Nicotto Town


今年は感想を書く訓練なのだ


大切な何か(05)

ある日、部屋の景色にものすごい違和感を感じた。
まだ分かってね~
まじかよ、なんで俺はここに居るんだ?
いつもと全然ちがうじゃね~かよ。
笑い声も、甘える声も怒った風も、何もねえや。
一人静まり返った部屋に、ただぶ~んと機械の排気音がするだけ、
ちっこちチッコと針が時を刻んでるだけ。
怒りでも、悲し~でもね~し。
やるきもなんもね~し、ただ腹だけはいっぱいになったから、ぼけ~っとしてる。
今日も仕事があったからな、マーケットも寄れたし風呂も入った。
なんも無くなっちまったから、どっかえ消えちまったから。
俺って誰なんだ?こんなんじゃなかったはず。
もう後へは戻れないよな、だったらどっかへ探しに行こう。
小言でもなんでもいい、部屋の中で会話が聞こえるあの空間を。
どんな些細なことでも、感じられる、そう幸せを…… 

数日後
今のところを出ると、なくなってしまいます。
とりあえずあるから入ったレオパレス、便利には便利だな。
いままで考えたこともなかった、洗濯機とか冷蔵庫、いざ揃えるとなると気になるわけです。
幸い勤め先はまさに家電の宝庫、言えないけどつい触ってみたくなるわけです。
レンジにガステーブル、TVはPCの27インチモニターに、HDDレコつないで代用だな。
これだけ揃えても、単身用のものなら13万程度。安い安すぎる!
だが払うのは大変だ、給料もその上をいく安さだからww
ま!こんなこと書けるようになるくらい、心は安定してきました。
少しの蓄えを出して、揃えなければ成らない物には投資しよう。
引っ越して落ち着けば、あとは将来に備えて蓄えるだけだ。
俺はおふくろに似て、そう言った貧乏暮らしには、耐えられる資質を受け継いでいると信じる。
毎月毎月少しでも、貯金が増えれば心は落ち着くはずだ。
あとはできるだけ、休みを減らして仕事をすれば、いやなことも考えずに済む。
一石二鳥だ、そして少しの時間を割いて、趣味のゲームでも再開しようそうしよう。




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