Nicotto Town



職場のナル男の話②

前回の続きです。
ご覧になられていない方は前回からどうぞ。


信号を待っていた私の背後から彼は近づきこういいました。

「今度ごはんでもどうですか?」

ちょっと嫌な気もしたけど、きっとこの人は悩んでいるに
違いない。

話を聞いてあげよう。と思いました。

「いいですよ」と答えました。その週の最後の日に
約束を取り付けて帰ったのです。


当日。私はファミレスで話でも聞いてやるかと
思っていました。

「どこ行きます?」と一応聞いてみました。

「どこがいいでしょうね」

と帰ってきたので、てっきり決めていないのかと思っていたら

「この先にあるレストランなんてどうですか」
というので、何屋さんですか?と聞くと
フランス料理ですとのこと。

ふーん良いですよ。と話しながら向かいました。

するとどうでしょう。

ものすごい高級感のあるガチなフランス料理店でした。

しかも予約してあるんかい。先に言えよ。

入ったらやっぱりフルコースで出てくるやつでした。

これは仕事の愚痴とか言う同僚飲み会でなく
口説きにきているんだと思い

とても気持ち悪くなりました。

それでもまだ、頑張って自分の胸の内を
困り感を話してくれると思っていました。

でも彼の口から出るのは文句ばかり。

どんどん怒りがわいてきました。

他にはアニメの話。
わたしもアニメは好きで見るけど

ロリっぽい女の子がたくさん出てくるような
アニメ、女子高生が出てくるアニメばっかり

の、話をしててめちゃくちゃ引きました。

そのアニメ自体は素晴らしい作品なんだけど
だからと言って、その素晴らしさを話すわけでもない。

あさーーーい事にも引いた。


最後のデザートがかわいかったので

写真をとりました。

すると「その写真ください」
と連絡先を聞いて来ようとしたのです。
きもすぎ・・・。

私は ご自分でどうぞ。と

とりやすいように皿を動かしました。

「、、、だめ?」と
なぜかため口で聞いてきました。きも。

私はきもすぎて、わからないふりをして
「どうぞ??とらないんですか??」

と返しました。

その時点で気づけよと思いましたが

「またこうやってご飯いきましょう」

と言われたので

「今度は二人じゃなくて、ほかの部署の人たちも誘ってほしいです♪」

というと

「??」

となぜか困惑状態。
なぜ、YESと返事が返ってくると思っているのかがなぞ。


ここまでやったら

私が脈なしだとわかっただろう?と思いました。


思っていたのです。。。



次回、最低発言。へ続く




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