Nicotto Town


ぴのぴののなんでも日記


『光る君へ 第9回』2回目終了。風呂行きます


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  うんうん、半分は当たりましたが、もう直秀退場はありかあー。兼家隠し子説が消失・・・。安倍晴明シナリオはほぼ読み通りでした。けど1話分としては展開遅い。

 では「光る君へ 第9回」の即考察です。

  • ・タイトル「遠くの国」は黄泉の国だったとは・・。

  • ・毎熊は、前年の「どうする家康」に続いての牢屋シーン。似合い過ぎでしょ。しかも悲しい最期。

・直秀の放免への叱咤は「武士」への喝?

  • ・2回観ると、最初の方から「からす」の描写が多かったんだねえー。

  • ・ワイロを受け取ったのに履行もしない役人のその後は?

・先週来の「海」が何度も・・。これから父の左遷先は海のあるところだからか?

・花山天皇が口にするものには、すべて毒の気配。

・「おなご、おなご、あてがえ」ばかりのストレートな会話は『不適切にもほどがある』のように、何度も注釈入れなきゃダメっしょ。

・むち打ち → 極刑 に変えたのは誰?なぜ?
木っ端役人の貴族への腹いせというだけ?

・埋葬手掘りはスルー。

・ユースケ・サンタマリアのメイクは、コメディコントの謎のC国人に見える。

・「大学」跡って今も京都にあるのか。当時は誰が学長?

 予告編からは、花山天皇出家作戦のバタバタくらいしか読み取れませんでした。ラストのラストのカットの意味は?
 はやく「段田」後継の大物俳優出ないかなあ。最初のキャスト観て、おおーーっと思うことが、ここ数年の大河ドラマ比、全然無し。出演者数は絶対少ない!
                     かな?
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2024/03/09 21:26
ユーミさん ありがとう!
読み入ってしまいます。
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2024/03/07 21:07
安倍晴明役のユースケ・サンタマリア氏のメイクは、晴明の怪しさ、底の知れなさ、胡散臭さ、というものをひょうげんしているものだと思います。
C国人かどうかは見る人によるんじゃないでしょうか。
嘗てない程胡散臭い晴明は、ユースケ・サンタマリア氏がはまり役に思えます。

次回予告で、バタバタしている様に見えたのは、花山天皇の部屋から三種の神器を持ち出し懐仁親王の元へ運んでいる道隆と道綱のシーンですね。躓いて道隆に叱られていたのが道綱だと思います。
ラストカットはちょっとエロい雰囲気に見えましたが、さて?


平安時代の葬送について追加。
当時、墓を作ることが許されていたのは一部の高貴な者たちのみ。天皇や皇族、大臣あたりでしょうか。
既に仏教が浸透していますので、出来れば火葬したところですが、火葬の為の薪代が高いので庶民は通りなどに遺体を放置し、朽ちるに任せていました。いわゆる風葬です。鴉などが突くのにも任せてましたので、鳥葬とも言いました。
チベットなどの一部地域では現代でも受け継がれている伝統的な葬儀です。

ただ、平安京は人口が多かったので(10万人くらい)、風葬が原因で疫病が流行したり害虫が大発生したり、と衛生面での問題が大きくなり、朝廷が平安京の外で葬送せよ、と命令を出します。
その際に死体の捨て場になったのが、西の化野(あだしの)、北の蓮台野、東の鳥辺野です。仏教の浄土思想の為か、特に鳥辺野に持っていかれる死体が多く、鳥辺野の死体遺棄場は大規模化しました。

道長も鳥辺野で火葬され、非公開非公表ですが鳥辺野のどこかに道長の墓があるそうです。
ちなみに、清水寺にはこの鳥辺野を越えて行きますね。
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2024/03/07 20:52
検非違使の看督長に心付けを渡す行為です。
道長としては、手荒なことはせずに出来れば早めに解き放って自由にしてやって欲しい、手足を折るなどしてくれるな、という想いからだったんですが。
それを看督長がどのように受け取ったか、ですよね。
盗みに入られた貴族のお屋敷の坊ちゃんが、わざわざ心付けを渡して来た、これは軽い刑ではなく重罪にしろ、と暗に言っている、という意味にとったのか、故意にそのように曲解したのか。後者の様な気がします。
連行されてきたまひろを、自分の知り合いだ、と言って連れて行った道長への看督長の不愉快そうな顔が意味深すぎ。

最終的に流罪に決まったのは太政官(対象が庶民なので太政官の下級役人あたり?)の決定だと思いますが、お偉い貴族様がそのようにお望みです、と看督長の上申が場面外であった気がしてなりません。
流罪と決まると、これまた検非違使としては非常に面倒。流罪地まで連れて行かなければなりませんのでね。
面倒なので流罪と称して鳥辺野まで連れ出して殺せ、となっても不思議は無いと思えます。

道長は自分が心付けなど渡してしまったから却って直秀たちが殺されることになった事を悟って「余計なことをした」と自分を責め、罪の意識に駆られたのでしょう。

直秀たちを葬る為にひたすら、無になったかの様に素手で穴を掘り続けたのも、自分の罪から目を逸らしていたいからかもしれません。穴を掘っている間は罪を直視せずにいられますので。
その時間はおそらく12時間以上。
早朝とおぼしき時間に鳥辺野に駆け付け、穴をひたすら掘って直秀に土をかけ終えた時、空は夕焼け色に染まってましたから、それだけの時間がかかった筈。

直秀たちを葬り手を合わせてから、目を背けていた自分の罪と向き合いそれを認めて慟哭する道長。
柄本さん、マジで芸達者ですね。

直秀たちの死は、道長にとってもまひろにとっても大きなターニングポイントになったと思います。
お気楽な三男坊として政争とは無縁でいたかった道長でしたが、その意識は大きく変わらざるをえないでしょうね。

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2024/03/07 20:48
道長自身は、直秀たちが死んだのは自分の浅はかで余計な行為の所為だ、と強すぎるくらいの自責の念を抱いてますので、看督長の事など忘れてしまっていそうです。

まひろの父為時は、花山天皇退位後は辞任してその後は長らく散位になり、道長が右大臣に出世した996年に越前国の受領として赴任します。
今の福井県ですので海が見える国ですが、左遷などとはとんでもない。越前国は大国と呼ばれていた国の中でもトップランクで、受領の実入りも段違い。大国の受領になれれば一財産築けますから、左遷どころか大栄転です。
まぁ、その陰で泣いた人もいるのですが、それはいずれドラマにも出て来る…かな?

