Nicotto Town



第五十七話美しすぎるタージマハール 世界半周旅行

冒険を夢見るすべての人にささげる世界半周旅行記

第五十七話 美しすぎるタージマハール

(前回までのあらすじ)
ジャイプールからジャイサルメールと
砂漠の町にやってきました。
イスラエル人2人組とも会うことができました。
2泊3日の砂漠の旅は過酷なもので、
2時間でダウンです。
それでも、泥水を身体に浴びて生き返り、
なんとか回ることができました。



(8月26日)
朝8時に目を覚ましました。
朝のバスで移動するつもりでしたが、昨日までの2泊3日のラクダの旅の
後遺症というか、疲れが残っているので、今日はおとなしくしています。

一緒にラクダの旅を回ったイギリス人は、すでに昨夜の汽車で移動したそうです。
どれだけタフなのか。

一日うだうだして、少し町を見て回り、踵をすりむいてナップザックを
誰かに繕ってもらいました。(※1)

一緒に回った日本人ののりこちゃんは、居残りの二人と一緒に夜汽車で
移動していきました。居残りを選んだ二人は、バンクジュースの後遺症で
らくだに乗れる状態じゃなかったとか。

ドイツ人男性と、日系アメリカ人の二人に出会いました。
今晩の夜行で移動するそうですが、一緒の方向に回る人が沢山いて嬉しい。


(8月27日)
朝のバスで、ジャイサルメールからジョードプールと移動し、
汽車で、ジョードプールからジャイプール、アジメールと移動しました。


(8月28日)
アジメールに朝到着し、そのままプシュカーへ移動しました。
お祭りだそうですが、あまりに疲れていたので、
夕方までホテルで寝ていました。

バザールで袋と小袋と腕輪を買いました。
日系アメリカ人のOOTAさんとすれ違いました。


(8月29日)
お昼のバスでアジャメールに戻りました。
汽車でジャイプールに戻り、着いたのが夜の8時。
デリーでストをしている影響だそうです。
お腹の調子がイマイチなので、ぐったりと寝てしまいました。


(8月30日)
半日観光をしていて、またもやアイスクリームを食べて、当たってしまいました。
いや、もう一個が当たったわけではなくて、お腹をこわして...

夕方になっても夜になっても、デリー行きのバスも汽車も出ないとの
ことなので、デリーに行くのはあきらめて、明日のアグラー行きの
バスを予約しました。
5日後が満月なので、それに合わせてアグラーに行くつもりにしていましたが
仕方ないか。

暑いのに、お腹をこわしたお陰で弱気になってしまいました。
カジュラホを拝みに(?)行く予定も取りやめにすることにしました。


(8月31日)
朝のバスでアグラに向かい、午後の3時半に到着しました。
泊まるのは、タージマハールが見えるというシャンテロッジと決めていました。

バスを降りてオートリクシャーが15ルピー、10ルピーと行ってくるので8ルピーで
乗りました。シャンテロッジで待ち合わせていると言って乗ったのですが、
半分くらい着たところで、バイクの兄ちゃんが隣を一緒に走ります。

と、突然、オートリクシャーのおっちゃんが、
「この車は昨日買ったばかりで、ナンバーも免許もない。この先
警官が沢山いるので行けない。バイクに乗り換えろ」と言い始めます。
いやだと断りますが、どうしても先に行きません。

おっと、バイクの兄ちゃんとの連係プレーですか。
しょうがないので、お金を払わないでそのまま歩くことにしました。
と、バイクの兄ちゃんも付いてきます。
ただでいいというのでただで乗りました。

別のホテルに連れて行かれましたが、待ち合わせをしていると言って
シャンテロッジまで行きました。
部屋に入っても彼はロビーで待っていたようですが、
20分ほどでいなくなりました。

なお、彼が見せた日本人の手紙というのには、
「この人はいろんな店に連れて行って沢山お金を使わせてくれます」
と書いていました。
絨毯でも売りつけられたんでしょうか。

夕方から夜にかけてタージマハールを見ていました。
あまりの美しさに、動くことができませんでした。



(第五十八話につづく)


※1 この踵の傷、なぜかちっとも良くならなくて、このあと
   3ヶ月ほどこのままでした。。



砂漠の町から、バスと汽車を乗り継いでの大移動。
デリーがストで近づけないので、さきにアグラーに来ました。
途中、アイスクリームを食べて、またまたお腹をこわしたり、
リクシャーとバイクの兄ちゃんの連係プレーを横目で見たり。
タージマハール、美しすぎて動けなくなりました。

次回、「第五十八話 あっという間の洪水」をお送りします。
乞うご期待。

アバター
2009/12/09 12:19
美しすぎるタージマハールは2行でおしまい?;;
お腹と踵早く治してね・・・。あれ?
アバター
2009/12/07 23:17
日本人の手紙に大ウケでした。
なんと絶妙な。
アバター
2009/12/07 22:52
どんだけお腹を壊すんだ~w
それでもアイスを口にする屈強な精神力は
ある意味タージマハールより感動するかも(^◇^;)
アバター
2009/12/07 20:39
何度お腹をこわしても、懲りずにアイスクリームを食べるこはるさんって…┐( ̄ヘ ̄)┌

タージマハールの美しさを表現するだけの文……
                         あ!いえいえ、何でもありませーん~~┌(〃⌒∇)┘

わたしは、あまり日本から出たいとは思わないのです。
もし行くなら、北欧のラップランド辺りに行きたいです。(寒いとは思うけど…)
アバター
2009/12/07 10:39
ネットの写真を検索したけど
これを目の前にするって
きっとすごい感動なんだろうなって思ったよ〜

インドの話を読むと
行けないかもと思うけど
こういう話を読むと
行きたいなってやっぱり思うよ。
アバター
2009/12/07 09:10
おはようさんです。

 ワテ、インドは知らないけど、結構なハード旅のようですね。
 ゆっくりと走る鉄道の旅も、腰が痛いやろなぁ。
 タージマハールは、写真で見ても綺麗やから実物を見られたら感動するやろなぁ。
アバター
2009/12/07 06:00
タージマハールの美しさが書き表せなかった、ってことでしょうか?
解らないだけに妄想だけが勝手に突っ走って、それはそれでとてもそそられましたw

やっぱりお腹こわすんですねぇ。 >インド
一生に一度は行ってみたいものの、お腹が弱いのでそれが気がかりなんです・・・w
アバター
2009/12/07 01:45
こはる姉さん、あたしもタージマハールの話をもっと聞きたかったよ~。(`☐´)/
らゆうさん、写真ありがと。
アバター
2009/12/06 23:16
「あまりの美しさに、」ええええー。言葉に表現できないって事ですか?

悔しいので検索。
http://www.wallpaperlink.com/images/wallpaper/2007/0701/02964x.jpg


おお、実際に見てみたいです。
アバター
2009/12/06 22:10
タージマハールがどんなに美しいか・・という話なのかと思ったら
たった2行・・・(´・ω・`)
アバター
2009/12/06 22:09
美しすぎるわたくしですが、
タージマハールには負けると思うの。

冗談はさておき、タージマハール廟には行ってみたいです!
アバター
2009/12/06 20:32
いいなぁ~ジュネもタージマハール見たい。。。。。

アイスクリームか。。。。あれは結構細菌が怖いのよ。。。

以前くりーむ童話と言うジェラート店でお仕事した事があるの
アバター
2009/12/06 20:16
タージマハールって王様が亡くなった王妃のために建てたんでしたっけ?
なんだかロマンチックですね~
夕暮れの一番綺麗なときに眺められるなんていいなぁ。。



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