第九話 闇の女王と謎のメッセージ (こはる劇場)
- カテゴリ:自作小説
- 2008/12/28 12:43:03
いつも素敵なわこ様にささげる物語
第九話 闇の女王と謎のメッセージ
それは、こはるが、お正月用のしめ飾りを買いに、街に出ていたときのことでした。
ピンーポーン。
Leann王子(以下王子)「はーい、あ、わこさんだ。こんにちは」
わこ女王(以下女王)「あれ?こはるはどうした。それに、なんでLeannがこはるの家にいるんだ」
王子「こはるさんなら、今買い物に出かけてるよ。その間、留守番を頼まれたんだ」
女王「なんだ、そうだったのか。しかし、Leannといえども、わこさんはないだろう。ちゃんと女王様とお呼び」
王子「えー、女王様。言いにくいなー。じゃあ、代わりに、Leannのことも王子と呼んでくれる?」
女王「王子?何王子なんだ。わしはこんな子供を生んだ覚えはないぞ」
王子「女王様の子供なんかじゃないよ。決まってるじゃない。かぼちゃ国の王子に」
女王「ああ、そうだったな。あの、熊が畑を荒らしまわってるかぼちゃ国だったよな」
王子「あの熊を捕獲するのに、8000コインもかかったんだから」
女王「それはそうと、実は、こはるに聞きたいことがあって来たんだが、ま、いいか、王子でも」
王子「でもってー、まあいいでしょう。何を聞きたかったの」
女王「実は、プレゼントが贈られてきたんだが、誰から来たのか分からないんだ」
王子「えー、メッセージが付いてたでしょう」
女王「そうなのか、どらどら。おお、本当にメッセージが付いてるぞ」
王子「で、なんて書いてあったの」
女王「???」
王子「ねえ、なんて書いてあったの」
女王「それが、なんて書いてあるかわからないのだが」
王子「ああ、女王は、国語が苦手だからね」
女王「そうじゃない。へんてこな文章だ。お前も見るか」
王子「どれどれ」
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ド券ンですリでがお。ー一当裾さム万っ分ん抽コたけじ選イのでう
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女王「な、お前に分かるか?」
王子「うーん、他に何か書いてなかったの」
女王「他には、コード5って書いてあるが、なんのことだ?」
王子「コード5か。ってことは、5文字ずつに切ってみると」
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ド券ンです
リでがお。
ー一当裾さ
ム万っ分ん
抽コたけじ
選イのでう
*****
女王「そんなことをしても、さっぱり分からんぞ」
王子「あっそうだ。用事を思い出したから、留守番お願いね」
女王「おいおい、急にどうしたんだ、それにこはるになんていえばいいんだ」
王子「じゃあ、こはるさんには、メモを残しておくから、それを渡しておいてね」
(ピュン)
女王「あれ、王子、急にどうしたんだ。しかし、このメッセージは分からんなー」
ピンポーン
女王「ああ、こはる、お帰り」
こはる「ただいま。あれ、どうしてわこさん、じゃなくて闇の女王、いえいえ、女王様がどうしてここに、それにリアンさんは?」
女王「ああ、さっきここにきたら、リアンがいたんだが、急にどこかに行っちゃったぞ」
こはる「ふーん、急にって、どうしたんだろう」
女王「そういえば、書置きを残していったぞ。これだ」
こはる「どれどれ」
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ぴこmぷいいlsぃもdじいhぴfs とsm
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女王「なんだ、王子もタイプが下手くそだな。こんなの読めないぞ」
こはる「えーと、なんだろう」
女王「そういえば王子のやつ、タイプするときに、右手の人差し指がKのキーにに乗ってたし、左手の人差し指がGのキーに乗ってたな。」
こはる「それって、右に一つずつずれてるのか。あっ分かった」
女王「分かったって、なんてかいてあるんだ、読んでくれ」
こはる「いや、ちょっと、それは。」
女王「なにを隠してる」
こはる「あの。あっ、そうだ。用事を思い出したから、留守番お願いね」
女王「おい、こはる。お前までどうしたんだ」
(ピュン)
女王「まったく、皆どうしたんだ。しょうがない、しぃの家にでも行ってくるか」
(ピュン)
(コメント1に続く)
面白くて一気に全部読んじゃいましたよ~!
