第十三話 闇の女王とバレンタイン (こはる劇場)
- カテゴリ:自作小説
- 2009/02/11 21:13:54
いつも素敵なわこ様にささげる物語
第十三話 闇の女王とバレンタイン
それは、こはるが、手編みの帽子をどうかぶれば似合うかを研究しているときのことでした。
ピンーポーン。
こはる「はーい。ああ、わこさんじゃなくて闇の女王、いえ、女王様こんにちは」
わこ女王(以下女王)「おやこはる、また随分ぶかぶかの帽子をかぶっているんだな」
こはる「ええ。バレンタインイベントでもらったんですけど、ちょっと大きすぎちゃって」
女王「お前の頭が小さすぎるんじゃないのか。それよりこはる、今度手編みのセーター店を出すことにした」
こはる「ほー、それは素晴らしい考えですね。で、セーターは女王様が編むんですか?」
女王「まさか。みんなから集めるのよ」
こはる「集めるって、どうやってですか」
女王「ほら、お前の帽子と同じだよ。バレンタインのイベントで配ってるだろう」
こはる「ああ、チョコを持ってお友達の家に行って、相手も同じチョコを持ってたら、手編みの品がもらえるというイベントですね」
女王「そうさ、それを利用するんだ」
こはる「ということは、イベントで手編みのセーターを持っている人を探して、取り上げると」
女王「まあ、似たようなものだ」
こはる「でも、誰がセーターを持っているか分からないじゃないですか」
女王「そこよ。だから、あらかじめこっちでチョコを手配して、相手に贈っておく。それから、お前が同じチョコを持ってその家に訪問する。手編みのセーターをニコッとからプレゼントされたところで、わしが乗り込んで、取り上げるという寸法だ」
こはる「なるほど。でも、誰にそんなことを頼むんですか」
女王「決まってるだろう。わしのファンクラブのメンバーに」
こはる「ファンクラブって、まだあったんですか」
女王「ああ、しぃが入ってから、あと、かめも参加した」
こはる「じゃあ、メタボでお困りのさんじうさんと、Leannさんで4人ですね」
女王「いや、この間、ファンクラブの名前を、遊郭ファンクラブと改名したら、100人ほど入会があった」
こはる「ああ、この間遊郭で集まってたのは、ファンクラブの集いだったんですね」
女王「そうとも。このファンクラブの連中を使ってセーターを集めるからな」
こはる「じゃあ、早速始めますか。なんだかわくわくしてきたな」
女王「じゃあ、まずさんじうのところにチョコバスケットを贈ってと。200Pコインもするのか、高いな」
こはる「でも、一つで使い回しができるからいいじゃないですか」
女王「ああ、そうだな。じゃあ、お前の持ってるチョコバスケットをもって、これからさんじうのところにいってこい」
こはる「はーい。どの色のを持って行こうかな~」
女王「おい、そ、そんなにたくさんの種類を持ってるのか」
こはる「す、すみません。見栄張ってしまいました。持ってるのは一つだけでした」
女王「ふん、さっさと行ってこい」
こはる「はい!」
(ピュン)
こはる「ああ、さんじうさんの家だ」
ピンーポーン。
こはる「あれ、誰もいないのかな。入りますよ~。なんだか生活感のある部屋だなー。でもさんじうさんはどこだろう」
ピンーポーン。
女王「おお、こはる、セーターはどこだ」
こはる「それが、さんじうさんがいらっしゃらないんですよ」
女王「なんだって。あいつ、チョコバスケット持ってとんずらしたのか」
こはる「いえ、多分花粉症で、病院に行ってるんじゃないでしょうかね」
女王「しょうがないな、じゃあ、次はLeannのところだ。また、200Pコイン使うのか。もったいないな」
こはる「仕方ないですよ。で、贈りましたか。じゃあ、これからLeannさんのところに行ってきま~す」
(ピュン)
こはる「ああ、Leannさんの家だ」
ピンーポーン。
こはる「あれ、留守かな。入りますよ~。わー、ロボットが愛を配ってる~。でもLeannさんの姿がないな」
ピンーポーン。
女王「おお、こはる、セーターはどこだ」
こはる「それが、Leannさんがいらっしゃらないんですよ」
女王「なんだって。あいつ、チョコバスケット食っちまったんじゃないか」
こはる「いえ、多分仕事が忙しくて、帰ってきてないんじゃないでしょうかね」
女王「しょうがないな、じゃあ、次はしぃのところだ。また、200Pコイン使うのか。もったいないな」
こはる「もう、これで600Pコインですね。で、贈りましたか。じゃあ、これからしぃさんのところに行ってきま~す」
(ピュン)
こはる「さて、しぃさんの家だ」
ピンーポーン。
こはる「あれ、留守かな。失礼します。また、ずいぶんと散らかっている部屋だなー。布団は敷きっぱなしで、ぬいぐるみがその上のだらしなく置いてるし。で、しぃさんはどこに行ったんだろう」
ピンーポーン。
(コメント1に続く)
洗濯するとって以前に
着てるだけでほんっっまに重たくって!
