冒険を夢見るすべての人にささげる世界半周旅行記

第六十一話 カトマンズでの再会

（前回までのあらすじ）
ネパールでも牧歌的な町ポカラに来ました。
湖の畔を歩いているといろんなお店や人に出会いました。
久々にのんびり気分です。
さて、インドネパールも次回が最後です。



（9月13日）
朝6時過ぎにネパールの首都カトマンズに着きました。
王宮広場のバザールは早くも店が出ています。
早速、ガスのなくなった使い捨てライターにガスを充填してもらいました。（※１）
次に、ポカラに移動する際に破れたバッグを、ミシンで縫ってもらいました。

ガーリー達が泊まるといっていたFriendly Homeに行きました。
が、彼らはまだ到着していないようです。

インドの荷物をまとめて、郵便局から日本に送りました。
4Kgもありました。ほとんどはインドで買ったものです。
Gパンも一緒に送りました。

日本料理店「古都」で、あまり美味しくはなかったのですが天丼を食べました。
でも味噌汁は美味しかった。
日本の新聞を置いているので、長居をしてしまいました。

外に出ると、ガーリー達とばったり出会いました。
夕方ホテルで会うことにしました。

日本大使館へ、手紙を受け取りに行きました。（※２）
5通ほど来ていました。

インドの砂漠でけがをした足の傷の治療をしてみました。
ジョードプルでたまたま買った、水をきれいにすると言う
idorinというのをけがをしているところに塗ってみました。
どうやら、水をきれいにするだけあって、傷口のばい菌も
やっつけてくれるようです。

夕方、ガーリーがやってきました。
3人でツーリストオフィスに行ったあと、食事に行きました。
お腹いっぱいだったけど、スパゲティーを食べました。

ついでに食べたアイスクリームがいけなかったのか、
また、お腹をこわしてしまいました。


（9月14日）
バスで30分くらい離れているバクタプールという町に朝から行ってみました。
石畳の広場が2つあり、お寺がある小さな町でした。

午後にカトマンズに戻ってきて、ガーリー達と古都で食事をしました。
靴を脱いで上がるところから説明しました。


（9月15日）
午後2時頃の飛行機でバンコクに向かいます。
これで、長かった、インドネパール＋アフリカの旅は一段落です。

機内では、お酒のサービスがあったので、
ブランデーと、食事の時にワインを飲みました。

少し気分が悪くなり、自分の手を見てみると、皮膚が白くなっています。
トイレに行くも、一向に良くなりません。

夜の7時頃バンコクについて、空港のトイレに駆け込み、吐いてしまいました。
一時は破傷風になったのかと思いましたが、吐いたら気分が良くなったので
たんなる飲み過ぎだったみたいです。

空港からバス59番でカオサン通りに向かいました。
向かいに座ったのが旅行者だったのか、いきなり地図を広げて
私に場所を聞こうとします。

彼はスイスから来ていて、着いたばかりとのこと。
一緒にホテルを探すことにしました。

バスの反対側に座っていた女の子に、地図のカオサン通りを示したら、
「私も同じ所に行く」みたいな身振りをしたので安心しました。

で、彼女が途中で降りたので、我々もついて降りると、全然違うところでした。
慌てて二人でバスに戻りました。

警官らしい制服を着ている人に尋ねても、英語が通じなくて苦労しました。
それでも、ロータリーがあって、リボリューションモニュメントと
インディペンデントモニュメントがあるというのを教えてもらったので気が楽です。

カオサン通りで無事降りて、一番近くにあったCHゲストハウスに
スイス人の彼と一緒に泊まりました。


（第六十二話につづく）


※１　100円ライターの金属部を外し、火力調節するダイヤルを最大にし、
　　　ガスを出すところを上に持ち上げて、ガス缶から充填します。
※２　大使館気付で手紙を送ってもらうと、旅行者はそれを受け取れます。


ネパールのカトマンズでまたまたガーリー達と再会しました。
この旅では何度出会ったことか。
古都で和食を堪能し、タイのバンコクに移動です。
バンコクでは言葉が通じないので苦労します。
スイス人の旅行者とバスで知り合い、一緒に泊まります。

次回、「第六十二話 うまい話にご用心」をお送りします。
乞うご期待。