花山天皇が口にするものは毒?
あれは多分、単に苦い薬湯だっただけだと思います。
あの時代、天皇にさえ毒見役はいなかったそうなので、毒は盛り放題だったかもしれませんが。
円融天皇の時と違って花山天皇を退位させる手段は毒ではないので、ドラマ的には普通の薬湯でしょう。
毒、毒、と「大奥」に毒されすぎ。

ストレートな会話。
確かに結構露骨で直截的な、隠喩、暗喩を好んだはずの平安貴族としては疑問符が浮かぶ義懐でしたが、遠回しに言いすぎると意味を汲み取れない視聴者もいそうなので、あれくらいで良いのでは、とも思います。
天皇の仕事は第一に皇子を作ることなので、新たな女御を送り込みたい義懐の言としては当然の発言でしょう。
義懐の権力は花山天皇が居てこそなので、長期政権になって貰わないと困る彼の焦りの表れですね。
注釈が無くても非常に分かり易いと思いますが。

散楽一座が殺された理由は、解釈が分かれるところだと思います。
平安時代の刑罰は養老律令の律に定められた、鞭打ち、板打ち、徒(ず・強制労働)、流(流罪)、死(死罪)の五つでした。
また罪を決めるのは、従五位以上の昇殿を許された貴族の場合は太政官です。場合によっては陣定(じんのさだめ)で話し合ったかも。
従五位未満の場合は検非違使庁で決めます。ただし検非違使庁だけで決められるのは徒刑まで。流刑と死刑は太政官への伺い立てが必要。

それで散楽一座の罪ですが、人を殺していない窃盗なので普通は彼ら自身が言っていた様に鞭打ちくらいが妥当。ただし盗みにはいったのが右大臣邸ですので、もう少し重くなって徒刑という可能性は有り。
しかし此処で、道長が余計な事をしてしまいます。
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2024/03/07 20:48
こんにちは^^

タイトルは、予感はあったものの正に遠い国、でしたね。黄泉比良坂(よもつひらさか)を越えて黄泉国とは。
退場が近い事は分かっていましたが、やはり衝撃的ではありました。

昨年に続く牢屋シーン。
演者の毎熊さんは、「どうする~」では大岡弥四郎役でしたね。まぁ、前作よりは出番が増えましたし、いずれは主演もあるかもしれません。
演技はお上手ですし、何よりちょっと野性味のあるイケメン。伊勢新九郎とかやってくれてもいいのよ、と言いたいです。

直秀が叱咤した相手は放免ではなく、東三条殿を警護している武士たちです。おそらく、摂津源氏の一派、摂津国多田荘を本拠とする源満仲の配下の武士団でしょう。満仲自身は、左京一条の自分の屋敷に居ると思うので、あくまでも配下ですが一応下級貴族の筈。満仲自身は大国・上国の受領を歴任する中級貴族。

ドラマ舞台の時代になると、朝廷における高い地位は関白家、左大臣家、右大臣家などの上級貴族(及びその子弟)が独占し、それを望めない中下級貴族は紫式部の父為時の様な学者貴族と満仲の様な軍事貴族に分かれ、いずれも上級貴族に仕えて生計を立てる様になっていました。
軍事貴族である武士たちは上級貴族からは遥か格下に見られており、また反乱鎮圧や都の治安維持の為に殺生をする機会が多かった為、忌み嫌われてもいました。実際、武士が暴動を起こす事も少なからずあった様です。
道長の「粗暴な武士たちが何をするか分からぬ」という科白がありましたが、背景にはこの様な事情があります。ああいう科白が出るということは、庶民の直秀と親しくなれる道長であっても上級貴族の一員なんだなぁ、と思わせますね。

心付けを受け取りながら履行しなかった役人。
あれは検非違使の下級役人の看督長(かどのおさ)です。
検非違使は上から別当、佐(すけ)、大尉(たいじょう)、少尉(しょうじょう)、となっていて、少尉あたりまでは貴族が就任していました。
最下級の放免(ほうめん)は、罪を許された元罪人。乱暴に描写されているのは、元罪人ということもあって実際に粗暴だったらしく、中には罪を許されて放免になりながら裏で罪を重ねていた者も少なからずいたとか。
それで、あの看督長が今後処罰されるかどうかですが、多分放置ではないですかね?
存在自体忘れられそうです。
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2024/03/05 01:41
とても重たい回でした。
直秀はもっと観たかったけど、脚本家の話では
話が進められないので退場させたとのことのようですね。

直秀たちのことを賄賂で流罪にしてくれと道長が
希望したのに手順が面倒だからああしちゃったということらしいですね。
公式では。

庶民については現場で簡単に死刑ができたと今回の話で
勉強できました。
それにしても本当に賄賂をもらった役人のその後が気になります。

次回は、「寛和の変」がメインのストーリーなのでしょうか。
ちやはの死、そして直秀の死での再び悲しみも共有し、まひろと道長の精神的な
繋がりはより強くなったと思いますが、この2人の関係は・・・?




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