ずしって感じ。
いや〜着てもらえなかったから
アタシが着てたんだけどね〜
で着るたびに
津軽海峡冬景色を歌ってやった!(ー▽ー)はは!
筋肉をつけるのによさげな
筋力アップセーターって感じ!
手編みなんてこりごりだ〜
絵描きさんになっているんですか
まさかPCの電源が落ちて、データーが無くなったりしてないですよね。
tottocoさん
最近、物語を書くときに、リサーチしないで
適当に書くクセがでてしまいました。
本文は修正できたんですけど、コメント1はもう手遅れで...
じゃがぁさん
強盗事件じゃなくて、詐欺事件のつもりでしたが、
どう見ても、強盗になってましたね。てへへ。
かめさん
セーターがあっても、彼の心をつなぎ止められたかは
疑問です。
わこさん
重いセータは、ご遠慮しておきますね。
軽いマフラーで十分かも
ちくちくさん
そのセーター、洗濯すると持てないくらい
重くなりませんでしたか?
ryoさん
チワワは、お部屋アイテムなので、もらえないんですよ。
しくしく。
手編みのセーター、気に入ってもらえたようで、よかった。
七色姫さん
一人一個ですよ。
だかrファンクラブ100人から100枚奪い取ってくる予定だったんですけどね。
ちわわ店の方が楽に開けるかもしれませんね。
あれは手放してもいい人、結構いそうですしw
そうそう、セーターありがとうございました(笑)
Pコイン貧乏なんで
手編みのセーターは
ゲットできない予定ですヾ(≧∀≦)ノブハハッ!!
わこ>
あたしも編んだことある!
重たいセーター!!
思わず吹いた!ε=(>ε<) プッー!
BGMは津軽海峡冬景色って感じ!
バレンタインに手編みのマフラーあげて喜ばれたから
次のバレンタインに手編みのセーターあげたもん
気持ちこめすぎて編み目が詰まって(編み目が詰まるとサイズ調整で毛糸を沢山使うw
そしたら重たいセーターになったんだもん・・・
わこの気持ちと同じだw一途になると重たいからね・・・orz
伸びたセーターと冷えたココロ・・・(と、ひんぬー・・・)
彼をつなぎとめることは・・・(TT)
女王とこはるのバカーーーーー∃ヨヨョョ。+゚(ノД`)゚+。ョョヨヨ∃
チョコケーキ200Pコインだったと思うんだけど・・・
・・・余計なお世話さまでしたぁ(((((((((((っ・ω・)っ ブーン
多分ここしばらく絵を描くのに夢中になってたからだと…
うっかり日付が変わっても絵を描いてたり…
下手なのに何で描くんだろう…描きたいからだ。
あ、これ完全にひとりごとだ…すまんッス。
バレンタイン、チョコいくつもらえるかな…?(フラゲは5個ほど)
ただいま壁紙製作中(自分では使うつもり無し) しぃ
女王「おお、こはる、セーターはどこだ」
こはる「それが、しぃさんがいらっしゃらないんですよ」
女王「なんだって。あいつ、チョコバスケット横流ししたんじゃないか」
こはる「いえ、多分ブログが評判悪くって、悲観してるんじゃないでしょうかね」
女王「しょうがないな、じゃあ、次はかめころだ。また、300Pコイン使うのか。もう、Pコインがなくなるぞ」
こはる「あらら。で、贈りましたか。じゃあ、これからかめさんのところに行ってきま~す」
(ピュン)
こはる「これが、かめハウスか」
ピンーポーン。
かめ「はーい、あらこはるさん、いらっしゃい」
【ハッピーバレンタイン】
こはる「やったー、これで、やっとセーターを手に入れることができた」
かめ「わー、素敵なセーターだわ。早速彼にプレゼントしなきゃ」
こはる「だ、ダメですよ。それは、女王さまが手編みセーター店を開くときに使うんですから」
かめ「そんなこと、知らないね。貰ったものは私のもの!」
ピンーポーン。
女王「おお、こはる、セーターはどこだ」
こはる「はぁ、かめさんが手にしているのがそうなんですけど...」
女王「どれどれ。あ、本当だ。かめ、そのセータをよこしな」
かめ「いやよ。これは、彼をつなぎ止めるために使うんだから」
女王「今更そんなことをしても、無駄な努力だろう。さっさとよこしな」
かめ「やだね。あげないから」
女王「よこせ」
かめ「やだ」
こはる「ああ、二人でセーターを引っ張りあっこしてるよ。あ、セーターがどんどん伸びていく」
女王「こら、かめ。離せ」
かめ「ああ、こんな伸びきったセーターじゃ、彼の心をつなぎ止められないわ」
女王「しくしく。こんなはずじゃ無かったのに」
こはる「仕方ないから、そのセーター、メタボのさんじうさんにあげるか」
第十三回こはる劇場いかがでしたか。
この物語は、フィクションで、登場人物は、ニコッとタウンの住民とは一切関係ございません。
ということで、さんじうさん、Leannさん、しぃさん、かめさん、ご出演ありがとうございました。
わこ「こんど、『マイニチワ』で集めて、チワワのぬいぐるみ店を開こうと思うんだが」
こはる「懲りてないね」