Nicotto Town


春巻きのトキどき日記


ストック在庫がたくさんあるのはだいたい嬉しい

今日のお題は「ストック」です。

こうして何回か書いてみて、「『ストック』とはどの『ストック』?」となるように、「お題」はイメージできるものの幅が広いものが良いんだなとわかってきました。

さていろんな「ストック」があるなかで、まず言葉として好きなのは料理の「ストック」です。
いわゆるスープストックというやつですね。
もちろん作ったことは無く、マンガの「クッキングパパ」か何かで知った言葉だと思いますが、色々な料理のベースになる西洋だし汁ということらしいです。
それ自体は料理ではないけれど、そこから無限の可能性が広がるスープだと考えるとなんだかわくわくします。
そういえば、ずばり「スープストックトーキョー」というお店もありますね。
都内を中心にいろんな駅で見かけるお店ですが、入ったことはありません。
近年のアレコレで店舗が減っているそうなので、いつかは入ってみようかな。


続いて思い浮かぶのはお花の「ストック」。
ニコッとタウンのC花でもおなじみですね。
確か花束に入っているのを見たことがありますが、「これがストックだ」という認識はできていませんでした。
今回検索してみて「これだったのかー」という印象。
あまり単独で注目されないけれど、サイドを固める重要ポジションのお花なのでしょうか。
ストック自体がアブラナ科アラセイトウ属の総称ということで、いろいろなバリエーションがあるようなので、今後は花束や花壇をもう少し注意深く眺めてみたいと思います。


最後は杖の「ストック」。
これまたあまり違いを考えたことがありませんでしたが、ストックがドイツ語でステッキが英語ということです。
日本ではスキーに使うものはステッキとは言わずにストックと呼んでいますね。
登山や山歩きで使うのも「ストック」だと思っていたのですが、検索してみた感じだと「トレッキングポール」という呼び方が主流になりつつあるようです。ただ、「ストック」という呼び方もまだ混在している様子。

このあたりは、『医学用語にドイツ語が多いのはかつて医療先進国だったから~』という話と似ていて、アルプス山脈の登頂などでドイツが主な国だったからなのかなと推理してみましたが、実際はどうなのでしょうか。
少なくとも「ピッケル」や「シュラフ」もドイツ語由来だそうです。
近年の登山用品が英語ベースなのは、国際的に販売していく上での都合とかそういうのなのかなと考えました。

それはそれとして、私には登山やスキーの経験が無く、それらをフィクションでしか知らない人間なので、杖の「ストック」で思い浮かぶのはやっぱりドラえもんの道具である「リフトストック」でした。
杖の傾きとボタン操作で、使用者にとってのみ足元を斜面に変えることができる道具ですね。(本人以外には普通の地面)
具体的にどんなところで活用できる道具なのか、なかなか思い浮かばないのですが、ドラ氏いわく「スキー場に行ったときに、リフト代もかからないし、勝手にのぼったりくだったりできるだろ」とのこと…
これ、子どもの頃はなんとも思わなかったのですが、よく考えるとリフト代は払えよとツッコミどころしかありませんね。

あと、ゲレンデは基本的に下るものじゃないかと思うのですが、そんなところを勝手に登ると衝突の危険がありそうな気もします。22世紀では「リフトストック利用者用のゾーン」が設けられているのでしょうか。
リフト代に関しては設備利用費に込みで徴収しちゃうしかないかな。

そもそもスキー場として整備されていない雪山で、一般人がストックを使ってほいほい登ってしまうと危ない感じしかしないので、本来はリフトの必要もないような小規模な丘とか、子ども向けのスキー公園などで使うものなんじゃないか思います。

ただ、原作のイメージ画からすると、ドラは現代の一般スキー場で使うつもりまんまんだった感じがするぞ……
その辺子守りロボットのくせに基準がゆるいというか、時に善悪の弁がパカパカしてしまうのも彼の魅力だとは思います。
本当にダメなことはダメと締めつつも、のび太と一緒に馬鹿やって遊ぶドラが好きですね。

フィクションの「ストック」で、あともう一個思い出すのはサウンドノベルゲーム「かまいたちの夜」で使われるスキーストックなのですが、ろくでもない展開なので適当にぐぐってください。
私は3つ目くらいのエンディングがこれだった気がします。

ということでいろんな「ストック」があるよねーという話でした。




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