第十四話 闇の女王と月旅行 (こはる劇場)
- カテゴリ:自作小説
- 2009/09/23 18:45:45
いつも素敵なわこ様にささげる物語
第十四話 闇の女王と月旅行
それは、こはるが、部屋でビー玉落としをしていたときのことでした。
ピンーポーン。
こはる「はーい。ああ、わこさんじゃなくて闇の女王、いえ、女王様こんにちは」
わこ女王(以下女王)「おやこはる、おまえ、ビー玉落としで20面クリアーしたってずいぶん威張ってるそうじゃないか」
こはる「ああ、あれは、たまたま運が良かっただけですよ」
女王「そうだろうな。2回目の報告がないから、そんなことはとっくにお見通しだ」
こはる「はい、なかなか2回目は難しいですね。ところで、今日はエプロン姿でどうしたんです」
女王「ああ、黒ガチャを回していたら、不思議な国のアリスの洋服が当たったので着てみた」
こはる「うーん、ちょっと無理があるような…」
女王「何か言ったか?」
こはる「あ、いえ、別に」
女王「実は、せっかくアリスの服を手に入れたので、ニコットコレクションに出てみようかと思っているのだ」
こはる「はあ。あの、杵を持ってファッションショーを競い合うというあれですね。今はちょさんが白無垢ネコ娘で一番を取ってますよ。二番は、ブサキモ隊長のりんきちさんだったかな」
女王「なあに、わしが登場すればあっという間に一位はいただきだ」
こはる「そう簡単にいきますか?みんな素敵なファッションですよ」
女王「大丈夫だ。わしにはファンクラブがついているから。そいつらが一日一票ずつ投票すれば、すぐに一位よ。それより、参加するために、杵を手に入れなければならない。このあいだぴよこっこの家に忍び込んだが、金庫の奥に隠されていて手に入らなかった」
こはる「ぴよこっこさんところは、私も月のうさぎ餅を食べに何度も忍び込みましたけど、罠を仕掛けられて、危うく捕まるところでした」
女王「まったく油断も隙もないヤツだな、ぴよこっこは」
こはる「いや、忍び込む方が…」
女王「まあ、最近は、あの杵で家のドアをたたき壊して回るヤツが出てきているそうで、今では月に置いているそうだ。で、これから取りに行くから一緒に来い」
こはる「えーと、初心者広場から5分毎に出発しているロケットに乗るんですね」
女王「いや、あれは乗車券が高いそうだ」
こはる「片道100コインって聞いたけど」
女王「行きは100コインだが、帰りは弐百万コインだ」
こはる「それで、ぴよこっこさんが弐百万コインがどういのこうのといってたのか~」
女王「それで、あれよりももっといいロケットを見つけたんだ。ほれ」
こはる「ええー。ずいぶん小さいロケットですね。どこで見つけたんですか」
女王「釣りをしていたら、たまたま釣り上げた。どうやら、ちゃんと飛ぶらしい」
こはる「でも、こんなに小さいロケットには乗れませんよ」
女王「それはだいじょうぶだ。不思議な国のアリスのポケットを探っていたら、小瓶が入っていて、小と大があったから、それを飲めばいい」
こはる「じゃあ、宇宙帽をかぶってきますから待ってて下さいね」
(ピュン)
こはる「お待たせ~」
女王「よし、早速出発だ。まずは、この瓶の中の液体を飲んで。ごくごく」
こはる「ごくごく」
女王「おお、小さくなったぞ。じゃあ、宇宙船に入ってと」
こはる「じゃあ、出発ボタンを押しますよ。ポチ」
女王「おおお、すごいすごい。ちゃんと飛んでるぞ。あ、花火広場で、誰かが文字花火を打ち上げている」
こはる「危ない、宇宙船にぶつかりそうだった」
女王「今の花火『板東英二』って文字だったようだったけど」
こはる「多分、Leannさんが打ち上げたんじゃないかな」
女王「あ、地球の周りを誰かが飛んでいる」
tottoco「わ~た~し~よ~」
こはる「ああ、tottocoさんだ。時々宇宙遊泳しているみたい」
女王「放っておいてだいじょうぶなのか」
こはる「気分が舞い上がっているときは、地球に戻れないみたい」
女王「お、そろそろ月に到着だ」
(ビーン)
女王「ふふ、月の上は、ふわふわしてるな~」
こはる「気をつけて下さいよ。勝手にあっちこっち行ったら、帰って来れなくなるかもしれないから」
