Nicotto Town



第五十四話超高級ホテルのディナー 世界半周旅行記

冒険を夢見るすべての人にささげる世界半周旅行記

第五十四話 超高級ホテルのディナー

(前回までのあらすじ)
英語を操る日本人清水君と出会いました。
イギリスから来たGaryとJaneにも。
さて、動物園の歩き方を紹介しておきました。
なんと言っても、カレー味のポップコーンを手にして
回ります。
今日は、ボンベイで、一番高級なホテルタージマハールホテルで
どきどきコース料理を頼みま



(8月16日)
夜行バスでボンベイに戻りました。
夜の8時半出発で午前11時半にボンベイ着です。
前日のボンベイは、洪水だったそうです。

前回泊まったSolvation Armyに行くと、英語を操る清水君、Gary,Janeに会いました。
3人はタージマハールホテルの展望レストランで豪華ディナーを食べる計画を
立てていたので、一緒に行くことにしました。

その前に、東京銀行にてトラベラーズチェックの再発行をしてもらいに行き
無事、再発行してもらうことができました。

さて、夕食会場のタージマハールホテルのうんちくでも。
インドのタタグループの創始者であるジャムセットジ・タタさんは、昔、
ボンベイで当時最大のホテルだったワトソンズ・ホテルに入ろうとしたのですが、
白人専用であることを理由に宿泊を断られてしまいました。
これに怒ってもっと豪華なホテルをインド人の手で築こうとして作ったのが
タージマハールホテルです。
インド人建築家により設計され、西洋の新古典主義建築とインドの伝統の様式を
混合した姿で設計され、建設には25万ポンドを投じられたとのことです。

さて、このホテルの展望レストランで食事をすると、
コース料理を頼むと400ルピーほどかかります。
400ルピーあると、紅茶が800杯飲めるし、映画なら50回見ることができます。
日本円にすると3600円ですが、現地の感覚だと2万円から4万円位です。

なので、4人とも、とてもそわそわしています。
普段はTシャツですが、さすがにこの日は、一番いい服を着ます。
もちろん靴も履いていきます。

ドキドキしながらレストランの入り口に着いたご一行様は、
入り口にあるメニューに見入り、これとこれ、あれを頼むといくらかかると
一生懸命計算を始めました。
入るのにめげそうになると、日本円、ポンドで考えれば大丈夫と、
お互いに励まし合っていました。
おおよそ350ルピーくらいで収まることが分かり、意を決して中に入りました。

スープにチキン、チョコプディング、コーヒー...と、普段味わえない料理を
頂きました。
ケーキって、トレイにでもって来てくれるので、自分で選ぶんですね。
生バンド付きで、とても豪華な食事を頂くことができました。


(8月17日)
昼間は、GPO(郵便局)に行き、インド門を見物しました。
雨で、デジタル時計の表示がされたりされなかったりしていたので、
売ってしまおうと思い、時計屋さんの前で品定めをしていました。
で、お店の人が出てきたので、「私の時計は日付と時間が交互に表示される」
と自慢したら、それは、これを押せば戻るといって、セットボタンを押したら
表示が全くされなくなってしまいました。
慌てたのは店の人。私は、今までちゃんと使えていたのに~と、店の人のせいにし、
結局中身だけを5ルピーで取り替えてもらいました。
新しい時計は正確で、1日に1秒も狂いませんでした。
今までの1時間に1分狂う時計はなんだったんだろう。

夕方、Gary達と別れて、清水君と一緒に駅に向かいました。
出発5分前到着でセーフ。
向かいに座っていた地元の人から、夕食のチャパティと、炒り卵唐辛子を
ご馳走になりました。


(8月18日)
朝、アーマダバードに着きました。そこから乗り換えで、
ウダイプールには夜7時に到着。

駅のホームには妙に日本語を操る客引きがいました。
バスターミナルのView Hotelに5ルピーで行くと言います。
でも、バスターミナルに来ると、自分の知っているホテルに泊まれといいます。
View Hotelはクローズしているからと。
確かに、そのホテルは5ヶ月前からクローズしていました。
Gary達に聞いていたホテルに行って欲しいというと、さらに5ルピーといいます。
彼の持っているノートには、日本人旅行者が、彼は信頼できるとかということを
書いていますが、結局は客引きでしかないと思いました。
まあ、自分で宿を探すよりは、彼に頼んだ方が簡単だからなのでしょうが。