こはるさん文才あります!次回も楽しみにしてます(○´ェ`○)
そして、わこ様(女王様)ステキです♥
ってしぃ子じゃにゃいですがねー。
新たな語呂合わせ発見!巫女に横、です。
巫女にょ娘とか。やっぱり巫女は外せにゃい。
ねこしっぽ効果でちょっとだけにゃーにゃー しぃ
暗号の提供ありがとうございました。
遊郭にもぐりこんでいたんですか?知りませんでした。
巫女にしぃ子へ
かぐや姫さん
どういたしまして
Leannさん
誰が主役といったー。
準主役です。さんじうさんを差し置いての。
次回は、主役にしますか?
ちなみに、暗号は、しぃさんが提供してくれました。
++pepe++さん
えっとー、そのー、さんじうさん好みかと思って
選ばさせていただきました。
テーストが似ていたもので。
わこさん
た、食べられてたのかー。
しらんかった。
さんじうさんのお味はいかがでした?
R18でした。
tottocoさん
その才能、tottocoさんのコメントで練習させていただきました。
まあ、ニコッとに事件がないと、この物語もできないわけでして…。
最近の出来事をコンパクトにまとめられる才能・・・スゴイね(*´・ω-)b!
じゅるw ま、こはるは旨かったw 3人相手ってのは体がもたんな~www
さてさて年内はゆっくりするぜ☆ また年明けたら ワイノワイノと遊郭に入り浸って女でも男でも食ってやるw
あ~もちろん成人限定ね(^_-)-☆
あのような奇抜な格好をして参りましたのに、
美女扱いされて「でへへ」でありますw
それにしても女王様、お強い…!w
やはり女王様の足元にも及ばないとなw
こはるさんは暗号解くのも考えるのもお上手だb
ひっそりとか言っておきながら落ちの鍵としてがっつり登場させてくれたことに驚きです。
追記 実は遊郭に巫女服着てこっそり潜んでたりして。
(任務があるならがんがん潜入しますよー。ご連絡は巫女に良い娘へ。w)
こはる「ああ、ここが王子の遊郭の入り口か。まさかリアンさんの書置きが『おうじのゆうかくにしゅうごう りあん』だったって、闇の女王にばれなくて良かった。」
さんじう「あ、こはるくんだ」
こはる「これは、さんじうさん、こんにちは。ドリーム抽選の当選おめでとう」
さんじう「ありがとう。でも、リアンに1万コインもってここに来いって言われたんだけど」
こはる「そうだったの。あ、リアンさんが来た」
王子「やあ、さんじうさんにこはるさん。今日はさんじうさんの1万コインを使って、この遊郭で思いっきり遊ぶよ」
さんじう「えー、ここで使っちゃうの?みんなにシャケを配るのに使おうと思ってたのに」
王子「いいじゃない、パーっと、パーっと」
こはる「そうと決まれば、中に入りましょう」
ピンーポーン
さんじう「おお、中には美女が勢ぞろいだ。誰にしようかなー。pepeさんがいいなー」
王子「ボクは、巫女さんがいいなー」
こはる「じゃあ、こはるは、この着物姿の。あ、あわあわあわ」
さんじう「どうしたの、こはるくん」
こはる「な、中に、女王が…」
女王「ふん、わしをのけ者にしようたって、そうは問屋が卸さない。」
こはる「じょ、女王様。ど、どうしてここが」
女王「ああ、しぃに暗号を見せたらすぐに解いてくれた。なんでもしぃが考え出した暗号だそうだ」
こはる「そうだったのか」
女王「じゃあ、こはる、今日の相手はわしに決まりだ」
こはる「た、た、たすけてーーーー」
第九回こはる劇場いかがでしたか。
この物語はフィクションで、登場人物は、ニコッとタウンの住民とは一切関係ございません。
ということで、Leannさん、さんじうさん、しぃさん、pepeさんご出演ありがとうございました。
わこ「ほら、三人いっぺんに面倒みてやるぞ」
Leann・さんじう・こはる「逃げろー」