女王「大丈夫だ。あ、月のうさぎ餅を売っている。一つ買って食べるかな。お、くす玉が転がっている。これも貰っちゃえ」
こはる「杵は見つかりましたか~」
女王「ああ、そうだ、杵きねと。よし、うさ子を騙して取り上げたぞ」
こはる「重たいから気をつけて下さいよ」
女王「た、確かに重い。よろよろ~」
こはる「あああ、乗ってきた宇宙船の上に、杵を落っことしてる~」
女王「あー、宇宙船が壊れた」
こはる「これじゃあ、地球に帰れないよ」
女王「わしはさっきくすねたくす玉に乗って帰るから、こはるは弐百万コイン払ってロケットで帰ってこい」
こはる「ええ、そんな~」
女王「この小瓶の液体を飲んで、ごくごく。さあくす玉に入ったぞ」
こはる「じゃあ、くす玉飛ばしますからね。えい~~~」
ピューン
(コメント1に続く)
要りません(ーー;)
いま、意気消沈してるから、すこしだけ明るい気持ちになったよ。。。ありがとう。
太古の昔から決まってますから。
KINACOさん
そちらのブログで勉強させて貰いますね
ぴよこっこさん
ええー、身体なら、いつでも差し出しますので、ご勘弁を。
払えねぇだとぉ~~~ヾ(`◇´)ノ
その〇〇〇で、払ってもらおうじゃねぇか!(ーー゛)
楽しむ以前に必死だわ、読むのに。
よし!もう一回よむ!
んで、面白かったと言う!
ってかホントに乗るだけで100コインなのか?
。。。知らないうちに散財していたぞ、それならば。。。
ええー、さらに十万コインも上乗せなの~
一生かかっても払いきれない…。
亀吉さん
ただ長いのと、おもしろくて長いのの違いですから~。
tottocoさん
ええー、tottocoさんまで出演料を取るんですか。
こういうのって、友情出演って決まってるじゃないですか。
かめさん
そんなことって、どこのことだろう。
次回はかめさん登場ね。
南の島のヒロさん
これは、ノンフィクションですから。キッパリ!
で、この「*わこ*」さんという人が、杵でドアを壊し回っていたんですよ。
詳しくは、島番号5006のブログ参照のこと。
れいんさん
最近、女王があちこちで悪さをしているようなので
多分、この物語も続くと思われます。
sarryさん
大丈夫ですよ。ちゃんと過去の話のリンクも作っていますし、
ブログカテゴリーの「自作小説」に全作品まとめていますから
ゆっくり読んでいって下さい。
KINACOさん
すまん、老眼鏡を用意して
もう一度見に来てくれ。
読みたいのだが、目がね、シパシパなのだ。。。
せめて、二三行ずつ区切って欲しいなぁ。。。
もっと早くに読みに来ていたらよかった~(。´ε`。 )
まだまだ女王のアドベンチャーは続くのね。ww
そやけど、フィクションとノン・フィクションが混ざってる感じがするなぁ。
あの杵で、ドアが壊れるんかぁ。 やってみようかな?(プッ)
でね・・誤解を解きたいのだけど・・・わたしは自力で宇宙を自由にいったりきたりできるんです(。・ω・。)ノ♡
どぉもわたしと女王様を落っことすか飛ばすかしたいらしいですが・・・無駄です!!!(`・ω・´)!
(。・ω・。)ノ♡<空飛べるしぃ~
(。・ω・。)ノ♡<助けいらないしぃ~
謝った情報を捏造しないでもらいたいものですな(-ω☆)キラリ
「わこという名前にも注意!」φ(..)メモメモ
弐百万コインのために、月でせっせと三文小説書いて、
投稿してるわけねーー;
そうそう、出演料の十万コインも頑張って稼いでね!
女王「ふふふ、くす玉をくすねていて正解だな。あ、そろそろ地球に近づいてきた。おや、まだtottocoさんが宇宙遊泳している。合図でもしてやるかな。この紐を引っ張ってと…」
こはる「ああ、地球のそばで、ありがとうの垂れ幕がたなびいている」
女王・tottoco「た~す~け~て~」
第十四回こはる劇場いかがでしたか。
この物語は、フィクションで、登場人物は、ニコッとタウンの住民とは一切関係ございません。
ということで、ちょさん、りんきちさん、ぴよこっこさん、Leannさん、tottocoさん、ご出演ありがとうございました。
わこ「この杵、人の家のドアを開けるのに便利だな~」
こはる「壊していたのはわこさんだったのか」