昨日書いた「春からやってみたい新しいこと」の2000文字ブログは、もちろんエープリルフールなのだが、期待した人もいたようなので、一回だけ書いてみます。2000文字ブログ。

テーマは、「春からやってみたい新しいこと」

ずばり、やってみたいことは、2000文字ブログを毎日書くこと、ではなく、
空を飛ぶことです。

昔、私は空を飛んでいました。

パイロット？いえいえ、違います。
スチュワーデス？いえいえ、もちろん違います。
単なる飛行機の乗客？いえいえ、荘ではありません。

飛んでいたのは飛行機ではなく、ハンググライダーでした。

パイプに翼をつけて、ヒモでぶら下がって飛ぶあのハンググライダー。

ニセコの山の上から、ルスツの崖の上から、空に向かって飛び立つ、
あの、ハンググライダーです。

ハンググライダーは、上昇気流に乗ると、雲に近いところまで上がることが出来ます。
上昇気流に乗れないと、まあ、単に滑空して落ちていくだけなんですけど。

手軽に空を飛べるハンググライダーですが、これをするには結構難題が
待ち構えていました。

まず最初に練習するときには、ご近所でと言うわけにはいかないので、
広い斜面のあるニセコまで毎週土日にでかけます。

斜面をぱたぱた走って、少し浮いて、着地して、という練習を１年ほど続けて、
ようやく、ちょっとした崖の上（７００ｍくらい）の所から飛べるようになります。
ライセンスを取って一人で飛べるようになるには、２～3年はかかります。

また、ハンググライダーは２０Kg程の重さがあり、肩に担いで持つのですが、
結構な重労働です。
一度、雪山を、ゲレンデから頂上まで肩に担いで登ったことがありましたが、
あまりにつらくて死にそうでした。

さらに、ハンググライダーは、折りたたんでも４～６ｍ程の長さがあります。
ある程度練習すると、マイグライダーを購入するのですが、
これを家に置いておこうと考えると、置き場所に困ります。
アパートに住んでいたときは、窓から入れて、2部屋使って保管していました。

さらには、家から山まで運ぶときは、車に積むことになりますが、
もちろん車内には入りません。
車の屋根にキャリアーをつけても、前後がゆらゆらしますので、
ボンネットの前に補助のステーを取り付けます。
機体を載せているときはとてもいいのですが、それ以外の時には
とても邪魔になります。

私は高所恐怖症だからそんなの怖くて無理だわとお思いのあなた。
実は私も高所恐怖症です。

でも、ご安心。
あの高く飛んでいるところから操縦不能になって落ちたとしても大丈夫。
身につけているハーネスには、パラシュートが付いており、
いざというときにはパラシュートを開いて降ります。
また、機体の翼の空気抵抗とパラシュートで、とてもゆっくり落ちることができます。

それに、ハンググライダーにつり下げられていると、妙に安心感があります。


さて、私がこの春からやってみたい新しいことは、
このハンググライダーではなく、パラグライダーです。

似ている名前で、何が違うのかと言われそうですが、
これが雲泥の差があるのです。

パラグライダーとは、パラシュートで空を飛ぶのです。
パラシュートと言っても、戦争映画に出てくるような
丸い形のパラシュートではありません。

オリンピックの開会式で見かけた人もいるかも知れませんが、
横に長い長方形のパラシュートです。

で、決定的パラグライダーと違うことは、重さです。
機体の重さが６Kg程度なので、ハーネスヘルメットを入れても
２０Kg程度ですみます。

しかも、肩に担ぐのではなく、リュックでしょいますから、
もう楽勝と言っても過言ではありません。

自宅に置いておくにしても、コンパクトにたためますので、
リュック置くスペースさえ作ればOKです。

車も改造する必要もありません、。

二昔前のパラグライダーは、山の頂上から斜面に平行に落ちていくだけ
でしたが、今のは、上昇気流を捕まえて空を浮かんでいく（ソアリング）が
できます。
一回のフライトで、2～3時間くらい飛び続けることが出来ます。

練習する場所も、ちょっとした坂があれば出来ますので、
モエレ沼公園とか、スキーのジャンプ台とか、
牧場で練習しているようです。

実際に飛んでいるところは、厚田に向かう海岸とか、ルスツやニセコの
ようです。
ニセコでフライトをしたあとは、露天風呂に浸かり疲れを癒します。

人類のあこがれ、空を飛ぶ。
それものんびりゆっくりと空を散歩する。

それが出来るパラグライダーには、やはり憧れます。

パラグライダーは、独学では飛ぶことが出来ませんので
どこかのスクールに入ることになります。

札幌でいいパラグライダースクールをご存じないでしょうか～。

ちなみにフライトシーズンは、北海道の場合は、4月の末から11月くらいまでです。

そんなわけで、もう一度空を飛んでみたいと思っています。
皆さんもご一緒にいかがでしょうか。

200文字ブログ永久に終了。