Nicotto Town


ありふれた心象風景


怪獣が

歌を聴いている。
ラジオで歌を聴いている。

怪獣が街を歩く。
誰も築かず平和な町を
いつか気付かれるだろうと
心だけ
戦争に変えて。

怪獣が店に入る。
どうして店員は
銃を向けてこないのかと思う。
棚に合った
食料品見て
ああ
罠にかかったのかなあと思う。

怪獣は電車に乗る。
このわだちの音は
仲間の声に似てるぞと感じながら
遠く前を見ている。

怪獣は夜を過ごす。

もう絶滅したはずなのに
穏やかな夜だ。

穏やかな夜だ。



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2015/07/27 23:44
hakolenaさん
集団の中で感じる、ふとした異物感を書いてみました。
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2015/07/27 23:43
コノハナ・サクヤさん
子犬は、ガチャで当たりました。
たまにはいいのを出してくれるじゃないか運営s(殴
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2015/07/27 23:41
styleさん
印税うはうはw…いえ、返本の山ですorz
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2015/07/26 11:12
青さんにとっての怪獣が気になります。
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2015/07/23 19:48
詩人な青さんやなぁ~
余韻が半端ないぞぉ~
アバターの子犬2匹が可愛いすぎるっ!!
アバター
2015/07/23 14:12
何かいいですね^^
 絵本にしたら売れそうな気が・・・(・ω<)

こういう話好きですwww



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