Garyたちが薦めていたLalghatゲストハウスは、Lake Palaceが見晴らせて
とてもいいところでした。
近くの店で、ラジャスタンピザを食べました。



(第五十五話につづく)




ボンベイで英語を操る清水君とイギリスからきた
GaryとJaneに再会しました。
4人でタージマハールホテルの展望レストランで食事を。
コース料理で、料金も高かったのでどきどきはらはらでした。
デジタル時計を安く手に入れて、湖の上に浮かぶ宮殿がある
ウダイプールに来ました。



次回、「第五十五話 湖に浮かぶ宮殿」をお送りします。
乞うご期待。

アバター
2009/11/03 19:09
tottocoさん
いや、インド人のたくましさに較べれば、日本人はそれほどでも。
時計、はい、ラッキーでした。

ジュネさん
お食事ツアーでもしますか、インドカレーの旅。

まあこさん
えーと、インドは4月からの2ヶ月間と、これから1ヶ月ですね。

ちょさん
普段は、ビーチサンダルか、裸足です。
この日は、短パンじゃなくて長いズボンで参戦です。

ちくちくさん
警察に行って盗難証明書をなんとか発行してもらって
堂々の再発行です。
あ、盗難されたというトラベラーズチェックは、もちろん持ってますけど。
味、うーん、忘れた。

南の島のヒロさん
座布団一枚!

まおさん
そうそう、日本人で良かったと思う瞬間です。
自分が偉い訳じゃないのにね。

KINACOさん
ええー、歌うって。
演歌じゃなかったの?

KOOLKATさん
おおー、全世界にあるんですね。
で、味?うーん、昔のことで忘れてしまった。
アバター
2009/11/03 14:07
うちの会社がタージマハールホテル使ってます。 (Guestにね
アタシは行った事ありませんがwww

ねーねー、豪華なのは解るんだけど、味はどーだったの?w
美味しかった、ってないってことは、ま、こんなもんかな、って感じ??


↓ の生バンドで歌った、っての気になるなーwww
アバター
2009/11/03 03:35
私ね、グアムのホテルの生バンドで、歌ったよ。
拍手してもらったけど、途中英語を誤摩化したのはバレてたよ。
アバター
2009/11/02 23:57
タージマハールホテル、今写真見ました。 はうあー豪華ホテルですね。
ここの展望レストランのお食事が4千円程度で頂けるんですか ?!

日本人(円?)ってすごいですね。あたしは何も偉くないけど~ (^_^;
アバター
2009/11/02 15:11
ケーキを選ぶのって苦手。全部食べたいもん。
3600円で数万円の食事っていいなぁ。
こはるちゃんて外国の感覚にに馴染んでるよね~。
アバター
2009/11/02 13:32
こんにちわ。

そっかぁ、最高級ホテルで食事するのは、根性もインド。(プッ)
アバター
2009/11/02 09:13
え・・・トラベラーズチェックの再発行って、
もしかして、盗難証明で再発行したん・・?
普通に再発行手続きをしただけ?

で、これがこの旅行一の豪華な食事なんかな(^^)
日本でもホテルのコースってあまり食べないし
おいしかったんやろうな〜

湖に浮かぶ宮殿・・・

楽しみにしてる〜
アバター
2009/11/01 23:58
>もちろん靴も履いていきます

普段はもちろん裸足じゃないだうけど、かなり自由なファッションなんだろなww
アバター
2009/11/01 23:51
どれくらいの期間インドにいらしたんですか?
アバター
2009/11/01 23:06
いいなぁ~行ってみたくなるなぁ~o(*⌒―⌒*)oにこっ♪
アバター
2009/11/01 20:48
英語をあ操る清水君と・・
日本語を操る客引き・・
誰よりもインド人の上をいく日本人がいちばんすごいんじゃない?
時計・・らっきだたねー(◔‿◔。)



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