Nicotto Town



第四話 自転車でカトマンズ (世界半周旅行記)

外国を夢見るちくちくさんにささげる世界半周旅行記

第四話 自転車でカトマンズ


(前回までのあらすじ)
バンコク中央駅の駅前広場で一夜を明かしたこはる。
またまた、路線バスの呪いに捕まりながらも
ようやくネパールのカトマンズへ到着。
今度は宿も決まり。昨日の疲れか、18時間の熟睡。
いよいよ今日からカトマンズ見物



(4月12日)
朝、11時に目覚めて、お湯の出ないシャワーを浴びました。
この宿は、1階が食堂を兼ねているので、そこで朝食を取ります。
食事は、ダールバーツという、豆のスープをご飯にかけ、おひたしみたいな
のを二品、とりの肉を添えてもらい、〆て150円。(※1)
一泊が200円くらいなので、豪華な朝食になりました。
ご飯は、タイ米のように細長いお米で、まあまあの味でしたが、地元の人に
言わせると、あんまり美味しくないとのことでした。(※2)

貸し自転車があったので、一台借りて、昨日買った地図を頼りに、市内観光と
しゃれ込みました。しばらく走ってみたらあれ?地図と違ってるぞー。
またやっちゃいました。地図を90度回して見ていました。
スワヤンブナート寺院に向かって自転車を走らせました。
ここは、市内から3Kmくらい離れたところにあります。丘の上にあるので
階段のところに自転車を止めると、子供たちがやってきました。
そして、口々にこういいます。「自転車見ててあげるよ」
「ええー、いいよ、鍵ついてるから」といっても、「いや、ここだと盗まれる」
と言い張ります。見張りを頼まないで自転車を持っていかれるのもいやなので
見張りを頼みました。1ルピー(5円)でした。(※3)
この寺院、急な石段を400段くらい登らないといけなくて、標高が1300mの
カトマンズでは、かなり息が切れてしまいます。
目玉の絵がかかれてる仏塔があり、その回りには、手でクルクル回せる不思議な
円筒形のものが沢山ついていました。(※4)他の国の観光客が、
写真をバチバチ撮っていたので、安心してビデオを回してみました。

次は、お釈迦様が水の上に寝ているというブッダニルカンタという
ところに行きました。(※5)地図で見たら近く見えましたが、ずーっと登り道で
かなり遠く、のどが渇いてしまいました。そこで、掟破りのアイスキャンディーを
食べましたが、さらにのどが渇いてしまいました。(※6)
地元の子供たちは、学校で習っているのか、英語が通じます。
パンフレットに明日がネパールの正月と載っていたので、子供たちに聞いてみたら
明後日とのこと。なので、明後日までここに居ることにしました。
街まで自転車で戻りました。帰りは坂道を下るだけなのでとても楽。
しかし、カトマンズ、王宮広場の回りに3ヶ所ほど信号機がついていたけど
それ以外のところに信号機は見当たりませんでした。

街では、いろんなものを売っているのに出会います。
一番多いのが両替。次が、マリファナ、ハッシッシ。
家の中で吸うのは大目に見られているそうですが、言い値が高かったのでパス。
葉っぱで巻いたタバコがほしかったけど、見つからなかったので
普通の紙巻タバコを買ってきました。(※7)

また今日も夕食を抜いて、夕方の5時頃にさっさと寝て、
翌朝の10時まで熟睡。



(第五話につづく)


※1 ダールバーツは、日本で言えばお味噌汁くらいに、いつも食べているそうです。
※2 ネパールで最初に覚えた言葉は「パニ」。お水のことです。生水ですが
   気にしないで飲んでいました。カトマンズの水は美味しかった。
※3 5円といえども、物価の違いを考えると、50円とか100円とかの価値。
   TT GUEST HOUSEを見つけました。
※4 ここの仏塔は、南アジア最大ともいわれて、仏塔には仏陀の知恵の目が四面に
   描かれていて、また、この仏壇の周囲には、チベット仏教の特徴を示すマニ車が
   並んでいるという解説は、ついさっき知りました。
※5 本当は、ブダニルカンタというところで、池に横たわっているのはお釈迦様
   ではなくヴィシュヌ神で、像の長さは5m。(まったく、何を見てきたのか…)
※6 アイスキャンディーも生水を使っているので、食べてはいけないと旅行案内には
   かかれているが、背に腹は変えられない。食べたいものは食べる、飲みたいものは飲む。
※7 一箱が15円くらいチャイ1杯と変わらないくらいの値段です。


