旧約聖書のビューティーウーマン。

彼女の名はユディト。

美しく、信心深いユディトは、ベトリアという
小さな街で平和に暮らしいました。


そんなある日、ネブカドネザル王が納める
アッシリアの軍隊がベトリアに侵攻し、
街を包囲してしまいました。
俵料攻めにあったベトリアの住民は、
あっさり降伏しようとしますが、
ユディトが降伏に反対し、人々を鼓舞します。
美しいユディトに言われれば、男子たるもの
降伏するわけにはいきません。
みんなで一致団結し、飢えと渇きに耐えていました。
この状況を憂いたユディトは、
アッシリア軍の将軍であるホロフェルネスに
面会を求めました。
ユディトは、ホロフェルネスに、
ベトリアは神のご加護を失った街だと訴え、
自らアッシリア軍の侵攻を手助けすると提案しました。
ユディトは陣営にいるアッシリア兵全員が驚くほど
美しかったので、ホロフェルネスもすぐに心を奪われました。


ユディトに気を許したホロフェルネスは、
ユディトと祝宴をあげ、彼女を自分のテントに誘うと
他の者を退かせ、寝台に横たわりました。


ユディトは、すっかり酔いが回り、寝込んでしまった
ホロフェルネスを押さえつけ、その首を切り落としました。
将軍を失ったアッシリア軍は動揺し、潰走してしまいました。
その後、ユディトはベトリアで幸せな一生を送りました。

男子はいつも女子に現を抜かして懲らしめられる運命なのかしらん♡