Nicotto Town



(再掲)第二話 闇の女王の危機 (こはる劇場)

いつも素敵な和湖様にささげる物語

第二話 闇の女王の危機


 それは、こはるが、自宅の茶室でまったりお茶を飲んでいたときのことでした。
ピンーポーン。
こはる「はーい。ああ、和湖さんじゃなくて闇の女王さま、いえ、女王様こんにちは」
和湖女王(以下女王)「女王様??女王様?? こはる、あなた、確か私に借金があったわね」
こはる「ええ、まだあと14コインほど」
女王「なのに、女王様?綺麗なが抜けてるんじゃなぁい?」
こはる「は、失礼しました。綺麗が抜けてる女王様」
女王「抜けてるは余計よ、き・れ・い・な・女王様」
こはる「き・か・い・な・女王様」
女王「誰が奇怪なよ。きれいな女王様よ。まあいいわ、ところでこはる、きょうはあんたに頼みがあってきたのよ」
こはる「えー、頼みですか?また、日記に記事を書いてくれっていうんですか。かまいませんよ。テーマは『熊の毛皮をかぶった狼和湖』でよければ、それとも『私がゴリラを選んだ理由』にしましょうか」
女王「誰が、日記の記事を頼んだ。そうじゃなくてぇ、頼みというのは~、つまり、その~」
こはる「えー、何なんですか、そんなにじらして」
女王「ちょっと言いにくいんだが、ファンクラブに入って欲しいんだ」
こはる「なーんだ、そんなことですか。お安い御用ですよ。ニコットさんのファンクラブですか、それともショップ店長のですか。できれば、ニコッと編集長さんのファンクラブがいいなー、気さくな人だから。まさかニコ衛門ファンクラブかな」
女王「スタッフさんのファンクラブじゃなくて、だから、つまり、わたしの」
こはる「私のって、和湖さん、じゃなくて、きばつな女王様のファンクラブですか」
女王「じつは、そうなんだ」
こはる「そんな、きみょうな女王様だったら、ファンクラブの会員なんか山のようにいるでしょう」
女王「それが、実は、いま、3人しかいないんだ」
こはる「たった3人?、3人って誰と誰なんですか」
女王「さんじうと、私と、こはる」
こはる「えっ、こはるはまだ入っていないし、自分のファンクラブに本人が入るのは変じゃないですか」
女王「仕方ないのよ、これには深い事情があって」
こはる「深い事情って?」
女王「実は、ファンクラブの会長が、辞めちゃってー」
こはる「会長が辞めちゃうんですか?そんなの考えられない
女王「ちゃんと言うと、辞めたんじゃなくて、ファンクラブのコインを持ち逃げしてドロンしちゃったの」
こはる「いくらぐらい持ち出したんですか。」
女王「1万コインくらい、で、持ち出したコインで、クマの着ぐるみとか、フォークとか、鳩時計とか、いっぱい買っちゃってるみたいなの」
こはる「まったくひどい会長だなー、一体誰なんです、そんな横領するような会長って」
女王「名前はいえないけど、みんなにTONって呼ばれているの」
こはる「その、TONって人に、コインを返してもらえばいいじゃないですか。」
女王「ええ、この前見つけたので、朝まで説得したんだけど、TON曰く『おれは借金なんて踏み倒しだ』の一点張りで、ちっとも返そうとしないの」
こはる「(1万コインを返さないのもいれば、30コインで奴隷のように働かされる…)」
女王「何か言った?」
こはる「いえ、別に、きけんな女王様。それで、ファンクラブに入って何をすればいいんですか?」
女王「会員拡大と、会費の集金。目標は1000人。」
こはる「1000人も!今は、たった3人なのに。それに、会費っていくら徴収するの」
女王「一人月間150コイン」
こはる「150コインって、どこからそんな数字が」
女王「簡単だ。ステキを押して+2コイン、足あとを残して+1コイン、伝言板で+1コイン、ブログコメントで+1 コイン。しめて5コイン。これを毎日30日間続ければ、150コインだ」
こはる「そんな、毎日通わなきゃならないの」
女王「そりゃ、ファンクラブだ。毎日通って当たり前だろう」
こはる「でも、えっと、ニコッとタウンじゃ、たしか、上限があったと思うんですが、きてれつな女王様。足あとは1日100回までで、伝言板も1日100回までだったと 」
女王「そ、そ、そうなのか?それじゃあ、1000人×150コインで月間15万コインもらうのは無理なのか?」
こはる「ええ、できてもせいぜい月間10万コインかと」
女王「それでもいい。(10万コインあればー、好きなものも買えるし、この間銀座でやけ買いしたネックレスの代金も払えるというものだ。それに、ゴリラにたっぷり生姜料理を食べさせられる、しめしめ、ふふふ)」
こはる「どうしました、きぜわしい女王様、顔がにやけてますが」
女王「いや、なんでもない。さあ、さっさと会員1000人集めて来い。女王様のご命令だ!」
(ピュン)




