「好きな人には好きな子が」 main小瀧
- カテゴリ:自作小説
- 2018/06/07 15:18:48
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すき・・・そう言いたくても伝えれない
だって、彼には好きな女の子がいるから…。
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好きだと気づいたときは嬉しかった半面切なくもなった。
この時から彼が好きな女の子がいることを知っていたから
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ある日のことで。
「あ…、どないしたん?暗い顔して…」
小瀧
『俺の好きな子さ、好きな人おるっぽいねん…』
あぁ、なんて私は最低なんだろう…
君が失恋したことがうれしいだなんて。
取られなくて済むんだ、なんて思いたくなかった
いつから私はこんな最低なやつになったのかな
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「のぞむの好きな人って誰なん」
「そろそろ教えてや」
小瀧
『むーり、言うわけないやん』
「ええやん、ほら、友達やん?」
小瀧
『…っ、言わんって!』
「あ、ご、ごめっ」
小瀧
『いや、…うん、まだ言えへん』
そっか…まだ友達にもなれてなかったのかなぁ
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「しーげ!どしたん!そんな暗い顔あんたに合わんよ」
重岡
『…俺さ、』
「うん」
重岡
『○○が好きみたいやわ』
「…えっ、」
重岡
『でも、○○は…小瀧が好きなんやろ?』
「…ごめん、しげ、、」
重岡
『やっぱりそっか、ええねん謝って欲しかったわけじゃないねん』
「うん…」
重岡
『好きな女の子にはさ、笑っててほしんや』
重岡
『だから、諦めんな』
「し、げ…ありがとうっ」
重岡
『あ…おーい!小瀧何隠れとんねん(笑)』
「え、?」
小瀧
『なんでばれてん』
重岡
『お前デカいこと忘れんなよ』
重岡
『○○、頑張ってき、俺はいつでも○○の見方や』
「ありがとう、!」
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小瀧
『なぁ』
「ん?」
小瀧
『しげと何話しとったん?』
「んー、なんやろね」
小瀧
『もしかして告白されとったとか…?』
「…」
小瀧
『図星か…、しげと付き合ったんやな』
「え…?」
小瀧
『独り言やって思って聞いてて』
小瀧
『俺さ、○○のこと好きやねん。』
小瀧
『…好きじゃないやつに言われたら気持ち悪いよな』
「…うれしい」
小瀧
『…は、?』
「私しげとは付き合ってない」
「理由は、のぞむが好きやから…」
小瀧
『へっ…?』
小瀧
『…○○、好きです、俺と付き合ってくれませんか?』
「よ、よろしくお願いしますっ!」
重岡
『おめでと』
『「え?」』
重岡
『ぜーんぶ聞かせてもらったで』
小瀧
『っ!おま、』
重岡
『○○のこと幸せにしたれよ』
重岡
『じゃなきゃ、○○を奪い去るからな』
小瀧
『そんなことさせるか』
小瀧
『…しげ、ありがとな』
重岡
『……おう』
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「のぞむ、おはよう」
小瀧
『おはよ、じゃあ行こっか』
あの日から、約4年が経ちました。
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モテ女にしてみたの!(笑)
どっぷり…もう結婚しなって思うよね☺
むっちゃモテてるんやん
4年もたったら どっぷり恋人同士やん。 ✿(。◕‿-。).:*:☆