を引いただけで命が失われるという意味を
知識ではなく経験として知ってしまったララの
「…(人の命って)あっけないのね」
という台詞が別の意味に聞こえてきますよ!

そして、先へ進むにつれ様々な武器を入手し、戦闘力がメキメキと
強化されていき、ふと気付けば…

身を隠そうとする敵の頭を淡々とハンドガンで撃ち抜き、
炎を付けた矢で身を寄せ合っている敵達を火達磨にし、
逃げながら命乞いする敵の上半身をショットガンで吹き飛ばし、
こちらを撃とうと乗り出してきた敵をライフルで蜂の巣にする

可愛い巨乳のララちゃんの姿が!! 容赦ねぇな!!
挙句、斬り掛かってきた敵の脇を擦り抜けながら転倒させ、
脳天にピッケルを何度も突き刺すって鬼かよお前…

終盤では、女王を何百年も守り続けている「鬼」と呼ばれる
ゾンビサムライ?達も続々と姿を現し、
命令に背けばマサイラスに殺され、
命令に従えばララちゃんに淡々と殺され、
挙句の果てには鬼に追い掛け回されて殺される
ソラリの構成員には涙が出ますよ。

ソラリのおっちゃん達の多くは、この島に漂着し、脱出する為に、
死なない為に已む無くマサイラスに従っている状態。
そして、そのマサイラスも、島から脱出した過ぎて頭がおかしく
なってしまったというちょっと可愛そうな存在。
それでもラストシーンでは、復活寸前卑弥呼シャウトで恍惚とした
彼の頭に十数発の弾丸を撃ち込んじゃうんやな、慈悲はないんやな。

そして、女王「卑弥呼」も、出てくる度に笑いを誘う存在であり、
時にはブッダとして、時にはウキヨエとして、時にはゲイシャとして
様々な姿で各地の壁画や像、文献として情報が残っています。
ラストシーンでは、満を持して?本物の卑弥呼が現れてくるわけですが…
想像して頂きたい。

おかめ面のアヘ顔花魁を。

あまつさえそれが、青く輝きを発しながら上体を仰け反らしつつ
ビクンビクン絶頂している姿を。

キモい。率直に言ってキモい。
しかも、マサイラスを始末した後、トドメを刺された卑弥呼は何故か、
四方八方に青い光の筋を伸ばしながら…爆発四散!!
ギャグやんけ!!

日本人であるが故にツッコミを入れてしまう場面が多々あった本作…
色んな意味で楽しまましたよ(´・∀・`)b

アバター
2016/12/18 23:19
>メノンさん

古いゲームですから確かにカクカク…(というかハg
今の画質になるまでに幾度となく姿が変わったキャラですよね。
私は逆に映画は全くですが、操作性やカメラさえ我慢出来れば
このシリーズを楽しめる人は多いのではと思います(`・ω・´)
アバター
2016/12/08 17:02
こんにちは。
トゥームレイダーはアンジェリーナ・ジョリー主演の実写映画だけしか
触れてませんが、画像きれいになったゲーム(PS3版)とかを見かけて
少し興味はありました。(初期の頃のララとは別人ですね。ものすごくカクカクでしたよね?w)
カオスな卑弥呼や変な日本もオモシロソウですw



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