Nicotto Town



暇なら来い!

本日、高校の同級生が家を訪ねて来てくれました。

息子が剣道の試合があるとかで、その試合会場へ行く途中にあちきの家があるからです。
勿論あちきは仕事で不在でした。
高校時代を経て十数年付き合いがありましたが、彼も結婚し家庭を築き始めたので、おいおい遊びに誘うわけにもいかず・・・それから二十数年が経ってました。

何故そんな彼が突然来たのか・・・
『久しぶりに会いたくなった』と言うのも嘘ではないでしょう。
彼の住まいは『真備町 川辺』

本日早めに仕事を終えたあちきは帰宅後彼が訪ねて来た事を親父から聞き、すぐに真備町へ向かいました。
彼の家は随分昔に一度だけ訪れた事があるが、今となっては様変わりして正確な場所を思い出せない。
災害対策本部を訪ね地図で家を調べても名前が載ってない。
電話をしても繋がらない・・・
『浸水で沈んでしまったか・・・』
と、電話を切って数分後、その彼から応答がありました。
『今は隣の清音村に居る』と。
彼と合流し、彼の家に行ってみました。

道は通れるようにはなってたが、泥が渇いて粉塵を巻き上げるほど。
そして彼の家は・・・どっぷりと災害に浸ってました。
一階部分は泥水に浸かり全ての物は使い物にならない。
二階は床下10㎝程まで来てたそうです。
その時彼は仕事で夜勤、奥さんと子供は二階に避難して約7時間程窓から手を振り助けを求めていたそうです。

話を聞き、現場を目の前にして初めて実感が出てきました。
明日から3日間、仕事が無いので彼の家を片付けに行ってきます。
ぼらんてぃあです。
無償です。
会いに来たのも助けを求めてなのかもしれません。
でも彼はその事を口にしません。
只、『仕事が休みなら【手伝いに】来い!』と。





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2018/07/21 11:30
そのお友達にとって多摩さんは、困ったときに助けてくれる真の友なのだと思います。
アバター
2018/07/16 20:51
学生時代の友達でも、結婚したり子供が産まれたりと環境が変わると段々と疎遠になったりしますよね。
そんな友達が、二十数年の時間を越えて、多摩蘭さんに助けを求めに来たんですね。
ハッキリと、助けて、と口に出さなくても気持ちは滲んで居たと思います。
そんな状況に即座に反応した多摩蘭さん、さすがです。
どうぞ、お気を付けて行ってらっしゃいませ。



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