今日はカトマンズ観光。
カトマンズはインドに入るための通過点でしたが、2・3日
のんびりと過ごしています。
毎晩食事を摂っていないのにお気づきかと思いますが、
これには深い作戦が…。詳しくは次回に。

次回、「第五話 なかなか出ないぞカトマンズ」をお送りします。
乞うご期待。

アバター
2009/01/08 22:00
うわっ・・・新着コメ欄のジュネの名前に釣られて来たら・・・TT
ちくちくぅ・・・・

なんかこうしてると本当はまだいるんじゃん?って思えて・・・
しかしいなくなってからまだ10日なのにというか7日過ぎたら・・・そう8日にはログインが2週間以内ってなってて・・・orz
アバター
2009/01/08 21:45
へ~とっても面白くて興味あります。友達がインドに2ヶ月ほど行ってたことがあって 話とか写真を見た事があるんです。
だから一度はインドに行ってみたいと思ってたんだぁ~。ヾ(〃⌒ー⌒〃)
アバター
2008/12/29 01:12
生水は怖い気がしますが・・・
アバター
2008/12/28 10:30
ハットマンさん
りょーかいが英語になってますね。
会わせてもらってありがとう

こややしさん
この頃は、まだボトル入りの水を買うということをしてなかったので
その辺にある飲み物でのどを潤していました。
そのうち、ジュース三昧になるのですが…
アバター
2008/12/27 18:56
えーと、なんだか普通の日記になってしまいましたが、
ええ、そうなんです。日記を記事にしているので。
まあ、でもあちこちに、行き当たりばったりがでてくるから、いいか。

まーちさん
そうですね、教育は、将来の楽しみを作ってくれますね。
ゆとり教育で、日本の将来は…、なんてことはここでは言いません。

tottocoさん
エジプトに行ったときは、これからシャワーを浴びるっていうと
ボイラーをつけてくれました。
暑い地域だと、水でも我慢できるんですけど、ネパールは、ちょっと。
これから行くインドでも主食はカレー。
これで水が飲めなかったら、辛くてしょうがないじゃんという理屈で
水を飲みました。地元の人も飲んでるから大丈夫じゃない?
(苦しむのは1ヶ月後ですが…)

ちくちくさん
自由というより、事前準備がまったくないという、
たんに、行き当たりばったりです。
時間に余裕があったからできたようなものです。

pawnさん
このときは、お腹はこわしませんでした。
マリファナは、多分法律違反なので、怖くて手を出しません。
タイとかでは、つかまると、相当思い刑が待っているそうで。

アバター
2008/12/27 17:55
> お湯の出ないシャワーを浴びました。

水シャワーの宿、一度だけ泊まりました。一日中調子が上がらなかったなぁ。
以後、どこの街でも必死になって果てし無く出続けるホットシャワーのある宿を
探すようになりました。

> 掟破りのアイスキャンディーを食べましたが、さらにのどが渇いてしまいました。

背に腹は変えられなくても、そのオチとして腹が下る(こともある)。
とは言え無糖の飲み物はあまり売ってないので仕方ないですよねぇ。
# 私もコーラの倍の値段の缶ウーロン茶を見つけ次第買って、部屋にストックしてました...
アバター
2008/12/27 17:38
♬(*^-')ノ☆;:*(*'ー')o♬ラジャ♡
アバター
2008/12/27 16:19
外国でアイスキャンディーって食べちゃダメだったんですね!初めて知りました。
お腹、壊しませんでしたか?大丈夫でしたか?
お湯のでないシャワー…普通にマリファナが売られている街…うーん、世の中知らないことが沢山だ。
子供達に英語が通じるって凄いですね。日本もそのうち、そんな感じになるのでしょうか。
負けないように頑張らねば!
アバター
2008/12/27 16:19
うーん。こはるくんの旅行記、おもしろい。
ほんとにやってみたくなる旅だわ・・
なんか観光ガイドブックとかにない旅だよね。
うーん、なんて自由なんだって思う・・(;;)・・うん、自由はいい。

続きは必ず読んでいくから、
無理しないように。(ー人ー)これはお願い。

でも本当に楽しみにしてる(ー人ー)ありがと
アバター
2008/12/27 14:28
お湯の出ないシャワー・・・
わたしもトルコで浴びました( ̄▽ ̄lll)
お湯が出るということのありがたさを知りました・・・

背に腹は変えられないといってもねぇ・・・
いきなり生水・・・アイスキャンディー・・・
大丈夫だっていうのがすごいです(。・ω・。)ノ♡
アバター
2008/12/27 12:42
子どもたちの方が英語をしゃべれるんですね。
あと数十年すればきっと英語が通じやすくなるでしょう。
教育ってすごいな~



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