201117-自分に向いた勉強法について考える
- カテゴリ:勉強
- 2020/11/17 15:29:44
勉強法について。
ずっと用語等は書いてまとめて覚えるべきと思っていたのですが、
自分には向いていない気がしてきました。
基本的に「書いて覚えろ」と言われる為、
(授業中、ノートをとっていない人が「もう来なくてよい」
と言われる授業が大学の選択科目でありました。)
更にメモを多くとると小・中では褒められる、評価される為、
そうしなくてはいけないと思わされていました。
しかし、
ただ文字を写しているだけで、全く頭に入ってきていないのですよね。
「メモは忘れる為にある」という言葉になるほど、と思うくらいに。
実際、昨年のテストなのですが、
用語をまとめて勉強した前期の機能形態学1よりも、
講義を録音した物を1.5倍速で何回も聞き流して勉強した、
後期の機能形態学2の方が点数が良かったのですよね。
しかも、時間は聞き流しの方がかかっていませんでした。
書くのではなく、耳で聴く方が覚えるのに向いていました。
書くだけ時間の無駄であり、
覚える為には、書く位なら教科書を音読してそれを録音して聞いた方が、
私に向いていそうでした。
しかし、書く習慣が身についてしまっている為、
授業動画を視聴していても「メモをしないと」と
何の役にも立たない、用語の解説を写すだけのメモを書いてしまいます。
更に書く事に夢中になり、音の情報の収集が疎かになりいい事などない。
そんな物を書くよりよほど、
何分に何の用語を話していたかという、目次を書いた方が良いのに…
そちらの方が後で見返した時に「あれこの用語分からないな?」と気が付き
ピンポイントに聞き返せる有用なメモになります。
(忘れていることに気が付くためのメモ)
世間一般で言われていても、自分には合わない物があります。
それを続けるのは時間の無駄ですね・・・
人には人のやり方がある。
他人のやり方を「おかしい」といい、
こうでないといけないと押し付けないようにしたいです。
過程が重要ともいいますが、
一つの過程に固執しすぎて結果が出せないのではやる意味がありません。
ある応答(結果)を出すためのプログラムには、何通り(過程)もあるように、
一つの結果を出す為に必要な過程は一つではないのです。
他人にこうあるべきだと押し付けて、
生産性を落とさないようにしたいです。
これ、将来薬剤師になった時、服薬指導にもつながると思いました。
濃度の計算や化学平衡の計算等、計算問題は、
途中式を細かく書き、
更にC言語の/*コメント*/の用な物を書いて、
自分で解答解説を作るようにまとめるのが自分には合っていました。
似たような問題は数字を入れ替えればよいだけですから、
これを書く事で解き方を体に覚えさせます。
/*コメント*/により何故その計算式になったかを書き残しておく事で、
式の応用が利くようになります。
しかし、
解法や公式を覚えていなくても単位さえあれば、
また単位の変換法さえ覚えておけば、
(1mol=6.02*10^23個の粒子 1mol=[分子量]g等)計算問題は何とかなりますね。
まあ、単位がなければ式が組み立てられないので、
科学的計算はできても、数学的計算はできないのですが…
「求めたい単位が分かっているならその単位が出せるように、
計算式を立てれば良い。
(1mol/LのNaCl水溶液(以下aq)を希釈して、
100mlの0.5mol/L NaClaqを作る時、1mol/LNaClaqは何ml必要か。
100mlの0.5mol/LのNaClaqには、
mol/L*L=mol→0.5mol/L*0.1L=0.05molのNaClが必要。
1mol/LのNaClaqから0.05molのNaClを取るには、
何ml必要か(この時Lは分母にあげたい)
[mol]/[mol/L]=[mol*l]/[mol]=L→0.05mol/1mol/L=0.05L
0.05L=5ml
5mlをホールピペットで取り、
メスシリンダーに入れた後、メスシリンダーを100mlに調節することで、
100mlの0.5mol/L NaClaqが得られる。)」
と親に言ったら、「逆に分からない」と言われましたが…
公式を覚えた方が楽と言われました。
公式を覚えた所で、
その公式をどこで使えばよいかが全く分からないのですよね…
特に高校で学んだ数学I,II,Aは全然理解ができませんでした。
「単位で計算式を立てられる」という事は、
高校2年の時の化学で教わりました。
そのおかげで、苦手だった計算問題が解けるようになりました。