冒険を夢見るすべての人にささげる世界半周旅行記

第四十六話 たまにはホームシックか


（前回までのあらすじ）
ウガンダから一気にルワンダに戻ってきました。
といっても、ゴリラ見学の日まで何もすることがないので
問題を作ってみました。
この国は結婚するには結納金の他に、税金もかかるそうなので
なかなか結婚できないと若者は嘆いていました。


（7月26日）
夕方まで寝ていました。昼と夜が逆転している生活です。
夜、いつものTown Hotelへ夕食を食べに行きました。昨日は安いレストランでワリニャマを食べたら、お腹を壊してしまったので、少し高くても安心なコースを選びました。
また、そこで少し両替をしました。
他の旅行者は、一生懸命街を歩いているのに、こんな、一日中寝てばかりでいいんだろうか。洗濯をして、薬の整理をして（変な薬じゃないです）、バナナを買って、一日が終わってしまいます。手紙を書かなければならないリストを作りました。ほぼ毎日誰かかれかに、手紙は書いていますが、それでもまだ出していなかった人とかがいました。あと、お土産にゴリラの切手を買わなきゃ。

そろそろ、日本に帰りたくなりました。一日、何もしないでいると、日本の便利な生活が懐かしくなってきます。帰って最初にやりたいことは、部屋のインテリアの変更です。キレンバで見た教会の部屋とか、アレッピーで泊まったホテル、その他、いろんなところで見たレイアウトや家具なんかを参考に、友だちが遊びに来てもいいような配置にしてみたい。ケーキも作りたいし、コーヒーのサイフォンも使ってみたい。机も置いて、本は奥の部屋に。なんて、一日想像しています。


（7月27日）
ゴリラを見るために、山の近くのルヘンゲリに行こうと思いますが、なにせ、夜ずーと起きているので、昼くらいまで起きられないでいます。午後の2時頃のタクシーに乗って、3時半にルヘンゲリに着きました。ここからは山が見えますが、なんだか、どんって山をそこに置いたって感じの配置です。
ここでは、ユースホステルに泊まりました。自転車を借りて街まで出てみました。ツーリスティックというホテルの食事は、コースで800円位で、ちょっと高めですけど、一度食べてみる価値はありそうです。ユースは、西洋人のバックパッカーが沢山いました。食事は、肉付きだと200円くらい、肉なしだと120円くらいです。でも、ポテトとかビーンズとかがいやと言うほどついてきます。
ザイールのビールは、PRIMUSで、ブルンジのビールはAMSTELでしたが、ルワンダのビールは、Mutzigで、瓶が緑色で、ラベルもしゃれています。まあまあおいしいビールです。バナナでつくったお酒は、ここでは、pombeとはいわないでurwagwaと言うそうです。80円位で飲むことができます。ブルンジで飲んだのと較べると、少し濁っているようです。
ゴリラを見られる公園までは、朝の7時にタクシーが出ているそうで、片道40円程度。バイクも借りることができますが、一日1600円もします。でも、原付ではなく100ccなので、ちょっと不安です。



（第四十七話につづく）


ゴリラツアーを待つために、一日何もしないでホテルで過ごしていました。
そうしたら、日本に帰って、部屋のレイアウトをこうしようとか
こんな家具を置きたいとか、そんなことばっかり一日中考えて
過ごしているに、ちょっとだけホームシックになりました。
ゴリラツアーする山の近くに移動しました。


次回、「第四十七話 では問題です」をお送りします。
乞うご期待。