(コメント2に続く)

 

アバター
2008/12/31 09:23
わこさん
もちろん入会時特典の
そっと背中から抱きついて暖めますってのもついているんですよね。
でも、そのときに首を絞められないように気をつけてね>しぃさん
アバター
2008/12/31 08:29
はぃ~おはよっす!
しぃちゃんをファンクラブに認定OK♪

ファンは年末の休みはもちろんなく
正月休みもないからなw
では今日から足跡つけてステプ押して伝言書いてブログコメで絡んできてね~♪

ん?わこからの見返りは期待しちゃダメw
だってわこは自由だから~♪♪♪

ではよろしくね(^_-)-☆
アバター
2008/12/31 07:22
かめさん
はい、皆さん、この物語をきっかけに
わこさんが恐ろしい闇の女王ということを知ります。
おお、恐ろしや~

しぃさん
ファンクラブの会員は毎日ステキを押して、足あとを残して、伝言板書いて、ブログコメントしてというのが
義務になります。
そんなことしてくれるんだったら、こはるファンクラブをつくろうかな~。
アバター
2008/12/31 06:12
ああ、たった今ここに気付いた。流れちゃってたからなー…
ファンクラブファンクラブ…わこさんファンクラブならあったら入るかも…
アバター
2008/12/31 00:17
おもしろかったですぅ^^

若干、全員知ってるような気がして、不思議な物語でしたぁ(*^^*)

『私がゴリラを選んだ理由』。。。期待してまっす(^^)v
アバター
2008/12/30 21:58
(本文からの続き)



こはる「あっ、帰っちゃった。しかし、女王様のファンクラブなんて、誰が入るっていうんだろう。でもしょうがない、質屋にでも行って、会員集めてみようかなー」
(ピュン)
こはる「あ、みんないる。おーすごい。今日は、クマの着ぐるみ来た人たちが、トーテムポール作ってる。ねーみんな、お願いがあるんだけど」
友だちA「あ、こはるくんだ。お願いってなあに」
こはる「実は、きのどくな女王様のファンクラブの会員を募集しているんだけど、会員になってくれないかなー」
友だちA「なんだか、おっかなさそう。会費滞納したら、お仕置き部屋に閉じ込められそうだから、遠慮しとくわ」
こはる「そうだよね。本当におっかないし。変なこと頼んでごめんね」
(ピュン)
女王「変なこととはどういうことだ」
こはる「あ、きかない女王様。いえ、その、会員を勧誘していただけで」
女王「どれだけ集まったんだ」
こはる「まだ、ほんの少ししか」
女王「なんだと。明日までに1000人集めるんだぞ、いいな、わかってるな」
(ピュン)
こはる「困ったなー、そんなこと言ったって、女王様の魅力で集まるとも思えないし。あ、もよもとさんだ。ねえ、もよもとさん」
もよもと「おお、こはるくんどうした」
こはる「お願いがあるんですけど、じつは、女王様のファンクラブの会員拡大を頼まれているんですが、もよもとさんの吹き出しで、宣伝してもらえませんか」
もよもと「お安い御用だよ」
こはる「あ、ありがとうございますー」



(コメント1に続く)
アバター
2008/12/30 21:58
(コメント2から続き)




==翌日==

女王「こ、こ、こはるはいるかー」
こはる「これは、きのない女王さま、どうされました」
女王「こはる、でかしたぞ」
こはる「え、なにがでしょうか」
女王「なにが、じゃないよ。みてみろ、ファンクラブ入会希望者が、長蛇の列を作って並んでいるぞ」
こはる「あ、本当だ。でも、どうしてだろう。昨日は、みんなに断られたのに」
女王「ルン・ルン、久しぶりだな、こんなに燃えるのは」
こはる「あ、もよもとさんが来た。お願いしていた吹き出し宣伝してくれている」
女王「なになに、吹き出し宣伝、それは始めてみるな。で、なんて書いているんだ」

==========
|女王のFC今なら|
|もれなく女王がそ|
|っと背中から抱き|
|ついて暖めます。|
==========

住人A「女王様、はやく私の背中を暖めてー」
住人B「私の背中もお願いしまーす」
住人C「女王様、照れていないで早くお願いします」
女王「こら、こはる、おまえは、ファンクラブ、クビだー」
こはる「たすかったー」



第二回こはる劇場いかがでしたか。

この物語は、フィクションで、登場人物は、ニコッとタウンの住民とは一切関係ございません。

ということで、もよもとさん、特別出演ありがとうございました。
和湖「こら、もよもと、この責任どうとってくれる!」





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